agentssh – サーバーで、OS 監視を含む管理機能に使用する SSH 資格を指定します。SSH ユーザーはサーバーの root 権限を持っている必要があります。 agentssh の形式は、SSH 資格のユーザー名/パスワードの組み合わせです。例: ssh-username/ssh-password。コマンド行でパスワードを表示しないようにする場合は、疑問符 (?) を入力できます。コマンドを実行したときに、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。
agentsnmp – サーバーで OS 監視に使用する SNMP 資格を指定します。agentsnmp の形式は、読み込みコミュニティー文字列です。
agentsnmpv3 – サーバーで OS 監視に使用する SNMP Version 3 資格を指定します。agentsnmpv3 の形式は、ユーザー名/パスワードの組み合わせです。例: snmpv3-username /snmpv3-password。コマンド行でパスワードを表示しないようにする場合は、疑問符 (?) を入力できます。コマンドを実行したときに、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。
applicationprofile – アプリケーションプロファイルの名前です。
bootip – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用する、サーバーのプロビジョニングネットワークインタフェース用の IP アドレス (プロビジョニング IP ともいう) です。IP アドレスは、単一で、または複数のサーバーをインストールする場合は範囲またはサブネットマスクで指定できます。IP アドレス範囲は次のように指定します。ip-address -ip-address (例: 10.0.0.1–10.0.0.3)。
feature feature – インストール時に、サーバーに管理機能を追加します。feature 属性と同時に agentssh 属性を指定する必要があります。サーバーの agentip は、ロード処理時に自動的に ip 属性値に設定されます。有効な値には次のようなものがあります。
basemanagement – 基本管理機能を追加します。この機能は、OS アップデートの配備およびリモートコマンドの実行に必要です。
osmonitor – OS 監視機能を追加します。この機能には、基本管理機能も含まれます。OS 監視機能は、サーバーの OS リソースの健全性状態を監視するために必要です。詳細は、show server コマンドを参照してください。
firmware – ファームウェアアップデートの名前です。デフォルトでは、ファームウェアアップデートのモデルおよびベンダーの設定は、インストール用に選択された各サーバーと一致する必要があります。一致しない場合は、アップデートに失敗します。
force – サーバーの検証を行わずにファームウェアアップデートインストールを強制実行します。
hosttype – インストールする N1 Grid Engine ホストの種類です。有効な値には次のようなものがあります。
compute – 計算ホスト (実行ホストともいいます)
master – マスターホスト
submit – 発行ホスト (アクセスホストともいいます)
gateway gateway – インストールしたサーバーに割り当てられるゲートウェイです。
ip – サーバーがインストールされたあとに、サーバーのプロビジョニングネットワークインタフェースに割り当てられる IP アドレスです。この IP アドレスは、Solaris オペレーティングシステムのインストール中に、自動的に bootip (プロビジョニング IP) として使用されます。この属性は、networktype が static の場合にのみ必須です。IP アドレスは、単一で、または複数のサーバーをインストールする場合は範囲またはサブネットマスクで指定できます。IP アドレス範囲は次のように指定します。ip-address- ip-address (例: 10.0.0.1–10.0.0.3)。
netmask netmask – インストールしたサーバーに割り当てられるネットマスクです。
networktype – サーバーのインストール後の、サーバーのプロビジョニングネットワークインタフェース用の IP アドレス割り当て方法を指定します。有効な値は、static または dhcp です。networktype を static に設定した場合は、必ず ip 属性を指定する必要があります。
osprofile – OS のインストールに使用する OS プロファイルの名前です。
server – サーバーの管理名です。
update – OS アップデートの名前です。2 つ以上の OS アップデートを指定した場合は、アップデートは OS の種類が同じで、すべての依存関係の問題に対して適切な順序になっている必要があります。OS アップデートは、指定された順にインストールされます。
Unix インストールの属性
次の属性は、1 つ以上のサーバーのインストールに一時的に使用されます。一部の属性は、単一サーバーのインストールでのみ指定できます。N1 System Manager は、単一サーバー固有ではないすべての属性にデフォルト値を提供します。
bootgateway bootgateway – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するゲートウェイです。
boothostname boothostname – (単一サーバーで Linux の場合のみ) サーバーのインストールに使用するホスト名です。
bootnameserver bootnameserver – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するネームサーバーです。
bootnetmask bootnetmask – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するネットマスクです。
bootnetworkdevice bootnetworkdevice – サーバーのインストールに使用するサーバーのプロビジョニングネットワークインタフェースです。Solaris で有効な値は、bge0 (デフォルト)、 bge1、bge2、bge3 です。Linux で有効な値は、eth0 (デフォルト)、eth1、eth2、eth3、eth4 です。Red Hat 4 OS を Sun Fire X2100 サーバーにインストールするときは、 bootnetworkdevice の値を eth1 に設定する必要があります。この場合は、デフォルト値を使用できません。
bootpath bootpath – (単一サーバー、Solaris x86 のみ) サーバーのインストールに使用するサーバーのプロビジョニング起動デバイスです。指定された場合は、bootnetworkdevice の値よりも優先されます。有効な値には次のようなものがあります。
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,10@2 – Sun Fire V20z、bge0 (デフォルト)
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,10@3 – Sun Fire V20z、bge1
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,20@2 – Sun Fire V40z、bge0 (デフォルト)
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,20@3 – Sun Fire V40z、bge1
/pci@0,0/pci1022,7450@1/pci8086,1011@1 – Sun Fire X4000 シリーズ、bge0 (デフォルト)
/pci@0,0/pci1022,7450@1/pci8086,1011@1,1 – Sun Fire X4000 シリーズ、bge1
/pci@0,0/pci1022,7450@1/pci8086,1011@2 – Sun Fire X4000 シリーズ、bge2
/pci@0,0/pci1022,7450@1/pci8086,1011@2,1 – Sun Fire X4000 シリーズ、bge3
/pci@0,0/pci108e,5348@a – Sun Fire X2100、bge0 (デフォルト)
console console – インストールの監視に使用できる、サーバーのシステムコンソールのデバイス名です。デフォルトは ttys0 (Linux)、ttya (Solaris) です。
consolebaud consolebaud – サーバーのシステムコントロールのボーレートです。デフォルトは 9600 です。
installprotocol installprotocol – サーバーのインストールに使用するプロトコルです。通常は HTTP プロトコルが高速です。有効な値は http (デフォルト) および nfs です。
kernelparameter kernelparameter – (Linux のみ) インストール中にカーネルに渡すパラメータです。
Unix の構成の属性
次の属性は、インストール中のサーバーのネットワーク情報の構成に使用されます。一部の属性は、単一サーバーのインストールでのみ指定できます。N1 System Manager は、単一サーバー固有ではないすべての属性にデフォルト値を提供します。
domainname domainname – (Solaris のみ) インストールしたサーバーに割り当てられるドメインです。この属性が指定されない場合は、管理サーバーのドメインが使用されるか、sun.com になります。
gateway gateway – インストールしたサーバーに割り当てられるゲートウェイです。
hostname hostname – (単一サーバーのみ) インストールしたサーバーに割り当てられるホスト名です。
manualnetboot manualnetboot – 手動のネットブートを有効にするかどうかを指定します。手動のネットブートを有効にすると、ネットブート処理を制御できます。ネットブート処理は、サーバーに OS をプロビジョニングするときに、ブートストラップ処理の一環として必要です。手動のネットブートは、OS ベースまたは手動で検出したサーバーに必要です。これらのシステムは、N1 System Manager で自動的にネットブートできないためです。有効な値は true および false (デフォルト) です。
nameserver nameserver – インストールしたサーバーに割り当てられるネームサーバーです。
netmask netmask – インストールしたサーバーに割り当てられるネットマスクです。
networkdevice networkdevice – (Linux のみ) サーバーのインストール後のサーバーのプロビジョニングネットワークインタフェースです。デフォルトは eth0 です。Red Hat 4 OS を Sun Fire X2100 サーバーにインストールするときは、networkdevice の値を eth1 に設定する必要があります。この場合は、デフォルト値を使用できません。
Windows インストールの属性
gateway gateway – インストールしたサーバーに割り当てられるゲートウェイです。
manualnetboot manualnetboot – 手動のネットブートを有効にするかどうかを指定します。手動のネットブートを有効にすると、ネットブート処理を制御できます。ネットブート処理は、サーバーに OS をプロビジョニングするときに、ブートストラップ処理の一環として必要です。手動のネットブートは、OS ベースまたは手動で検出したサーバーに必要です。これらのシステムは、N1 System Manager で自動的にネットブートできないためです。有効な値は true および false (デフォルト) です。
netmask netmask – インストールしたサーバーに割り当てられるネットマスクです。
productkey productkey – OS プロファイルで指定されているプロダクトキーの値の代わりにこの値を使用します。
ディスクレスクライアントのインストールの属性
bootgateway bootgateway – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するゲートウェイです。
boothostname boothostname – (単一サーバーで Linux の場合のみ) サーバーのインストールに使用するホスト名です。
bootnameserver bootnameserver – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するネームサーバーです。
bootnetmask bootnetmask – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するネットマスクです。
bootnetworkdevice bootnetworkdevice – サーバーのインストールに使用するサーバーのプロビジョニングネットワークインタフェースです。Solaris で有効な値は、bge0 (デフォルト)、 bge1、bge2、bge3 です。Linux で有効な値は、eth0 (デフォルト)、eth1、eth2、eth3、eth4 です。Red Hat 4 OS を Sun Fire X2100 サーバーにインストールするときは、 bootnetworkdevice の値を eth1 に設定する必要があります。この場合は、デフォルト値を使用できません。
console console – インストールの監視に使用できる、サーバーのシステムコンソールのデバイス名です。デフォルトは ttys0 (Linux)、ttya (Solaris) です。
consolebaud consolebaud – サーバーのシステムコントロールのボーレートです。デフォルトは 9600 です。
nfsroot nfsroot – NFS のルートの場所です。例: 10.0.0.115:/my_roots/sol_a。コンマで区切ったパスの一覧か、10.1.10.1:/diskless/home/1–40 のようにパスの範囲を指定できます。パスの範囲を指定する場合は、nfsroot ディレクトリの名前が数値である必要があります。initrd ベースのディスクレスクライアントには、この属性は必要ありません。