第 3 章
Delegated Administrator のコマンドラインユーティリティ
iPlanet Delegated Administrator for Messaging and Collaboration のコマンドラインユーティリティは、iPlanet Messaging Server のドメイン管理者、ユーザ、およびグループを管理するために使用します。
表 3-1 に、各コマンドの一覧を示します。
実行モード
コマンドラインの実行には、以下の 3 つのモードがあります。
インタラクティブ
-
imadmin オブジェクトタスク
-
残りのオプションや属性については、管理者に照会されます。
ファイルに指定されたオプションを用いて実行する
-
imadmin オブジェクトタスク -i 入力ファイル
-
「入力ファイル」を解析し、実行します。
即時あるいはシェル実行
-
imadmin オブジェクトタスク [オプション]
コマンドファイルの形式
「-i」オプションを使用して、ファイル内にオプションを定義することができます。
ファイル内では、空白スペースを使ってオプション名とオプション値を区切ります。オプション値は、空白スペース以外の文字から始まり、EOL (行末) 文字まで続きます。オプションのセットは、空白行で区切ります。
一般的な構文 :
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<オプション名><空白スペース>[オプション値、該当時のみ]
<オプション名><空白スペース>[オプション値、該当時のみ]
...
<オプション名><空白スペース>[オプション値、該当時のみ]
<[空白行]>
<オプション名><空白スペース>[オプション値、該当時のみ]
<オプション名><空白スペース>[オプション値、該当時のみ]
...
<オプション名><空白スペース>[オプション値、該当時のみ]
|
|
コマンドラインの値は、それぞれのオプションセットのデフォルト値になります。それらのオプションは、各オプションセットごとに指定することができます。その値によって、コマンドラインに指定されたデフォルトが上書きされます。
以下に、imadmin user add コマンドの -i オプションによって指定されるファイルの形式と構文の例を示します。
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l newuser1
F new
L user1
W secret
l newuser2
F new
L user2
W secret
l newuser3
F new
L user3
W secret
<などのように続く...>
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コマンドの説明
ここでは、Delegated Administrator のコマンドの説明、構文、および例について解説します。
注
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imadmin コマンドが実行される時点で -X、-p、および -n オプションが指定されていない場合、これらの値は cli-userprefs.properties 設定ファイルからとられます。
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imadmin admin add
imadmin admin add コマンドは、特定のドメインのユーザにドメイン管理者権限を与えるためのものです。
構文
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imadmin admin add -D ログイン -l ログイン -n ドメイン -w パスワード
[-d ドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト]
[-s] [-v]
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オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
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説明
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-D ログイン
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トップレベル管理者のユーザ ID
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-l ログイン
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管理権限を与えるユーザのユーザ ID。そのユーザはディレクトリ内に存在していなければならない
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-n ドメイン
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トップレベル管理者のドメイン
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-w パスワード
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トップレベル管理者のパスワード
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以下のオプションは必須ではありません。
オプション
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説明
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-d ドメイン
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管理者権限を与えるドメイン。指定されない場合には、-n オプションで指定したドメインが使用される
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-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
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-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
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-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
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-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
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-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
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-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
以下に、ユーザ ID が admin1 であるユーザにドメイン管理者権限を与える例を示します。
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imadmin admin add -D chris -n siroe.com -w bolton -l admin1
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以下に、acme2.com ドメインに対し、ユーザ ID が admin2 であるユーザにドメイン管理者権限を与える例を示します。
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imadmin add admin -D chris -w bolton -l admin2 -n acme2.com
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imadmin admin remove
imadmin admin remove コマンドは、ユーザのドメイン管理者権限を削除するためのものです。一度に複数のユーザのドメイン管理者権限を削除する場合には、-i オプションを使用します。
構文
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imadmin admin remove -D ログイン -l ユーザ id -n ドメイン -w パスワード
[-d ドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト]
[-s] [-v]
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オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
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説明
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-D ログイン
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トップレベル管理者のユーザ ID
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-l ユーザ id
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管理者権限を取り消すユーザのユーザ ID
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-n ドメイン
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トップレベル管理者のドメイン
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-w パスワード
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トップレベル管理者のパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
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説明
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-d ドメイン
|
管理者権限を取り消すドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
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-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
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-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
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-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
以下に、ユーザ ID が admin5 である管理者のドメイン管理者権限を削除するコマンドの例を示します。
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imadmin admin remove -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-l admin5 -d test.com
|
|
imadmin admin search
imadmin admin search コマンドは、ドメイン管理者権限を有するユーザを検索し、表示するためのものです。
構文
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imadmin admin search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード
[-d ドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト]
[-s] [-v]
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|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
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説明
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-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
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-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
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説明
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-d ドメイン
|
指定のドメインでドメイン管理者権限を有するユーザを検索する。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ドメイン test.com のすべてのドメイン管理者を検索するには :
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imadmin admin search -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-d test.com
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imadmin domain create
imadmin domain create コマンドは、Messaging Server システム内にドメインを作成するためのものです。一度に複数のドメインを作成する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin domain create -D ログイン -d ドメイン -H メールホスト -n ドメイ
ン
-w パスワード [-A [+|-]属性名:値] [-c] [-h] [-i 入力ファイル]
[-o 組織名] [-p ida ポート] [-t ドメインコンテナ] [-X ida ホスト]
[-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
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説明
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-D ログイン
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トップレベル管理者のユーザ ID
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-d ドメイン
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作成するドメインの名前
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-H メールホスト
|
このドメインが応答するメールホスト (例 : mailhost.siroe.com)
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-n ドメイン
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トップレベル管理者のドメイン
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-w パスワード
|
トップレベル管理者のパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
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説明
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-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-c
|
ドメインツリー内で作成しなければならないユーザとグループを指定する
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-o 組織名
|
組織名を指定する
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-t ドメインコンテナ
|
ドメインのドメインコンテナ DN。ドメインのユーザおよびグループが保存されているツリーへのポインタ。このオプションが指定されない場合には、iDA servlet 属性で指定された osisuffix 内にドメインコンテナが作成される
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-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
新規ドメインを作成するには :
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imadmin domain create -D chris -d test.com ¥
-H mailhost.siroe.com -n siroe.com -w bolton
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imadmin domain delete
imadmin domain delete コマンドは、Messaging Server システムからホストドメインを削除し、inetdomainstatus を「削除済み」に設定するためのものです。一度に複数のドメインを作成する場合には、-i オプションを使用します。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、ドメインエントリのステータス属性を「アクティブ」に変更することができます。
構文
|
imadmin domain delete -D ログイン -d ドメイン -n ドメイン -w パスワード
[-h]
[-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
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説明
|
-D ログイン
|
トップレベル管理者のユーザ ID
|
-d ドメイン
|
削除するドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-n ドメイン
|
トップレベル管理者のドメイン
|
-w パスワード
|
トップレベル管理者のパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のドメインを削除するには :
|
imadmin domain delete -D chris -d test.com -n siroe.com ¥
-w bolton
|
|
imadmin domain modify
imadmin domain modify コマンドは、ドメインのディレクトリエントリを変更するためのものです。一度に複数のドメインを変更する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin domain modify -D ログイン -d ドメイン -n ドメイン -w パスワード
[-A [+|-]属性名:値] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida
ホスト]
[-s] [-v]
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|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
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-D ログイン
|
トップレベル管理者のユーザ ID
|
-d ドメイン
|
変更するドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
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-n ドメイン
|
トップレベル管理者のドメイン
|
-w パスワード
|
トップレベル管理者のパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
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-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のドメインを変更するには :
|
imadmin domain modify -D chris -w bolton -n siroe.com ¥
-d domain1.com -A mailhosts:test.sun.com
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imadmin domain purge
imadmin domain purge コマンドは、削除済みのドメインをすべて Messaging Server システムから永久に削除します。
定期的なメンテナンス操作の一部として imadmin domain purge コマンドを使用し、指定の猶予期間を超えた削除済みドメインをすべて削除します。
必要に応じてこのコマンドを手作業で呼び出し、パージを実行することもできます。
このコマンドを呼び出すと、以下の順序で処理が行われます。
ディレクトリが検索され、Messaging Server のドメイン リストが作成されます。そのエントリには、指定の猶予期間を過ぎている削除済みのドメインが含まれています(インストール時に、猶予期間のデフォルト値が 10 日間に設定されています)。
inetdomainstatus 属性値が削除されると、各ドメインのディレクトリエントリ全体が削除されます。maildomainstatus 属性が削除されると、各ドメインのメール関連の属性が削除されます。
各ドメインのすべてのメールリスト、ファミリグループ、組織、およびユーザと、そのアドレス帳が削除されます。サブドメインはパージされません。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、ドメインエントリのステータス属性を「アクティブ」に変更することができます。
複数のメッセージストア
imadmin domain purge ユーティリティを複数のメッセージストア全体で使用するためには、resources.properties ファイルを変更する必要があります。各メッセージストアとそれに関連する Administration Server ごとに、resource.properties という iPlanet Delegated Administrator ファイルに MsgSvr$N-name、MsgSvr$N-adminurl、および MsgSvr$N-cgipath を追加します。このファイルは iDA_INSTALL_DIRECTORY/nda/classes/netscape/nda/servlet/ ディレクトリで検索します。
これらの設定パラメータの説明については、『iPlanet Delegated Administrator for Messaging and Collaboration インストールおよび管理者ガイド』を参照してください。
iPlanet Delegated Administrator ホストから Administration Server ホストへの接続を許可するためには、必要に応じて Administration Server の接続の制限をすべて変更します。これらの変更は、Administration Server Console の「構成」タブで行います。
構文
|
imadmin domain purge -D ログイン -n ドメイン -w パスワード [-d ドメイン]
[-g 猶予] [-h] [-i 入力ファイル] [-P] [-p ida ポート] [-r] [-X ida ホ
スト]
[-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
トップレベル管理者のユーザ ID
|
-n ドメイン
|
トップレベル管理者のドメイン
|
-w パスワード
|
トップレベル管理者のパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ドメイン
|
パージするドメイン。-d が指定されていない場合は、「削除済み」としてマークされたすべてのドメインがパージされる
|
-g 猶予
|
ドメインをパージするまでの猶予期間 (日数)。「猶予」で指定した日数に満たないドメインは、削除のマークが付いていてもパージされない。「0」は直ちにパージすることを表す。デフォルト値は、サーバの設定ファイルから読み取られる。インストール時のデフォルト値は 10 日間に設定されている
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-r
|
ドメインエントリのノードにルートがあるサブツリー全体を削除する
|
-P
|
プレビューのみパージは実行しない
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のドメインをパージするには :
|
imadmin domain purge -D chris -d test.com -n siroe.com ¥
-w bolton
|
|
imadmin domain search
imadmin domain search コマンドは、ドメインに関連するディレクトリの全プロパティを取得するためのものです。複数のドメインに関連するディレクトリの全プロパティを取得する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin domain search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード
[-d ドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト]
[-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ドメイン
|
このドメインを検索する-d が指定されていない場合は、すべてのドメインが表示される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
imadmin family create
imadmin family create コマンドは、Messaging Server システムにファミリグループを作成するためのものです。一度に複数のファミリグループを追加する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin family create -D ログイン -m ファミリ名 -n ドメイン -u ユーザ id
-w パスワード [-A [+|-]属性名:値] [-d ファミリドメイン] [-h]
[-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前。ファミリ名は、空白文字を含まない 1 つの単語でなければならない
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-u ユーザ id
|
請求情報の宛先となる人物のユーザ ID
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
新規に smith というファミリグループを作成するには :
|
imadmin family create -D chris -n siroe.com -w secret ¥
-m smith -u john
|
|
imadmin family delete
imadmin family delete コマンドは、Messaging Server システムからファミリグループを削除し、mnggrpstatus を「削除済み」に設定するためのものです。一度に複数のグループを削除する場合には、-i オプションを使用します。
ファミリグループが削除されると、ファミリグループのメンバーも削除されます。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、ファミリグループエントリのステータス属性を「active」に変更することができます。
構文
|
imadmin family delete -D ログイン -m ファミリ名 -n ドメイン -w パスワー
ド
[-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida
ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前。ファミリ名は、空白文字を含まない 1 つの単語でなければならない
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
ディレクトリサーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のファミリグループを削除するには :
|
imadmin family delete -D chris -n siroe.com -w bolton -w smith
|
|
imadmin family modify
imadmin family modify コマンドは、ファミリグループのディレクトリエントリの属性を変更するためのものです。一度に複数のファミリグループを変更する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin family modify -D ログイン -m ファミリ名 -n ドメイン -w パスワー
ド
[-A [+|-]属性名:値] [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル]
[-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
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ファミリグループの名前。ファミリ名は、空白文字を含まない 1 つの単語でなければならない
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-n ドメイン
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-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
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-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のファミリグループを変更するには :
|
imadmin family modify -D chris -m smith -n siroe.com ¥
-w bolton -A description:"new family"
|
|
imadmin family purge
imadmin family purge コマンドは、削除済みのファミリグループをすべて Messaging Server システムから永久に削除します。
定期的なメンテナンス操作の一部として imadmin family purge コマンドを使用し、指定の猶予期間を超えた削除済みのファミリグループをすべて削除します。
必要に応じてこのコマンドを手作業で呼び出し、パージを実行することもできます。
このコマンドを呼び出すと、以下の順序で処理が行われます。
ディレクトリが検索され、Messaging Server のファミリグループリストが作成されます。そのエントリには、削除のマークが付けられており、指定の猶予期間を過ぎているファミリグループが含まれています(インストール時に、猶予期間のデフォルト値が 10 日間に設定されています)。
各ファミリグループのディレクトリエントリ全体が削除されます。
ファミリグループがパージされると、そのファミリグループ内のすべてのユーザもパージされます。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、ファミリグループエントリのステータス属性を「active」に変更することができます。
複数のメッセージストア
imadmin family purge ユーティリティを複数のメッセージストアで使用するためには、resources.properties ファイルを変更する必要があります。各メッセージストアとそれに関連する Administration Server ごとに、resource.properties という iPlanet Delegated Administrator ファイルに MsgSvr$N-name、MsgSvr$N-adminurl、および MsgSvr$N-cgipath を追加します。このファイルは iDA_INSTALL_DIRECTORY/nda/classes/netscape/nda/servlet/ ディレクトリで検索します。
これらの設定パラメータの説明については、『iPlanet Delegated Administrator for Messaging and Collaboration インストールおよび管理者ガイド』を参照してください。
iPlanet Delegated Administrator ホストから Administration Server ホストへの接続を許可するためには、必要に応じて Administration Server の接続の制限をすべて変更します。これらの変更は、Administration Server Console の「構成」タブで行います。
構文
|
imadmin family purge -D ログイン -n ドメイン -w パスワード [-d ファミ
リドメイン]
[-g 猶予] [-h] [-i 入力ファイル] [-m ファミリ名] [-P] [-p ida ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
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説明
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-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
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-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
パージするファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-g 猶予
|
ファミリグループをパージするまでの猶予期間 (日数)。「猶予」で指定した日数に満たないファミリグループは、削除のマークが付いていてもパージされない。「0」は直ちにパージすることを表す。デフォルト値は、サーバの設定ファイルから読み取られる。インストール時のデフォルト値は 10 日間に設定されている
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前。ファミリ名は、空白文字を含まない 1 つの単語でなければならない。-m が指定されていない場合は、-d で指定されたドメイン内で「削除済み」としてマークされたすべてのファミリグループがパージされる
|
-P
|
プレビューのみ。処理は行わない
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のファミリグループをパージするには :
|
imadmin family purge -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-d domain.com -m familyname
|
|
imadmin family search
imadmin family search コマンドは、ファミリグループに関連するディレクトリの全プロパティを取得するためのものです。複数のファミリグループに関連するディレクトリの全プロパティを取得する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin family search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード
[-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-m ファミリ名] [-p ida
ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前-m が指定されていない場合は、-d で指定されたドメイン内のすべてのファミリグループが表示される
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ドメイン domain1.com 内のファミリグループを検索するには :
|
imadmin family search -D chris -w bolton -d domain1.com ¥
-n siroe.com
|
|
imadmin family-admin add
imadmin family-admin add コマンドは、ユーザにファミリ管理者権限を与えるためのものです。
構文
|
imadmin family-admin add -D ログイン -l ログイン -m ファミリ名 -n ドメ
イン
-w パスワード [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida
ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-l ログイン
|
-m オプションで指定されたファミリグループ管理者のグループに追加するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ユーザ ID が parent1 であるユーザにファミリグループ Smith のファミリ管理者権限を与えるには :
|
imadmin family-admin add -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-d test1.com -l parent1 -m Smith
|
|
imadmin family-admin remove
imadmin family-admin remove コマンドは、ユーザからファミリ管理者権限を取り消すためのものです。
構文
|
imadmin family-admin remove -D ログイン -l ログイン -m ファミリ名 -n
ドメイン
-w パスワード [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida
ポート] [-X ida ホスト]
[-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-l ログイン
|
ファミリ管理者のユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ユーザ ID が parent1 であるユーザからファミリグループ Smith のファミリ管理者権限を削除するには :
|
imadmin family-admin remove -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-d test1.com -l parent1 -m Smith
|
|
imadmin family-admin search
imadmin family-admin search コマンドは、特定のファミリグループのファミリ管理者権限を有するユーザを検索し、表示するためのものです。
構文
|
imadmin family-admin search -D ログイン -m ファミリ名 -n ドメイン
-w パスワード [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida
ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
|
imadmin family-admin search -D chris -w bolton -n siroe.com ¥
-m MyFamily
|
|
imadmin family-member create
imadmin family-member create コマンドは、特定のファミリグループにユーザを追加するためのものです。
構文
|
imadmin family-member create -D ログイン -F 名 -H メールホスト
-L 姓 -l ログイン -m ファミリ名 -n ドメイン -w パスワード -W パスワード
[-A [+|-]属性名:値] [-d ファミリドメイン] [-h] [-I イニシャル]
[-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-F 名
|
ファミリメンバーの名 (ファーストネーム)
|
-H メールホスト
|
ファミリメンバーのメールホスト
|
-L 姓
|
ファミリメンバーの姓 (ラストネーム)
|
-l ログイン
|
ファミリメンバーのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
-W パスワード
|
ユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-I イニシャル
|
ファミリメンバーのミドルイニシャル
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ユーザ ID が peter であるファミリメンバーを、ファミリグループ Athens4 に作成するには :
|
imadmin family-member create -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-d test.com -H mailhost.siroe.com -l peter -m Athens4 -F Peter ¥
-L Beck -W secret
|
|
imadmin family-member delete
imadmin family-member delete コマンドは、ファミリグループメンバーに削除済みのマークを付けるためのものです。ディレクトリからエントリをパージするには、imadmin user purge コマンドを使用します。
構文
|
imadmin family-member delete -D ログイン -l ログイン -m ファミリ名 -n
ドメイン
-w パスワード [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida
ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-l ログイン
|
ファミリメンバーのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ファミリグループ Athens4 で、ユーザ ID が bill であるファミリメンバーに削除済みのマークを付けるには :
|
imadmin family-member delete -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-l bill -m Athens4
|
|
imadmin family-member remove
imadmin family-member remove コマンドは、指定ユーザのメンバーシップを削除するためのものです。
構文
|
imadmin family-admin remove -D ログイン -l ログイン -m ファミリ名 -n
ドメイン
-w パスワード [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida
ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-l ログイン
|
ファミリメンバーのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ファミリメンバーを削除するには :
|
imadmin family-member remove -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-d test.com -l john -m Family1
|
|
imadmin family-member search
imadmin family-member search コマンドは、ファミリグループのメンバーを検索するためのものです。
構文
|
imadmin family-member search -D ログイン -m ファミリ名 -n ドメイン
-w パスワード [-d ファミリドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-l ファミ
リメンバー]
[-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-m ファミリ名
|
ファミリグループの名前
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ファミリドメイン
|
ファミリグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-l ファミリメンバー
|
検索するファミリメンバーのユーザ ID を指定する。-l が指定されていない場合は、-m オプションで指定されたファミリグループのすべてのメンバーが表示される
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
sesta.com ドメイン内の straycats1 ファミリの arabella ファミリメンバーを検索するには :
|
imadmin family-member search -D serviceadmin -w serviceadmin ¥
-n siroe.com -m straycats1 -d sesta.com -l arabella
|
|
imadmin group create
imadmin group create コマンドは、Messaging Server システムにグループを追加するためのものです。一度に複数のグループを作成する場合には、-i オプションを使用します。
電子メール配布リストは、グループの一種です。メッセージがグループアドレスに送信されると、Messaging Server によってそのグループ内のメンバー全員にメッセージが送信されます。
構文
|
imadmin group create -e グループ電子メール -D ログイン -G グループ名 -n
ドメイン
-w パスワード [-A [+|-]属性名:値] [-d グループドメイン] [-h]
[-H メールホスト] [-i 入力ファイル] [-M ユーザ] [-m ユーザ] [-o 所有
者] [-p ida ポート]
[-r モデレータ] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-e グループ電子メール
|
グループの電子メールアドレス
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-G グループ名
|
グループの名前 (例 : mktg-list)
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d グループドメイン
|
完全なドメイン名 (例 : bravo.com)デフォルトは、ローカルのドメイン。-d が指定されない場合には、-n で指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-H メールホスト
|
このグループが応答するメールホスト (例 : mailhost.bavo.com)。デフォルトは、ローカルのメールホスト
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-m ユーザ
|
このグループに追加された外部メンバーのユーザ ID。複数のメンバーが存在する場合には、複数の -M オプションを使用する
|
-m ユーザ
|
このグループに追加された内部メンバーのユーザ ID。複数のメンバーが存在する場合には、複数の -m オプションを使用する
|
-o 所有者
|
グループ所有者の電子メールアドレス。所有者は、配布リストの責任者。所有者は、配布リストメンバーを追加したり削除することができる
|
-r モデレータ
|
モデレータの電子メールアドレス
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ドメイン domain1.com に testgroup というグループを作成するには :
|
imadmin group create -D chris -e testgroup@siroe.com ¥
-n siroe.com -w bolton -G testgroup -d domain1.com ¥
-m lorca@siroe.com -M achiko@sesta.com
|
|
imadmin group delete
imadmin group delete コマンドは、Messaging Server システムからグループを削除するためのものです。一度に複数のグループを削除する場合には、-i オプションを使用します。
imadmin group delete コマンドを呼び出すと、グループの inetmailgroupstatus 属性が「削除済み」に設定されます。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、グループエントリのステータス属性を「active」に変更することができます。
構文
|
imadmin group delete -D ログイン -G グループ名 -n ドメイン -w パスワー
ド
[-d グループドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida
ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-G グループ名
|
削除するグループの名前。例 : mktg-list
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d グループドメイン
|
グループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n オプションで指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
グループ testgroup@domain1.com を削除するには :
|
imadmin group delete -D chris -G testgroup@domain1.com ¥
-n siroe.com -w bolton
|
|
imadmin group modify
imadmin group modify コマンドは、Messaging Server システム内に既に存在するグループの属性を変更するためのものです。一度に複数のグループを変更する場合には、-i オプションを使用します。
メーリングリストは、グループの一種です。メッセージがグループアドレスに送信されると、Messaging Server によってそのグループ内のメンバー全員にメッセージが送信されます。
構文
|
imadmin group modify -D ログイン -G グループ名 -n ドメイン -w パスワー
ド
[-A [+|-]属性名:値] [-d グループドメイン] [-h] [-i 入力ファイル]
[-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-G グループ名
|
変更するグループの名前。例 : mktg-list。グループの名前を変更することはできない
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d グループドメイン
|
グループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n オプションで指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
グループ testgroup@domain1.com を変更するには :
|
imadmin group modify -D chris -d siroe.com -G testgroup ¥
-n siroe.com -w bolton
|
|
imadmin group purge
imadmin group purge コマンドは、削除済みのグループをすべて Messaging Server システムから永久に削除するためのものです。
定期的なメンテナンス操作の一部として imadmin group purge コマンドを使用し、指定の猶予期間を超えた削除済みのグループをすべて永久に削除します。
必要に応じてこのコマンドを手作業で呼び出し、パージを実行することもできます。
このコマンドを呼び出すと、以下の順序で処理が行われます。
ディレクトリが検索され、Messaging Server のグループリストが作成されます。そのエントリには、削除のマークが付けられており、指定の猶予期間を過ぎているグループが含まれています(インストール時に、猶予期間のデフォルト値が 10 日間に設定されています)。
-S オプションが指定されると、各グループのディレクトリエントリ全体が削除されるか、またはメール関連のすべての属性が削除されます。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、グループエントリのステータス属性を「アクティブ」に変更することができます。
構文
|
imadmin group search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード [-d グループ
ドメイン]
[-G グループ名] [-g 猶予] [-h] [-i 入力ファイル] [-P] [-p ida ポート]
[-S] [-s] [-v] [-X ida ホスト]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d グループドメイン
|
パージするグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n のドメインが使用される
|
-G グループ名
|
パージするグループの名前。例 : mktg-list。グループの名前を変更することはできない
|
-g 猶予
|
グループをパージするまでの猶予期間 (日数)。「猶予」で指定した日数に満たないグループは、削除のマークが付いていてもパージされない。「0」は直ちにパージすることを表す。デフォルト値は、サーバの設定ファイルから読み取られる。インストール時のデフォルト値は 10 日間に設定されている
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-P
|
プレビューのみ
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-S
|
メール属性の削除のみ
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のグループをパージするには :
|
imadmin group purge -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-G groupname
|
|
imadmin group search
imadmin group search コマンドは、グループに関連するディレクトリの全プロパティを取得するためのものです。複数のグループに関連するディレクトリの全プロパティを取得するには、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin group search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード [-d グループ
ドメイン]
[-G グループドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida
ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d グループドメイン
|
検索するグループのドメイン。-d が指定されない場合には、-n のドメインが使用される
|
-G グループ名
|
検索するグループの名前。例 : mktg-list。-G が指定されていない場合は、-d で指定されたドメイン内のすべてのグループが表示されます。
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
新しいグループを検索するには :
|
imadmin group search -D chris -n siroe.com -w password ¥
-G=newgroup
|
|
imadmin user create
imadmin user create コマンドは、Messaging Server システムにユーザを作成するためのものです。一度に複数のユーザを作成する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin user create -D ログイン -F 名 -L 姓 -l ユーザ id
-n ドメイン -W パスワード -w パスワード [-A [+|-]属性名:値]
[-d ユーザドメイン] [-H ホスト名] [-h] [-I イニシャル] [-i 入力ファイ
ル]
[-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-F 名
|
ユーザの名 (ファーストネーム)
|
-L 姓
|
ユーザの姓 (ラストネーム)
|
-l ユーザ id
|
ユーザのログイン名
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-W パスワード
|
ユーザのパスワード
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d ユーザドメイン
|
ユーザのドメイン。-d が指定されない場合には、-n の値が使用される
|
-H メールホスト
|
このユーザが応答するメールホスト (例 : mailhost.bavo.com)。デフォルトは、ローカルのメールホスト
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-I イニシャル
|
ユーザのミドルイニシャル
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ユーザを作成するには :
|
imadmin user create -D chris -n siroe.com -w bolton -F Rachel ¥
-L Smith -l rsmith -W secret
|
|
imadmin user delete
imadmin user delete コマンドは、Messaging Server システムからユーザを削除し、inetuserstatus を「削除済み」に設定するためのものです。一度に複数のユーザを変更する場合には、-i オプションを使用します。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、ユーザエントリのステータス属性を「active」に変更することができます。
構文
|
imadmin user delete -D ログイン -l ユーザ名 -n ドメイン -w パスワード
[-d ユーザドメイン] [-h] [-i 入力ファイル] [-p ida ポート] [-X ida ホ
スト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-l ユーザ名
|
ユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ユーザドメイン
|
ユーザのドメイン。-d が指定されない場合には、-n のドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ユーザを削除するには :
|
imadmin user delete -D chris -l user1 -n siroe.com -w bolton
|
|
imadmin user modify
imadmin user modify コマンドは、Messaging Server システム内に既存するユーザの属性を変更するためのものです。一度に複数のユーザを変更する場合には、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin user modify -D ログイン -l ユーザ id -n ドメイン -w パスワード
[-A [+|-]属性名:値] [-d ユーザドメイン] [-h] [-i 入力ファイル]
[-p ida ポート] [-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-l ユーザ id
|
パージするユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-A [+ | -]属性名:値
|
変更する属性。属性名は、LDAP スキーマに定義されており、ディレクトリ内に存在するその属性の現在値をすべて置き換える。複数の属性を一度に変更する場合、あるいは同一の属性に複数の値を指定する場合には、このオプションを繰り返すことができる
属性名の前にある“+”は、現在の属性リストに値を追加することを表す。“-”は、値を削除することを表す。“-”を使用する場合で、コマンドラインでコマンドを指定する場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 2 つ入力する。入力ファイル内にオプションが提供されている場合は、“-”の前に円記号 (¥) を 1 つ入力する
|
-d ユーザドメイン
|
ユーザのドメイン。-d が指定されない場合には、-n オプションで指定したドメインが使用される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ユーザ user1@domain1.com を変更するには :
|
imadmin user modify -D chris -l sydney -d siroe.com ¥
-n siroe.com -w bolton
|
|
imadmin user purge
imadmin user purge コマンドは、ユーザを Messaging Server システムから永久に削除するためのものです。一度に複数のユーザを永久に削除する場合には、-i オプションを使用します。
定期的なメンテナンス操作の一部として imadmin user purge コマンドを使用し、指定の猶予期間を超えた削除済みのユーザをすべて永久に削除します。
必要に応じてこのコマンドを手作業で呼び出し、パージを実行することもできます。
このコマンドを呼び出すと、以下の順序で処理が行われます。
ディレクトリが検索され、Messaging Server のユーザリストが作成されます。そのエントリには、削除のマークが付けられており、指定の猶予期間を過ぎているユーザが含まれています(インストール時に、猶予期間のデフォルト値が 10 日間に設定されています)。
各ユーザの個人用アドレス帳はディレクトリから削除されます。
各ユーザのメールボックスはメッセージストアから削除されます。
inetuserstatus 属性値が削除されると、各ユーザのディレクトリエントリ全体が削除されます。mailuserstatus 属性が削除されると、各ユーザのメール関連の属性が削除されます。
削除解除用のユーティリティはありません。ただし、パージまでの猶予期間が切れる前で、パージがエントリに対して実行されるように設定されている場合であれば、管理者が任意に ldapmodify コマンドを使って、ユーザエントリのステータス属性を「アクティブ」に変更することができます。
パススルー認証
設定とユーザグループ用に別々のディレクトリが存在する場合、imadmin user purge を実行するためには、構成ディレクトリのパススルー認証がユーザグループディレクトリをポイントするように設定する必要があります。
これは、ユーザグループディレクトリで Common Gateway Interface (CGI) を実行してユーザメールボックスを削除する前に、Administration Server で実行されるサービス管理者の認証を渡します。
構成ディレクトリの slapd.conf ファイルに次の行を (一行で) 追加します。
|
plugin preoperation on "Pass Through Authentication"
"SERVER_ROOT/lib/passthru-plugin.so"
passthruauth_init"ldap://ugldap.varrius.com/SEARCH_BASE"
|
|
SEARCH_BASE は o=varrius.com または o=internet にすることができます。これはユーザグループディレクトリ内の OSI 接尾辞です。この検索ベースが構成ディレクトリにも存在するのであれば、範囲が狭いほうの検索ベースは、構成ディレクトリに存在しないという条件にする必要があります。たとえば、dc=varrius、dc=com、o=internet です。構成ディレクトリに接尾辞 (または検索ベース) も存在すると、その接尾辞は機能しません。
パススルー認証プラグインの使用方法については、以下のサイトを参照してください。http://docs.iplanet.com/docs/manuals/directory/41/technote/passthru.htm。iPlanet Directory Server 5.x を使用している場合は、http://docs.iplanet.com/docs/manuals/directory/51/html/ag/pasthru.htm を参照してください。
複数のメッセージストア
imadmin user purge ユーティリティを複数のメッセージストア全体で使用するためには、resources.properties ファイルを変更する必要があります。各メッセージストアとそれに関連する Administration Server ごとに、resource.properties という iPlanet Delegated Administrator ファイルに MsgSvr$N-name、MsgSvr$N-adminurl、および MsgSvr$N-cgipath を追加します。このファイルは iDA_INSTALL_DIRECTORY/nda/classes/netscape/nda/servlet/ ディレクトリで検索します。
これらの設定パラメータの説明については、『iPlanet Delegated Administrator for Messaging and Collaboration インストールおよび管理ガイド』にある UNIX インストール手順の「インストール画面 4 - purge コマンドの有効化」を参照してください。
iPlanet Delegated Administrator ホストから Administration Server ホストへの接続を許可するためには、必要に応じて Administration Server の接続の制限をすべて変更します。これらの変更は、Administration Server Console の「構成」タブで行います。
構文
|
imadmin user search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード [-d ユーザド
メイン]
[-g 猶予] [-h] [-i 入力ファイル] [-l ユーザ id] [-P] [-p ida ポート]
[-X ida ホスト]
[-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-d ユーザドメイン
|
パージするユーザのドメイン。-d が指定されない場合には、-n のドメインが使用される
|
-g 猶予
|
ユーザをパージするまでの猶予期間 (日数)。「猶予」で指定した日数に満たないユーザは、削除のマークが付いていてもパージされない。「0」は直ちにパージすることを表す。デフォルト値は、サーバの設定ファイルから読み取られる。インストール時のデフォルト値は 10 日間に設定されている
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-l ユーザ id
|
パージするユーザのユーザ id。-l が指定されていない場合は、-d で指定されたドメイン内で「削除済み」としてマークされたすべてのユーザがパージされる
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
既存のユーザをパージするには :
|
imadmin user purge -D chris -w bolton -n siroe.com -l scott
|
|
imadmin user search
imadmin user search コマンドは、ユーザに関連するディレクトリの全プロパティを取得するためのものです。複数のユーザに関連するディレクトリの全プロパティを取得するには、-i オプションを使用します。
構文
|
imadmin user search -D ログイン -n ドメイン -w パスワード [-d ユーザド
メイン]
[-F 名] [-h] [-i 入力ファイル] [-L 姓] [-l ユーザ id] [-p ida ポート]
[-X ida ホスト] [-s] [-v]
|
|
オプション
以下のオプションは必須です。
オプション
|
説明
|
-D ログイン
|
このコマンドの実行権限を有するユーザのユーザ ID
|
-n ドメイン
|
-D オプションで指定したユーザのドメイン
|
-w パスワード
|
-D オプションで指定したユーザのパスワード
|
以下のオプションは必須ではありません。
オプション
|
説明
|
-F 名
|
ユーザの名 (ファーストネーム)
|
-L 姓
|
ユーザの姓 (ラストネーム)
|
-l ユーザ id
|
ユーザのユーザ id。-l オプションが指定されていない場合は、-n で指定されたドメインのすべてのユーザが返される
|
-h
|
コマンドを使用するための構文を印刷する
|
-i 入力ファイル
|
コマンドラインではなく、ファイルからコマンド情報を読み取る
|
-p ida ポート
|
iDA サーバがリッスンしている別の TCP ポートを指定する場合に、このオプションを使用する。指定されない場合には、デフォルトの ida ポートが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、80 が使用される
|
-X ida ホスト
|
企業サーバが動作している別のホストを指定する。-X オプションを指定しても、そのサーバが応答しない場合には、このコマンドの実行は失敗に終わる。デフォルトのサーバへの接続は試行されない。指定されない場合には、デフォルトの ida ホストが使用される。インストール時にデフォルトが設定されていない場合には、ローカルホストが使用される
|
-s
|
iDA サーバに接続するために SSL (Secure Socket Layer) を使用する
|
-v
|
デバッグ出力を可能にする
|
例
ログインが testuser であるユーザを検索するには :
|
imadmin user search -D chris -n siroe.com -w bolton ¥
-l testuser
|
|