付録  C
 
設定属性
 
この付録では、Sun ONE Identity Server 管理コンソールの「サービス設定」タブを使用して設定可能な SunTM ONE Portal Server, Secure Remote Access の属性を説明します。
 
アクセスリストサービス
 
表 C-1 は、アクセスリストサービスの属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-1	アクセスリストサービスの属性
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
URL 拒否リスト
 | 
 | 
エンドユーザーがゲートウェイを通じてアクセスできない 
URL のリスト
 | 
      | 
URL 許可リスト
 | 
*
 | 
エンドユーザーがゲートウェイを通じてアクセスできる 
URL のリスト
 | 
      | 
SSO を無効にするホスト
 | 
 | 
リスト内のホストに対して、シングルサインオンを無効に
する 
 | 
      | 
各セッションの SSO を有効
 | 
 | 
セッションでのシングルサインオンを有効にする
 | 
      | 
許可される認証レベル
 | 
*
 | 
認証を信頼する程度を指定する。すべての認証レベルを許
可するときは、アスタリスク (*) を入力する。認証レベル
については、『Sun ONE Identity Server 管理ガイド』を参
照
 | 
 
 
ゲートウェイサービス
 
ゲートウェイサービスをクリックすると、右のパネルに新規プロファイルを作成するためのボタンと、すでに作成されているゲートウェイプロファイルのリストが表示されます。
 
「新規」をクリックすると、隣のパネルに、新規ゲートウェイプロファイルの名前を入力するように表示されます。デフォルトテンプレートを使用するか、以前作成したゲートウェイプロファイルをテンプレートとして使用するかを選択するオプションがあります。
 
表示されているゲートウェイプロファイル名をクリックすると、次のタブが表示されます。
 
コア
 
表 C-2 は、ゲートウェイサービスのコア属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-2	ゲートウェイサービスのコア属性 
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
HTTPS 接続を有効
 | 
選択
 | 
HTTPS 接続を有効にする
 | 
      | 
HTTPS ポート
 | 
443
 | 
HTTPS ポートを指定する
 | 
      | 
HTTP 接続を有効
 | 
未選択
 | 
HTTP 接続を有効にする
 | 
      | 
HTTP ポート
 | 
80
 | 
HTTP ポートを指定する
 | 
      | 
リライタプロキシを有効
 | 
未選択
 | 
ゲートウェイとイントラネットの間の HTTP トラ
フィックをセキュリティ保護できる。このリライタプ
ロキシとゲートウェイでは、同じゲートウェイプロ
ファイルが使用される
 | 
      | 
リライタプロキシのリスト
 | 
 | 
リライタプロキシをリストする
 | 
      | 
Netlet を有効
 | 
選択
 | 
TCP/IP アプリケーション (Telnet や SMTP など)、
HTTP アプリケーション、同じポートを使用するすべ
てのアプリケーションをセキュリティ保護できる 
 | 
      | 
Netlet プロキシを有効
 | 
未選択
 | 
クライアントからの安全なトンネルを、ゲートウェイ
を経由してイントラネット内の Netlet プロキシまで拡
張することで、ゲートウェイとイントラネット間のセ
キュリティを補強する。Portal Server でアプリケー
ションを使用しない場合は、無効にする
 | 
      | 
Netlet プロキシホスト
 | 
 | 
Netlet プロキシホストを「ホスト ホスト名: ポート」
の形式でリストする
 | 
      | 
Cookie 管理を有効
 | 
未選択
 | 
ユーザーがアクセスを許可されたすべての Web サイ
トに対して、ユーザーセッションを追跡したり管理し
たりできる (Portal Server ユーザーセッションを追跡
するのに、Portal Server で使用される cookie にはこ
の設定が適用されない)
 | 
      | 
HTTP 基本認証を有効
 | 
未選択
 | 
ユーザー名とパスワードを保存する。ユーザーは 
BASIC で保護された Web サイトに再びアクセスする
ときに証明情報を再入力する必要はない
 | 
      | 
持続的 HTTP 接続を有効
 | 
選択
 | 
ゲートウェイでHTTPの持続的接続を有効にし、Web 
ページの (イメージやスタイルシートなどの) すべて
のオブジェクトにソケットが開かれないように設定す
ることができる
 | 
      | 
持続接続ごとの最大要求数
 | 
10
 | 
持続的接続 1 つあたりの要求数を指定する
 | 
      | 
持続ソケットが閉じた後の
タイムアウト
 | 
50
 | 
ソケットを閉じるまでに必要な時間を指定する
 | 
      | 
回復時間に必要な正常なタ
イムアウト
 | 
20
 | 
ブラウザが要求を送信してからゲートウェイに到達す
るまでの猶予時間と、ゲートウェイが応答を送信して
からブラウザが実際に受信するまでの時間を指定する
 | 
      | 
Cookie を転送する URL
 | 
ゲートウェイを通
じてアクセスでき
る Portal Server の 
URL のリスト
 | 
サーブレットおよび CGI で、Portal Server の cookie 
を受信し、API を使用してユーザーを特定することが
できる
 | 
      | 
最大接続キュー
 | 
50
 | 
ゲートウェイが受け付ける最大同時接続数を指定する
 | 
      | 
ゲートウェイタイムアウト 
(ミリ秒)
 | 
120000
 | 
ゲートウェイがブラウザとの接続をタイムアウトする
までの時間を、ミリ秒単位で指定する
 | 
      | 
スレッドプール最大サイズ
 | 
200
 | 
ゲートウェイスレッドプールで事前に作成できる最大
スレッド数を指定する
 | 
      | 
キャッシュされたソケット
のタイムアウト
 | 
200000
 | 
ゲートウェイが Portal Server との接続をタイムアウト
するまでの時間を、ミリ秒単位で指定する
 | 
      | 
Portal Server のリスト
 | 
ゲートウェイを通
じてアクセスでき
る Portal Server の 
URL のリスト
 | 
Portal Server は http://Portal Server 名:ポート番号 
の形式で指定する。ゲートウェイは要求を処理するた
めに、リスト内の各 Portal Server に順次アクセスを試
みる
 | 
      | 
サーバーの再試行間隔
 | 
2
 | 
Portal Server、リライタプロキシ、Netlet プロキシが
クラッシュやパフォーマンス低下で利用できなくなっ
たために、起動しようとする要求を行う間隔を指定す
る
 | 
      | 
外部サーバーの Cookie を
格納
 | 
未選択
 | 
ゲートウェイで、サードパーティ製アプリケーショ
ン、またはゲートウェイ経由でアクセスするサーバー
からの cookie を格納、管理できる
 | 
      | 
URL からセッションを取得
 | 
未選択
 | 
cookie をサポートするかどうかに関係なく、セッショ
ン情報を URL の一部としてコード化する。ゲート
ウェイでは、クライアントのブラウザから送信される
セッション cookie の代わりに、URL に含まれるこの
セッション情報を使用して検証を行う
 | 
      | 
安全な Cookie としてマー
クする
 | 
未選択
 | 
安全な Cookie としてマークする。「Cookie 管理を有
効」オプションが有効である必要がある
 | 
 
 
プロキシ
 
表 C-3 は、ゲートウェイサービスのプロキシ属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-3	ゲートウェイサービスのプロキシ属性 
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
プロキシを使用する
 | 
未選択
 | 
Web プロキシの使用を有効にする
 | 
      | 
Web プロキシを使用する URL
 | 
 | 
「プロキシを使用する」オプションを無効に
している場合でも、ゲートウェイが「ドメイ
ンとサブドメインのプロキシ」リストの Web 
プロキシだけを使用して接続するのに必要な 
URL をリストする
 | 
      | 
Web プロキシを使用しない 
URL
 | 
 | 
ゲートウェイが直接接続できる URL をリス
トする 
 | 
      | 
ドメインとサブドメインのプ
ロキシ
 | 
Portal Server のドメイン 
(例 : sesta.com)
 | 
特定のドメインの特定のサブドメインへのア
クセスに使用するプロキシを指定する
 | 
      | 
プロキシパスワードのリスト
 | 
 | 
プロキシサーバーが一部またはすべてのサイ
トへのアクセスに認証を要求する場合、指定
されたプロキシサーバーでゲートウェイが認
証されるために必要な、ユーザー名とパス
ワードを指定する
 | 
      | 
PAC サポートを有効
 | 
未選択
 | 
「ドメインとサブドメインのプロキシ」
フィールドで指定した情報を無視する
 | 
      | 
PAC ファイルの場所
 | 
 | 
PAC サポートで使用されるファイルの場所を
指定する
 | 
      | 
Web プロキシ経由のトンネル 
Netlet
 | 
未選択
 | 
ゲートウェイからイントラネット内の Web 
プロキシまでクライアントからの安全なトン
ネルを拡張する
 | 
 
 
セキュリティ
 
表 C-4 は、ゲートウェイサービスのセキュリティ属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-4	ゲートウェイサービスのセキュリティ属性 
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
非認証 URL
 | 
/portal/desktop/images
 
/amserver/login_images
 
/portal/desktop/css
 
/amserver/jss
 
/amconsole/console/css
 
/portal/searchadmin/console/js
 
/amconsole/console/js
 
/amserver/css
 | 
イメージを含むディレクトリのように、
認証を必要としない URL を指定する
 | 
      | 
証明書が有効なゲート
ウェイホスト
 | 
 | 
証明書が有効なゲートウェイホストをリ
ストする
 | 
      | 
40 ビットブラウザを許可
 | 
選択
 | 
40 ビットの (弱い) SSL (Secure Sockets 
Layer) 接続を許可する。このオプション
を選択していない場合、128 ビット接続だ
けがサポートされる
 | 
      | 
SSL バージョン 2.0 を有効
 | 
選択
 | 
SSL バージョン 2.0 を有効にする
 
SSL 2.0 を無効化すると、古い SSL 2.0 だ
けをサポートするブラウザが Secure 
Remote Access に対して認証できなくなる
 | 
      | 
SSL 暗号化選択を有効
 | 
未選択
 | 
SSL の暗号化方式を選択できるようにす
る。パッケージ内のすべての暗号化方式
をサポートするか、必要な暗号化方式を
個別に選択するかを選択することができ
る。ゲートウェイインスタンスごとに、
個別に SSL 暗号化方式を選択できる
 | 
      | 
SSL2 暗号化
 | 
利用可能な SSL2 暗号化方式がす
べて選択されている
 | 
選択した SSL バージョン 2 の暗号化方式
をリストする
 | 
      | 
SSL3 暗号化
 | 
利用可能な SSL3 暗号化方式がす
べて選択されている
 | 
選択した SSL バージョン 3 の暗号化方式
をリストする
 | 
      | 
TLS 暗号化
 | 
利用可能な TLS 暗号化方式がす
べて選択されている
 | 
TLS 暗号化方式をリストする
 | 
      | 
SSL バージョン 3.0 を有効
 | 
選択
 | 
SSL バージョン 3.0 を有効にする
 
SSL 3.0 を無効化すると、SSL 3.0 だけをサ
ポートするブラウザが Secure Remote 
Access に対して認証できなくなる。これ
により、セキュリティのレベルが格段に
向上する
 | 
      | 
Null 暗号化を無効
 | 
未選択
 | 
Null 暗号化を無効にする
 | 
      | 
信頼されている SSL ドメ
インのリスト
 | 
 | 
信頼されている SSL ドメインをリストす
る
 | 
 
 
リライタ
 
「リライタ」タブは、さらに 2 つに分かれています。
 
基本
 
表 C-5 は、ゲートウェイサービスのリライタ基本属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-5	ゲートウェイサービスのリライタ属性 - 基本 
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
すべての URI のリライト
を有効
 | 
未選択
 | 
「ドメインとサブドメインのプロキシ」リスト
のエントリをチェックせずに、すべての URL 
がリライトされる 
 | 
      | 
URI とルールセットの
マッピング
 | 
*://*.<Portal Server のドメ
イン
>*/portal/*|default_gatewa
y_ruleset
 
*/portal/NetFileOpenFileSe
rvlet*|null_ruleset
 
*|generic_ruleset
 
REPLACE_WITH_IPLANET
_MAIL_SERVER_NAME|ip
lanet_mail_ruleset
 
REPLACE_WITH_EXCHA
NGE_SERVER_NAME|exc
hange_2000sp3_owa_ruleset
 
*://*.<Portal Server のドメ
イン
>*/amconsole/*|default_ga
teway_ruleset
 
REPLACE_WITH_INOTES_
SERVER_NAME|inotes_rul
eset
 
http*://*/portal/NetFileCo
ntroller*|null_ruleset
 | 
「URI とルールセットのマッピング」リストを
使用して、ドメインとルールセットを関連づけ
る。ルールセットは、Identity Server 管理コン
ソールの「Portal Server 設定」の下に作成され
る
 | 
      | 
パーサーと MIME のマッ
ピング
 | 
JAVASCRIPT=application/x
-java
 
XML=text/xml
 
HTML=text/html;text/htm;
text/x-component;text/wml
;text/vnd.wap.wml
 
CSS=text/css
 | 
新規 MIME タイプを HTML、JAVASCRIPT、
CSS、または XML に関連づける。複数のエン
トリは、セミコロンまたはカンマで区切る
 | 
      | 
デフォルトのドメイン/
サブドメイン
 | 
Portal Server をインストー
ルしたドメイン
 | 
ホスト名をデフォルトのドメインおよびサブド
メインに解決する
 | 
 
 
拡張
 
表 C-6 は、ゲートウェイサービスのリライタ拡張属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-6	ゲートウェイサービスのリライタ属性 - 拡張 
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
リライトしない URI の
リスト
 | 
 | 
リライトしない URI をリストする。注 : このリ
ストに #* を追加することで、href ルールが
ルールセットの一部である場合でも URI をリ
ライトできる
 | 
      | 
MIME 推測を有効
 | 
未選択
 | 
MIME が送信されないときの MIME 推測機能
を有効にする。「パーサーと URI のマッピン
グ」リストボックスにデータを追加する必要が
ある
 | 
      | 
パーサーと URI のマッ
ピング
 | 
HTML=*.html;*.htm;*.htc;*.cgi;
 
XML=*.xml
 
CSS=*.css
 
JAVASCRIPT=*.js
 | 
パーサーと URI をマッピングする。複数の 
URI はセミコロンで区切る 
 
例 : HTML=*.html; *.htm;*Servlet
 
この例の設定では、HTML リライタは拡張子
が html、htm、Servlet のすべてのページのコ
ンテンツをリライトする
 | 
      | 
難読化を有効
 | 
 | 
リライタはページのイントラネット URL が判
読されないように URI をリライトする
 | 
      | 
難読化のためのシード
文字列
 | 
SECRET_KEY
 | 
URI の難読化に使用するシード文字列を指定す
る。これは、難読化アルゴリズムによって生成
されるランダムな文字列
 | 
      | 
あいまいにしない URI 
のリスト
 | 
 | 
難読化しないインターネット URI を指定する。
アプリケーション (アプレットなど) がイン
ターネット URI を要求するときに使用する
 
たとえば、次のように追加する
 
*/Applet/Param*
 
この場合、リストボックスに追加した URL は、
コンテンツの URI 
http://abc.com/Applet/Param1.html が
ルールセット内のルールと一致する場合に難読
化されない
 | 
      | 
ゲートウェイプロトコ
ルを元の URI プロトコ
ルと同じにする
 | 
 | 
HTML コンテンツ内で参照されるリソースへ
のアクセスに、リライタは同じプロトコルを使
用できる
 
これは、スタティックな URI だけに適用され、
JavaScript によって生成されるダイナミック 
URI には適用されない
 | 
 
 
ロギング
 
表 C-7 は、ゲートウェイサービスのロギング属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-7	ゲートウェイサービスのロギング属性 
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
ロギングを有効
 | 
未選択
 | 
ロギングを有効化する 
 | 
      | 
セッション単位のロギングを有効
 | 
未選択
 | 
クライアントアドレス、要求タイプ、宛先ホ
ストなどの最低限のログ情報を取り込めるよ
うにする
 | 
      | 
セッション単位の詳細なロギング
を有効
 | 
未選択
 | 
クライアント、要求タイプ、宛先ホスト、要
求のタイプ、クライアント要求 URL、クライ
アントポート、データサイズ、セッション 
ID、応答結果コード、完全応答サイズなどの
詳細情報を取り込めるようにする
 
注 :  「セッション単位のロギングを有効」を
有効にする必要がある
 | 
      | 
Netlet ロギングを有効
 | 
未選択
 | 
ロギングを有効にする場合に指定する。その
場合、開始時刻、ソース、アドレス、ソース
ポート、サーバーアドレス、サーバーポート、
停止時刻、状態 (起動または停止) が取り込ま
れる
 | 
 
 
NetFile サービス
 
「NetFile サービス」をクリックすると、右のパネルに次のタブが表示されます。
 
ホスト
 
「ホスト」タブは、さらに 2 つに分かれています。
 
設定
 
表 C-8 は、NetFile サービスのホスト設定属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-8	NetFile サービスのホスト属性 - 設定
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
OS 文字セット
 | 
Unicode (UTF-8)
 | 
ホストとの対話にデフォルトエンコーディング
として使用する文字セットを指定する 
 | 
      | 
ホスト検出順序
 | 
WIN,NETWARE,FTP,NFS
 | 
ホストの検出順序を指定する
 | 
      | 
共通ホスト
 | 
 | 
すべてのリモート NetFile ユーザーが NetFile を
通じて使用できるホストを指定する
 | 
      | 
デフォルトドメイン
 | 
Portal Server のドメイン
 | 
NetFile が許可されたホストへのアクセスに使
用するデフォルトドメインを指定する
 | 
      | 
デフォルトの Windows ド
メイン/ワークグループ
 | 
 | 
ユーザーが Windows ホストにアクセスすると
きに使用する、デフォルトの Windows ドメイ
ンまたはワークグループを指定する
 | 
      | 
デフォルトの WINS/DNS 
サーバー
 | 
 | 
Windows ホストへのアクセスで NetFile が使用
する WINS/DNS サーバーを指定する
 | 
 
 
アクセス
 
表 C-9 は、NetFile サービスのホストアクセス属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-9	NetFile サービスのホスト属性 - アクセス
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
Windows ホストへのアクセスを
許可
 | 
選択
 | 
Windows ホストにアクセスできるようにする
 | 
      | 
FTP ホストへのアクセスを許可
 | 
選択
 | 
FTP ホストにアクセスできるようにする
 | 
      | 
NFS ホストへのアクセスを許可
 | 
選択
 | 
NFS ホストにアクセスできるようにする
 | 
      | 
Netware ホストへのアクセスを
許可
 | 
選択
 | 
Netware ホストにアクセスできるようにする
 | 
      | 
許可されるホスト
 | 
*
 | 
NetFile を通じてユーザーがアクセスできるホス
トを指定する
 | 
      | 
拒否されるホスト
 | 
 | 
NetFile を通じてユーザーがアクセスできないホ
ストを指定する
 | 
 
 
権限
 
ユーザーが NetFile の使用を開始した後にこのオプションを無効にすると、ユーザーがログアウトし再びログインした後に変更内容が有効になります。
 
表 C-10 は、NetFile サービスの権限属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-10	NetFile サービスの権限属性
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
ファイル名の変更を許可
 | 
選択
 | 
ユーザーがファイル名を変更できるようにする
 | 
      | 
ファイル/フォルダの削除を許可
 | 
選択
 | 
ユーザーがファイルおよびフォルダを削除できる
ようにする
 | 
      | 
ファイルアップロードを許可
 | 
選択
 | 
ユーザーがファイルをアップロードできるように
する
 | 
      | 
ファイル/フォルダのダウンロード
を許可
 | 
選択
 | 
ユーザーがファイルおよびフォルダをダウンロー
ドできるようにする
 | 
      | 
ファイル検索を許可
 | 
選択
 | 
ユーザーが検索できるようにする
 | 
      | 
ファイルのメール送信を許可
 | 
選択
 | 
ファイルをメール送信できるようにする
 | 
      | 
ファイルの圧縮を許可
 | 
選択
 | 
ファイルを圧縮できるようにする
 | 
      | 
ユーザー ID の変更を許可
 | 
選択
 | 
ユーザーが別の ID を使用できるようにする
 | 
      | 
Windows ドメインの変更を許可
 | 
選択
 | 
ユーザーが Windows ドメインを変更できるよう
にする
 | 
 
 
表示
 
表 C-11 は、NetFile サービスの表示属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
   
表 C-11	NetFile サービスの表示属性
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
ウィンドウのサイズ (ピクセル単位)
 | 
700|400
 | 
ユーザーのデスクトップの NetFile ウィンドウ
のサイズを、ピクセル単位で指定する。無効な
値を入力した場合、NetFile はデフォルトの値
を使用する
 | 
      | 
ウィンドウの位置
 | 
100|50
 | 
NetFile ウィンドウがユーザーのデスクトップ
に表示される位置を指定する。無効な値を入力
した場合、NetFile はデフォルトの値を使用す
る
 | 
 
 
操作
 
「操作」タブは、さらに次のように分かれています。
 
トラフィック
 
表 C-12 は、NetFile サービスの操作トラフィック属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
   
表 C-12	NetFile サービスの操作属性 - トラフィック
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
一時ディレクトリの場所
 | 
/tmp
 | 
NetFile のファイル操作で使用する一時ディレクトリ指
定する
 
Web サーバーが実行時に使用する ID (nobody または 
noaccess) に、指定されたディレクトリに対するアクセ
ス権 rwx が割り当てられていることを確認すること。
また、要求される一時ディレクトリへの完全パスに対
するアクセス権 rx が ID に割り当てられていることを
確認すること
 
NetFile の一時ディレクトリを個別に作成する場合があ
る。Portal Server のすべてのモジュールに共通な一時
ディレクトリを指定すると、ディスクの容量がすぐに
足りなくなる。NetFile は一時ディレクトリの容量がな
くなると機能しない
 | 
      | 
ファイルのアップロード制限 
(M バイト)
 | 
5
 | 
アップロードできるファイルの最大サイズを指定する。
無効な値を入力すると、NetFile は値をデフォルト値に
リセットする。整数値で指定する必要がある
 
ユーザーごとに異なるファイルアップロードサイズ制
限を指定できる
 | 
 
 
検索
 
表 C-13 は、NetFile サービスの操作検索属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
   
表 C-13	NetFile サービスの操作属性 - 検索
      | 
属性
 | 
デフォルト値
 | 
説明
 | 
      | 
検索ディレクトリ制限
 | 
100
 | 
1 回の検索操作で検索できるディレクト
リの最大数を指定する
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圧縮
 
表 C-14 は、NetFile サービスの操作圧縮属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
   
表 C-14	NetFile サービスの操作属性 - 圧縮
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属性
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デフォルト値
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説明
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デフォルトの圧縮タイプ
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Zip
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圧縮のタイプとして Zip または 
Gzip を指定する
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デフォルトの圧縮レベル
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6
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圧縮のレベルを 1 〜 9 の番号で指定
する
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一般
 
表 C-15 は、NetFile サービスの一般属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
   
表 C-15	NetFile サービスの一般属性
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属性
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デフォルト値
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説明
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      | 
MIME タイプ設定ファイルの
場所
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portal-server-Install-root/SUNWps/s
amples/config/netfile 
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クライアントブラウザに送信する
応答コンテンツのタイプを指定す
る
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Netlet サービス
 
表 C-16 は、Netlet サービスの属性を示しています。1 番目の列は属性、2 番目の列は値を 1 つしかとらない場合のデフォルト値、そして 3 番目の列はその属性についての説明です。
 
   
表 C-16	Netlet サービスの属性 
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属性
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デフォルト値
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説明
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      | 
Netlet ルール
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IMAP,FTP,Telnet
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ルールを追加するか削除するかを選択する
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ルールを追加する場合は、次の 9 個の属性が必要
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      | 
-- ルール名
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一意のルール名を指定する
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      | 
-- 暗号化アルゴリズム
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適切な暗号化方式を指定する
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      | 
-- URL
 | 
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呼び出すアプリケーションの URL を指定す
る
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      | 
-- アプレットのダウンロード
 | 
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アプレットをダウンロードする必要があるか
どうかを指定する。アプレットを使用する場
合、関連する編集ボックスには次の構文で入
力する
 
クライアントポート:サーバーホスト:サー
バーポート
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      | 
-- 拡張セッション
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このルールに対応する Netlet セッションの実
行中は Portal Server セッション時間が延長さ
れるようにする
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      | 
-- ポート-ホスト-ポートのリ
スト
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クライアントポート、ターゲットホスト、お
よびターゲットポートを指定する。これらの
値(この表内の次の3項目)の入力後、「追加」
をクリックすると、入力した値がリストに現
れる
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      | 
-- クライアントポート
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Netlet が待機するクライアントポートを指定
する。FTP ルールでは、クライアントポート
は 30021 である必要がある
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      | 
-- ターゲットホスト
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スタティックルールの場合は、Netlet 接続で
のターゲットマシンのホスト名
 
ダイナミックルールの場合は、「TARGET」
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      | 
-- ターゲットポート
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ターゲットホスト上のポートを指定する
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      | 
デフォルトのネイティブ VM 
暗号化方式
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KSSL_SSL3_RSA_WITH
_RC4_128_MD5
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Netlet ルールのデフォルトの暗号化方式を指
定する。これはルールの一部として暗号化方
式が指定されていない既存のルールを使用す
る場合に便利
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      | 
デフォルトの Java プラグイン
暗号化方式
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SSL_RSA_WITH_RC4_1
28_MD5
 | 
Netlet ルールのデフォルトの暗号化方式を指
定する。これはルールの一部として暗号化方
式が指定されていない既存のルールを使用す
る場合に便利
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      | 
デフォルトのループバック
ポート
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58000
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Netlet を通じてアプレットがダウンロードさ
れるときにクライアントで使用されるポート
を指定する。デフォルト値は、Netlet ルール
内で上書きできる
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      | 
接続の再認証
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未選択
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Netlet 接続を確立しようとするユーザーに、
その都度 Netlet パスワードの入力を要求する
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      | 
接続の警告ポップアップ
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選択
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ユーザーが Netlet でアプリケーションを実行
する場合、または侵入者が待機ポートを通じ
てデスクトップにアクセスしようとしている
場合に、メッセージを表示する
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      | 
ポート警告ダイアログに
チェックボックスを表示
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選択
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ユーザーが警告ポップアップを非表示にでき
る
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      | 
接続維持間隔 (分)
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0
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操作が行われない場合でも Netlet 接続を持続
する時間を設定する
 
この属性に値を指定しない場合、Identity 
Server の設定の「セッション属性」セクショ
ンで指定した「最大アイドル時間 (分)」の時
間が経過すると、アイドル中の Netlet 接続は、
他のすべての Portal Server のアイドル接続と
ともにタイムアウトになる
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      | 
ポータルのログアウト時に 
Netlet を終了
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選択
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ユーザーが Portal Server をログアウトしたと
きにすべての接続を終了するようにする
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      | 
Netlet ルールへのアクセス
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*
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特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定
の Netlet ルールへのアクセスを定義する
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      | 
Netlet ルールの拒否
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 | 
特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定
の Netlet ルールへのアクセスを拒否する
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      | 
許可されるホスト
 | 
*
 | 
特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定
のホストへのアクセスを定義する
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      | 
拒否されるホスト
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 | 
組織内の特定のホストへのアクセスを拒否す
る
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