日本語入力方式の概要と移行

Procedurecs00 の辞書に登録した単語を ATOK12 で使用する手順

手順
  1. udicmsdtudicm (Solaris CDE の場合) 、または udicmtool (OpenWindows の場合) を使用して、既存の cs00 の辞書から単語リストのファイルを作成します。この作業は、cs00 が動作しているシステム上で行います。Solaris 9 では、cs00 は提供されていません。

    例 -udicm を使用して、cs00 のユーザー辞書 (cs00_u.dic) を単語リストのファイル (cs00_u.list) に変換する


    sun% udicm show cs00_u.dic > cs00_u.list
    

    udicm コマンドの詳細に関しては、Solaris 10 の udicm(1) のマニュアルページを参照してください。

    sdtudicm または udicmtool を使用する方法については、Solaris 8 User Collection - Japanese の『cs00 ユーザーズガイド』を参照してください。

  2. cs00toatok コマンド使用して、cs00 の単語リストのファイルを ATOK12 が扱える単語ファイルに変換します。

    例 - cs00 の単語リストのファイル (cs00_u.dic) を ATOK12 が扱える単語ファイルリスト (atok12.list) に変換する


    sun% cs00toatok cs00_u.list > atok12.list
    
  3. ATOK12 辞書ユーティリティを使用して、手順 2 で作成した単語ファイルから単語を登録します。

    1. ATOK パレットから ATOK12 辞書ユーティリティを起動します。

    2. ATOK12 辞書ユーティリティの「一括処理」ボタンを押し、「単語一括処理」を選択します。

    3. 「単語ファイル」として、作成した単語ファイル (この例ではatok12.list) を指定します。

    4. 必要に応じて、「ATOK 辞書」と「出力ファイル」を設定します。

    5. 「登録」ボタンを押します。