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Sun ONE Portal Server, Secure Remote Access 6.2 管理者ガイド

付録 C
設定属性

この付録では、Sun ONE Identity Server 管理コンソールの「サービス設定」タブを使用して設定可能な SunTM ONE Portal Server, Secure Remote Access の属性を説明します。


アクセスリストサービス

表 C-1 は、アクセスリストサービスの属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-1 アクセスリストサービスの属性

属性

デフォルト値

説明

URL 拒否リスト

エンドユーザーがゲートウェイを通じてアクセスできない URL のリスト

URL 許可リスト

*

エンドユーザーがゲートウェイを通じてアクセスできる URL のリスト

SSO を無効にするホスト

リスト内のホストに対して、シングルサインオンを無効に する

各セッションの SSO を有効

セッションでのシングルサインオンを有効にする

許可される認証レベル

*

認証を信頼する程度を指定する。すべての認証レベルを許 可するときは、アスタリスク (*) を入力する。認証レベル については、『Sun ONE Identity Server 管理ガイド』を参 照


ゲートウェイサービス

ゲートウェイサービスをクリックすると、右のパネルに新規プロファイルを作成するためのボタンと、すでに作成されているゲートウェイプロファイルのリストが表示されます。

「新規」をクリックすると、隣のパネルに、新規ゲートウェイプロファイルの名前を入力するように表示されます。デフォルトテンプレートを使用するか、以前作成したゲートウェイプロファイルをテンプレートとして使用するかを選択するオプションがあります。

表示されているゲートウェイプロファイル名をクリックすると、次のタブが表示されます。

コア

表 C-2 は、ゲートウェイサービスのコア属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-2 ゲートウェイサービスのコア属性 

属性

デフォルト値

説明

HTTPS 接続を有効

選択

HTTPS 接続を有効にする

HTTPS ポート

443

HTTPS ポートを指定する

HTTP 接続を有効

未選択

HTTP 接続を有効にする

HTTP ポート

80

HTTP ポートを指定する

リライタプロキシを有効

未選択

ゲートウェイとイントラネットの間の HTTP トラ フィックをセキュリティ保護できる。このリライタプ ロキシとゲートウェイでは、同じゲートウェイプロ ファイルが使用される

リライタプロキシのリスト

リライタプロキシをリストする

Netlet を有効

選択

TCP/IP アプリケーション (Telnet や SMTP など)、 HTTP アプリケーション、同じポートを使用するすべ てのアプリケーションをセキュリティ保護できる

Netlet プロキシを有効

未選択

クライアントからの安全なトンネルを、ゲートウェイ を経由してイントラネット内の Netlet プロキシまで拡 張することで、ゲートウェイとイントラネット間のセ キュリティを補強する。Portal Server でアプリケー ションを使用しない場合は、無効にする

Netlet プロキシホスト

Netlet プロキシホストを「ホスト ホスト名: ポート」 の形式でリストする

Cookie 管理を有効

未選択

ユーザーがアクセスを許可されたすべての Web サイ トに対して、ユーザーセッションを追跡したり管理し たりできる (Portal Server ユーザーセッションを追跡 するのに、Portal Server で使用される cookie にはこ の設定が適用されない)

HTTP 基本認証を有効

未選択

ユーザー名とパスワードを保存する。ユーザーは BASIC で保護された Web サイトに再びアクセスする ときに証明情報を再入力する必要はない

持続的 HTTP 接続を有効

選択

ゲートウェイでHTTPの持続的接続を有効にし、Web ページの (イメージやスタイルシートなどの) すべて のオブジェクトにソケットが開かれないように設定す ることができる

持続接続ごとの最大要求数

10

持続的接続 1 つあたりの要求数を指定する

持続ソケットが閉じた後の タイムアウト

50

ソケットを閉じるまでに必要な時間を指定する

回復時間に必要な正常なタ イムアウト

20

ブラウザが要求を送信してからゲートウェイに到達す るまでの猶予時間と、ゲートウェイが応答を送信して からブラウザが実際に受信するまでの時間を指定する

Cookie を転送する URL

ゲートウェイを通 じてアクセスでき る Portal Server の URL のリスト

サーブレットおよび CGI で、Portal Server の cookie を受信し、API を使用してユーザーを特定することが できる

最大接続キュー

50

ゲートウェイが受け付ける最大同時接続数を指定する

ゲートウェイタイムアウト (ミリ秒)

120000

ゲートウェイがブラウザとの接続をタイムアウトする までの時間を、ミリ秒単位で指定する

スレッドプール最大サイズ

200

ゲートウェイスレッドプールで事前に作成できる最大 スレッド数を指定する

キャッシュされたソケット のタイムアウト

200000

ゲートウェイが Portal Server との接続をタイムアウト するまでの時間を、ミリ秒単位で指定する

Portal Server のリスト

ゲートウェイを通 じてアクセスでき る Portal Server の URL のリスト

Portal Server は http://Portal Server 名:ポート番号 の形式で指定する。ゲートウェイは要求を処理するた めに、リスト内の各 Portal Server に順次アクセスを試 みる

サーバーの再試行間隔

2

Portal Server、リライタプロキシ、Netlet プロキシが クラッシュやパフォーマンス低下で利用できなくなっ たために、起動しようとする要求を行う間隔を指定す る

外部サーバーの Cookie を 格納

未選択

ゲートウェイで、サードパーティ製アプリケーショ ン、またはゲートウェイ経由でアクセスするサーバー からの cookie を格納、管理できる

URL からセッションを取得

未選択

cookie をサポートするかどうかに関係なく、セッショ ン情報を URL の一部としてコード化する。ゲート ウェイでは、クライアントのブラウザから送信される セッション cookie の代わりに、URL に含まれるこの セッション情報を使用して検証を行う

安全な Cookie としてマー クする

未選択

安全な Cookie としてマークする。「Cookie 管理を有 効」オプションが有効である必要がある

プロキシ

表 C-3 は、ゲートウェイサービスのプロキシ属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-3 ゲートウェイサービスのプロキシ属性 

属性

デフォルト値

説明

プロキシを使用する

未選択

Web プロキシの使用を有効にする

Web プロキシを使用する URL

「プロキシを使用する」オプションを無効に している場合でも、ゲートウェイが「ドメイ ンとサブドメインのプロキシ」リストの Web プロキシだけを使用して接続するのに必要な URL をリストする

Web プロキシを使用しない URL

ゲートウェイが直接接続できる URL をリス トする

ドメインとサブドメインのプ ロキシ

Portal Server のドメイン (例 : sesta.com)

特定のドメインの特定のサブドメインへのア クセスに使用するプロキシを指定する

プロキシパスワードのリスト

プロキシサーバーが一部またはすべてのサイ トへのアクセスに認証を要求する場合、指定 されたプロキシサーバーでゲートウェイが認 証されるために必要な、ユーザー名とパス ワードを指定する

PAC サポートを有効

未選択

「ドメインとサブドメインのプロキシ」 フィールドで指定した情報を無視する

PAC ファイルの場所

PAC サポートで使用されるファイルの場所を 指定する

Web プロキシ経由のトンネル Netlet

未選択

ゲートウェイからイントラネット内の Web プロキシまでクライアントからの安全なトン ネルを拡張する

セキュリティ

表 C-4 は、ゲートウェイサービスのセキュリティ属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-4 ゲートウェイサービスのセキュリティ属性 

属性

デフォルト値

説明

非認証 URL

/portal/desktop/images

/amserver/login_images

/portal/desktop/css

/amserver/jss

/amconsole/console/css

/portal/searchadmin/console/js

/amconsole/console/js

/amserver/css

イメージを含むディレクトリのように、 認証を必要としない URL を指定する

証明書が有効なゲート ウェイホスト

証明書が有効なゲートウェイホストをリ ストする

40 ビットブラウザを許可

選択

40 ビットの (弱い) SSL (Secure Sockets Layer) 接続を許可する。このオプション を選択していない場合、128 ビット接続だ けがサポートされる

SSL バージョン 2.0 を有効

選択

SSL バージョン 2.0 を有効にする

SSL 2.0 を無効化すると、古い SSL 2.0 だ けをサポートするブラウザが Secure Remote Access に対して認証できなくなる

SSL 暗号化選択を有効

未選択

SSL の暗号化方式を選択できるようにす る。パッケージ内のすべての暗号化方式 をサポートするか、必要な暗号化方式を 個別に選択するかを選択することができ る。ゲートウェイインスタンスごとに、 個別に SSL 暗号化方式を選択できる

SSL2 暗号化

利用可能な SSL2 暗号化方式がす べて選択されている

選択した SSL バージョン 2 の暗号化方式 をリストする

SSL3 暗号化

利用可能な SSL3 暗号化方式がす べて選択されている

選択した SSL バージョン 3 の暗号化方式 をリストする

TLS 暗号化

利用可能な TLS 暗号化方式がす べて選択されている

TLS 暗号化方式をリストする

SSL バージョン 3.0 を有効

選択

SSL バージョン 3.0 を有効にする

SSL 3.0 を無効化すると、SSL 3.0 だけをサ ポートするブラウザが Secure Remote Access に対して認証できなくなる。これ により、セキュリティのレベルが格段に 向上する

Null 暗号化を無効

未選択

Null 暗号化を無効にする

信頼されている SSL ドメ インのリスト

信頼されている SSL ドメインをリストす る

リライタ

「リライタ」タブは、さらに 2 つに分かれています。

基本

表 C-5 は、ゲートウェイサービスのリライタ基本属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-5 ゲートウェイサービスのリライタ属性 - 基本 

属性

デフォルト値

説明

すべての URI のリライト を有効

未選択

「ドメインとサブドメインのプロキシ」リスト のエントリをチェックせずに、すべての URL がリライトされる

URI とルールセットの マッピング

*://*.<Portal Server のドメ イン >*/portal/*|default_gatewa y_ruleset

*/portal/NetFileOpenFileSe rvlet*|null_ruleset

*|generic_ruleset

REPLACE_WITH_IPLANET _MAIL_SERVER_NAME|ip lanet_mail_ruleset

REPLACE_WITH_EXCHA NGE_SERVER_NAME|exc hange_2000sp3_owa_ruleset

*://*.<Portal Server のドメ イン >*/amconsole/*|default_ga teway_ruleset

REPLACE_WITH_INOTES_ SERVER_NAME|inotes_rul eset

http*://*/portal/NetFileCo ntroller*|null_ruleset

「URI とルールセットのマッピング」リストを 使用して、ドメインとルールセットを関連づけ る。ルールセットは、Identity Server 管理コン ソールの「Portal Server 設定」の下に作成され る

パーサーと MIME のマッ ピング

JAVASCRIPT=application/x -java

XML=text/xml

HTML=text/html;text/htm; text/x-component;text/wml ;text/vnd.wap.wml

CSS=text/css

新規 MIME タイプを HTML、JAVASCRIPT、 CSS、または XML に関連づける。複数のエン トリは、セミコロンまたはカンマで区切る

デフォルトのドメイン/ サブドメイン

Portal Server をインストー ルしたドメイン

ホスト名をデフォルトのドメインおよびサブド メインに解決する

拡張

表 C-6 は、ゲートウェイサービスのリライタ拡張属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-6 ゲートウェイサービスのリライタ属性 - 拡張 

属性

デフォルト値

説明

リライトしない URI の リスト

リライトしない URI をリストする。注 : このリ ストに #* を追加することで、href ルールが ルールセットの一部である場合でも URI をリ ライトできる

MIME 推測を有効

未選択

MIME が送信されないときの MIME 推測機能 を有効にする。「パーサーと URI のマッピン グ」リストボックスにデータを追加する必要が ある

パーサーと URI のマッ ピング

HTML=*.html;*.htm;*.htc;*.cgi;

XML=*.xml

CSS=*.css

JAVASCRIPT=*.js

パーサーと URI をマッピングする。複数の URI はセミコロンで区切る

例 : HTML=*.html; *.htm;*Servlet

この例の設定では、HTML リライタは拡張子 が html、htm、Servlet のすべてのページのコ ンテンツをリライトする

難読化を有効

リライタはページのイントラネット URL が判 読されないように URI をリライトする

難読化のためのシード 文字列

SECRET_KEY

URI の難読化に使用するシード文字列を指定す る。これは、難読化アルゴリズムによって生成 されるランダムな文字列

あいまいにしない URI のリスト

難読化しないインターネット URI を指定する。 アプリケーション (アプレットなど) がイン ターネット URI を要求するときに使用する

たとえば、次のように追加する

*/Applet/Param*

この場合、リストボックスに追加した URL は、 コンテンツの URI http://abc.com/Applet/Param1.html が ルールセット内のルールと一致する場合に難読 化されない

ゲートウェイプロトコ ルを元の URI プロトコ ルと同じにする

HTML コンテンツ内で参照されるリソースへ のアクセスに、リライタは同じプロトコルを使 用できる

これは、スタティックな URI だけに適用され、 JavaScript によって生成されるダイナミック URI には適用されない

ロギング

表 C-7 は、ゲートウェイサービスのロギング属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-7 ゲートウェイサービスのロギング属性 

属性

デフォルト値

説明

ロギングを有効

未選択

ロギングを有効化する

セッション単位のロギングを有効

未選択

クライアントアドレス、要求タイプ、宛先ホ ストなどの最低限のログ情報を取り込めるよ うにする

セッション単位の詳細なロギング を有効

未選択

クライアント、要求タイプ、宛先ホスト、要 求のタイプ、クライアント要求 URL、クライ アントポート、データサイズ、セッション ID、応答結果コード、完全応答サイズなどの 詳細情報を取り込めるようにする

注 : 「セッション単位のロギングを有効」を 有効にする必要がある

Netlet ロギングを有効

未選択

ロギングを有効にする場合に指定する。その 場合、開始時刻、ソース、アドレス、ソース ポート、サーバーアドレス、サーバーポート、 停止時刻、状態 (起動または停止) が取り込ま れる


NetFile サービス

「NetFile サービス」をクリックすると、右のパネルに次のタブが表示されます。

ホスト

「ホスト」タブは、さらに 2 つに分かれています。

設定

表 C-8 は、NetFile サービスのホスト設定属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-8 NetFile サービスのホスト属性 - 設定

属性

デフォルト値

説明

OS 文字セット

Unicode (UTF-8)

ホストとの対話にデフォルトエンコーディング として使用する文字セットを指定する

ホスト検出順序

WIN,NETWARE,FTP,NFS

ホストの検出順序を指定する

共通ホスト

すべてのリモート NetFile ユーザーが NetFile を 通じて使用できるホストを指定する

デフォルトドメイン

Portal Server のドメイン

NetFile が許可されたホストへのアクセスに使 用するデフォルトドメインを指定する

デフォルトの Windows ド メイン/ワークグループ

ユーザーが Windows ホストにアクセスすると きに使用する、デフォルトの Windows ドメイ ンまたはワークグループを指定する

デフォルトの WINS/DNS サーバー

Windows ホストへのアクセスで NetFile が使用 する WINS/DNS サーバーを指定する

アクセス

表 C-9 は、NetFile サービスのホストアクセス属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-9 NetFile サービスのホスト属性 - アクセス

属性

デフォルト値

説明

Windows ホストへのアクセスを 許可

選択

Windows ホストにアクセスできるようにする

FTP ホストへのアクセスを許可

選択

FTP ホストにアクセスできるようにする

NFS ホストへのアクセスを許可

選択

NFS ホストにアクセスできるようにする

Netware ホストへのアクセスを 許可

選択

Netware ホストにアクセスできるようにする

許可されるホスト

*

NetFile を通じてユーザーがアクセスできるホス トを指定する

拒否されるホスト

NetFile を通じてユーザーがアクセスできないホ ストを指定する

権限

ユーザーが NetFile の使用を開始した後にこのオプションを無効にすると、ユーザーがログアウトし再びログインした後に変更内容が有効になります。

表 C-10 は、NetFile サービスの権限属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-10 NetFile サービスの権限属性

属性

デフォルト値

説明

ファイル名の変更を許可

選択

ユーザーがファイル名を変更できるようにする

ファイル/フォルダの削除を許可

選択

ユーザーがファイルおよびフォルダを削除できる ようにする

ファイルアップロードを許可

選択

ユーザーがファイルをアップロードできるように する

ファイル/フォルダのダウンロード を許可

選択

ユーザーがファイルおよびフォルダをダウンロー ドできるようにする

ファイル検索を許可

選択

ユーザーが検索できるようにする

ファイルのメール送信を許可

選択

ファイルをメール送信できるようにする

ファイルの圧縮を許可

選択

ファイルを圧縮できるようにする

ユーザー ID の変更を許可

選択

ユーザーが別の ID を使用できるようにする

Windows ドメインの変更を許可

選択

ユーザーが Windows ドメインを変更できるよう にする

表示

表 C-11 は、NetFile サービスの表示属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-11 NetFile サービスの表示属性

属性

デフォルト値

説明

ウィンドウのサイズ (ピクセル単位)

700|400

ユーザーのデスクトップの NetFile ウィンドウ のサイズを、ピクセル単位で指定する。無効な 値を入力した場合、NetFile はデフォルトの値 を使用する

ウィンドウの位置

100|50

NetFile ウィンドウがユーザーのデスクトップ に表示される位置を指定する。無効な値を入力 した場合、NetFile はデフォルトの値を使用す る

操作

「操作」タブは、さらに次のように分かれています。

トラフィック

表 C-12 は、NetFile サービスの操作トラフィック属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-12 NetFile サービスの操作属性 - トラフィック

属性

デフォルト値

説明

一時ディレクトリの場所

/tmp

NetFile のファイル操作で使用する一時ディレクトリ指 定する

Web サーバーが実行時に使用する ID (nobody または noaccess) に、指定されたディレクトリに対するアクセ ス権 rwx が割り当てられていることを確認すること。 また、要求される一時ディレクトリへの完全パスに対 するアクセス権 rx が ID に割り当てられていることを 確認すること

NetFile の一時ディレクトリを個別に作成する場合があ る。Portal Server のすべてのモジュールに共通な一時 ディレクトリを指定すると、ディスクの容量がすぐに 足りなくなる。NetFile は一時ディレクトリの容量がな くなると機能しない

ファイルのアップロード制限 (M バイト)

5

アップロードできるファイルの最大サイズを指定する。 無効な値を入力すると、NetFile は値をデフォルト値に リセットする。整数値で指定する必要がある

ユーザーごとに異なるファイルアップロードサイズ制 限を指定できる

検索

表 C-13 は、NetFile サービスの操作検索属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-13 NetFile サービスの操作属性 - 検索

属性

デフォルト値

説明

検索ディレクトリ制限

100

1 回の検索操作で検索できるディレクト リの最大数を指定する

圧縮

表 C-14 は、NetFile サービスの操作圧縮属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-14 NetFile サービスの操作属性 - 圧縮

属性

デフォルト値

説明

デフォルトの圧縮タイプ

Zip

圧縮のタイプとして Zip または Gzip を指定する

デフォルトの圧縮レベル

6

圧縮のレベルを 1 〜 9 の番号で指定 する

一般

表 C-15 は、NetFile サービスの一般属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-15 NetFile サービスの一般属性

属性

デフォルト値

説明

MIME タイプ設定ファイルの 場所

portal-server-Install-root/SUNWps/s amples/config/netfile

クライアントブラウザに送信する 応答コンテンツのタイプを指定す る


Netlet サービス

表 C-16 は、Netlet サービスの属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。

表 C-16 Netlet サービスの属性 

属性

デフォルト値

説明

Netlet ルール

IMAP,FTP,Telnet

ルールを追加するか削除するかを選択する

ルールを追加する場合は、次の 9 個の属性が必要

-- ルール名

一意のルール名を指定する

-- 暗号化アルゴリズム

適切な暗号化方式を指定する

-- URL

呼び出すアプリケーションの URL を指定す る

-- アプレットのダウンロード

アプレットをダウンロードする必要があるか どうかを指定する。アプレットを使用する場 合、関連する編集ボックスには次の構文で入 力する

クライアントポート:サーバーホスト:サー バーポート

-- 拡張セッション

このルールに対応する Netlet セッションの実 行中は Portal Server セッション時間が延長さ れるようにする

-- ポート-ホスト-ポートのリ スト

クライアントポート、ターゲットホスト、お よびターゲットポートを指定する。これらの 値(この表内の次の3項目)の入力後、「追加」 をクリックすると、入力した値がリストに現 れる

-- クライアントポート

Netlet が待機するクライアントポートを指定 する。FTP ルールでは、クライアントポート は 30021 である必要がある

-- ターゲットホスト

スタティックルールの場合は、Netlet 接続で のターゲットマシンのホスト名

ダイナミックルールの場合は、「TARGET」

-- ターゲットポート

ターゲットホスト上のポートを指定する

デフォルトのネイティブ VM 暗号化方式

KSSL_SSL3_RSA_WITH _RC4_128_MD5

Netlet ルールのデフォルトの暗号化方式を指 定する。これはルールの一部として暗号化方 式が指定されていない既存のルールを使用す る場合に便利

デフォルトの Java プラグイン 暗号化方式

SSL_RSA_WITH_RC4_1 28_MD5

Netlet ルールのデフォルトの暗号化方式を指 定する。これはルールの一部として暗号化方 式が指定されていない既存のルールを使用す る場合に便利

デフォルトのループバック ポート

58000

Netlet を通じてアプレットがダウンロードさ れるときにクライアントで使用されるポート を指定する。デフォルト値は、Netlet ルール 内で上書きできる

接続の再認証

未選択

Netlet 接続を確立しようとするユーザーに、 その都度 Netlet パスワードの入力を要求する

接続の警告ポップアップ

選択

ユーザーが Netlet でアプリケーションを実行 する場合、または侵入者が待機ポートを通じ てデスクトップにアクセスしようとしている 場合に、メッセージを表示する

ポート警告ダイアログに チェックボックスを表示

選択

ユーザーが警告ポップアップを非表示にでき る

接続維持間隔 (分)

0

操作が行われない場合でも Netlet 接続を持続 する時間を設定する

この属性に値を指定しない場合、Identity Server の設定の「セッション属性」セクショ ンで指定した「最大アイドル時間 (分)」の時 間が経過すると、アイドル中の Netlet 接続は、 他のすべての Portal Server のアイドル接続と ともにタイムアウトになる

ポータルのログアウト時に Netlet を終了

選択

ユーザーが Portal Server をログアウトしたと きにすべての接続を終了するようにする

Netlet ルールへのアクセス

*

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定 の Netlet ルールへのアクセスを定義する

Netlet ルールの拒否

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定 の Netlet ルールへのアクセスを拒否する

許可されるホスト

*

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定 のホストへのアクセスを定義する

拒否されるホスト

組織内の特定のホストへのアクセスを拒否す る



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