すべてのノードがクラスタに属している間に、1 つのノードだけで次の手順を実行してください。
ネットワークインタフェースを削除するために、どの論理ホストの再構成が必要かを確認します。
これらの論理ホストはすべて、構成を解除した後で再構成する必要があります。scconf -p コマンドを実行して現在の構成の論理ホストの一覧を出力し、後で使用できるようにこの一覧を保存してください。scconf -p コマンドは、すべてのクラスタノードで実行する必要はありません。このコマンドは、アクティブクラスタメンバーである任意のノードで実行できます。
pnmset(1M) コマンドを実行し、現在の PNM 構成を表示します。
必要に応じて、バックアップグループからコントローラを削除します。
削除するコントローラがバックアップグループの一部である場合は、すべての論理ホストからコントローラを削除し、その後 pnmset(1M) コマンドを実行してバックアップグループからコントローラを削除します。
影響を受ける論理ホストのデータサービスがしばらく使用できなくなることをユーザーに知らせます。
データサービスを無効にします。
phys-hahost# hareg -n dataservice |
データサービスの登録を解除します。
phys-hahost# hareg -u dataservice |
クラスタから論理ホストを削除します。
論理ホストの構成を解除して再構成する (手順 7と 手順 8) には、これらの手順で示されているように scconf(1M) コマンドを実行することも、「論理ホストの追加と削除」で説明しているように scinstall(1M) コマンドを実行することもできます。
このコマンドは、アクティブクラスタメンバーである任意のノードで実行できます。このコマンドは、すべてのクラスタノードで実行する必要はありません。
phys-hahost# scconf clustername -L logicalhost -r |
論理ホストを再構成して、新しいインタフェースを含めます。
このコマンドは、アクティブクラスタメンバーである任意のノードで実行できます。このコマンドは、すべてのクラスタノードで実行する必要はありません。
phys-hahost# scconf clustername -L logicalhost -n nodelist -g dglist -i logaddrinfo |
logaddrinfo フィールドには、新しいインタフェース名を指定します。各論理ホストを再構成するには、scconf -p コマンド出力で表示される一覧を参照してください。
削除するコントローラがバックアップグループの一部である場合は、pnmset(1M) コマンドを再実行します。
pnmset(1M) コマンドを再実行し、コントローラを削除してください。
(省略可能) ノードからネットワークアダプタを削除する場合は、影響を受ける各ノードで次の手順を実行します。
クラスタソフトウェアを停止します。
phys-hahost# scadmin stopnode |
ノードを停止し、インタフェースカードを取り外します。
ノードを起動します。
通常行う Solaris システム管理作業 (hostname.if ファイルの削除、/etc/hosts の更新など) を実行して、ネットワークインタフェースを削除します。
クラスタソフトウェアを再起動します。すべてのノードが停止されている場合は、scadmin startcluster コマンドを使用して最初のノードを起動します。クラスタソフトウェアをまだ実行しているノードがある場合は、ほかのノードを再起動します。
phys-hahost# scadmin startnode |
データサービスを登録します。
phys-hahost# hareg -r dataservice |
データサービスを有効にします。
phys-hahost# hareg -y dataservice |
データサービスに対するアクセスを確認します。
データサービスが元どおり使用できるようになったことをユーザーに知らせます。