Wnn6 上級ユーザーおよびシステム管理者ガイド

学習 / 変換 / 表示モード

Wnn6 設定ユーティリティの「システム管理用」メニューから「学習 / 変換 / 表示モード」を選択します。

図 A–14 学習 / 変換 / 表示モード設定画面

「学習 / 変換 / 表示モード設定」ウィンドウを表示しています。このウィンドウの機能については、次の表で説明しています。

表 A–8 学習 / 変換 / 表示モード設定画面の説明

(1) 

「全設定項目」と「主要設定項目」を切り替える 

(2) 

指定したモードで Wnn6 の環境設定を行う 

(3) 

指定したモードを実行中の Wnn6 に反映するが、保存はしない 

(4) 

すべての設定をウィンドウが開いた時の状態に戻す。ただし、実行中の Wnn6 には影響しない 

(5) 

すべての設定を出荷時の設定に戻す。ただし、実行中の Wnn6 には影響しない 

(6) 

設定中の内容を取り消してウィンドウを閉じる。ただし、実行中の Wnn6 には影響しない 

(7) 

操作のヘルプを表示する 

カスタマイズできる内容を表 A–9 に示します。

表 A–9 学習 / 変換 / 表示モード 全設定項目

項目 (初期設定) 

内容 

無変換学習 (する)  

「する」に設定すると、辞書に登録されていない「ひらがな」「カタカナ」「ローマ字」の候補が確定された場合に、自動的に辞書へ登録する 

文節切り学習 (する)  

「する」に設定すると、文節の切り直しを学習する 

FI 関係学習 (する)  

「する」に設定すると、FI 関係ユーザー辞書の学習を行う 

送り基準学習 (する) 

「する」に設定すると、送り基準を学習する 

接頭語学習 (する) 

「する」に設定すると、接頭語学習を行う 

接尾語学習 (する) 

「する」に設定すると、接尾語学習を行う 

一般語学習 (する) 

「する」に設定すると、一般語の学習を行う 

頻度学習 (じわじわ学習) 

頻度の学習方法を指定する 

FI 頻度学習 (基準) 

FI 頻度の学習方法を指定する 

複合語変換 (しない)  

「しない」に設定すると付属語を含まない候補を優先する 

送り基準 (本則)  

送りがなの基準規則を設定する 

句読点 (。、)  

句読点の変換を、 “。” “、” <=⇒ “.” “,” で設定する 

括弧(「」) 

括弧の変換を、“「“ ”」”<=⇒ “[“ ”]” で設定する 

斜線 (・) 

斜線の変換を、“・” <=⇒ “/ ” で設定する 

揺らぎ処理 (しない) 

「しない」に設定すると、揺らぎ処理を行わない 

連濁処理 (しない) 

「しない」に設定すると連濁処理を行わない 

最終使用最優先 (する) 

「する」に設定すると、最終使用を最優先する 

初期設定 :  

接頭語 -お、ご/御 (ひらがな)  

数字 (全角 - カンマ無)  

アルファベット (全角)  

シンボル (JIS) 

接頭語、数字、アルファベット、シンボルの初期設定を指定する 

単漢字を変換に使用 (しない) 

「しない」に設定すると、単漢字を変換に使用しない 

人名を変換に使用 (する) 

「する」に設定すると、人名を変換に使用する 

地名を変換に使用 (する) 

「する」に設定すると、地名を変換に使用する 

句点変換 (しない) 

「しない」に設定すると、読みの入力中に句点 (。) を入力してもかな漢字変換が開始されない 

次候補一覧の位置 (下)  

次候補一覧のウィンドウの表示位置を設定する 

次候補一覧の形式 (複数行)  

候補一覧ウィンドウに候補を配置する形式を設定する