この章では、Solaris 8 Update リリースで追加された、インストールに関する新機能について説明します。
最新のマニュアルページを参照するには、man コマンドを使用してください。Solaris 8 Update リリースのマニュアルページには、「Solaris 8 Reference Manual Collection」には記載されていない新しい情報も提供されています。
説明 |
リリース |
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インストール |
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カスタム JumpStart インストールの機能拡張 :カスタム JumpStart インストールの実行時に使用する boot コマンドに新しいオプションが追加されました。 boot コマンドで、インストールに使用する構成ファイルの場所が指定できるようになりました。HTTP サーバー、NFS サーバー、ローカルメディア上のファイルへのパスが指定できます。ファイルへのパスがわからない場合は、マシンがブートしてネットワークに接続した後に、インストールプログラムによってパス指定プロンプトが表示されるように設定することもできます。 nowin オプションを指定すると、X ウィンドウを使用しないでカスタム JumpStart インストールを起動できます。カスタム JumpStart インストールを X ウィンドウ上で実行する必要がない場合は、nowin オプションによって時間を節約できます。 新しいオプションの使用方法については、『Solaris 8 のインストール (上級編)』の「カスタム JumpStart インストールの実行」を参照してください。 |
7/01 |
『Solaris 8 のインストール (上級編) 』が更新されました。新しいバージョンの『Solaris 8 のインストール (上級編)』には、Solaris 8 リリースのすべてのインストールマニュアルの内容が統合されています。
更新された『Solaris 8 のインストール (上級編)』には、Solaris インストールテクノロジの新しい機能や既存の機能の拡張に関する記述も追加されています。タスクごとの手順を重点的に記載し、各手順に関して (存在する場合は) 参考資料を示しています。 このマニュアルは、『Solaris 8 のインストール (上級編)』を参照してください。 |
7/01 |
フラッシュ (Flash) インストール機能を利用することにより、1 台のマシン上の Solaris オペレーティング環境のアーカイブを作成し、このアーカイブを多数のマシンに複製できるようになりました。 |
4/01 |
インストール時に、システム識別ユーティリティがデフォルトルーターの決定を自動的に試みるようになりました。 |
4/01 |
システム識別ユーティリティによって、システム識別中に、システムを LDAP クライアントとして構成することができます。Solaris 8 1/01 より前のリリースでは、システムを NIS、NIS+、または DNS クライアントとしてのみ構成可能でした。 |
1/01 |
SolarisTM Web Start 3.0 のインストール方法が更新され、ソフトウェアパッケージを追加または削除することによって、選択した Solaris ソフトウェアグループを変更できるようになりました。 |
1/01 |
アップグレード |
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Solaris 8 INSTALLATION CD に含まれる Solaris Web Start 3.0 のインストール方法を使用してアップグレードする際にパッチアナライザを利用できます。パッチアナライザは、Solaris 8 リリースを Solaris 8 Update リリースにアップグレードする場合にシステムを解析し、削除またはダウングレードされるパッチを調べます。 |
6/00 |
ソフトウェアの管理とアンインストール |
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Solaris Product Registry ツールの新しいバージョンがリリースされました。Solaris Product Registry 3.0 には、次の新しい機能が含まれています。
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1/01 |
アーリーアクセス |
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このリリースでは、アーリーアクセス (EA) ディレクトリにアーリーアクセスソフトウェアが含まれています。詳細は、Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれる各アーリーアクセスソフトウェアの README を参照してください。 |
6/00 |