この節では、次の作業について説明します。
name サブコマンドを指定した set server コマンドを使用します。構文とパラメータの詳細は、N1–ok のコマンド行で help set server または help set group と入力してください。
管理対象サーバーは、検出の間に確認された管理 IP アドレスで識別されます。この名前は管理名ともいいます。サーバー名を DNS ホスト名に変更したり、サーバーのコメントにホスト名を追加することによってホスト名を追跡することができます。
管理対象サーバーとグループの名前は一意である必要があり、英数字と特定の特殊文字を使用できます。次の特殊記号は使用できません。コンマ、アスタリスク、一重引用符、二重引用符、括弧、疑問符、等号、復帰改行。
ここでは、コマンド行を使用して管理対象サーバーまたはグループの名前を変更する手順を示します。この操作にブラウザインタフェースを使用するには、「表示の選択」メニューから「すべてのサーバー」を選択します。詳細は、Sun N1 System Manager 1.3 のオンラインヘルプを参照してください。
N1 System Manager にログインします。
set server コマンドを使用して管理対象サーバーの名前を変更します。
N1-ok> set server server name=newname |
サーバー名は一意である必要があります。この名前には、A から Z の英字と 0 から 9 の数字、ハイフン、下線を使用できます。
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「set server」を参照してください。
次の例は、set group コマンドを使用して、サーバーグループの名前を変更する方法を示しています。
N1-ok> set group devgroup name=labgroup |
グループ名は devgroup から labgroup に変更されます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「set group」を参照してください。
サーバーのコメントとして次のような情報を保存することを検討してください。
ラック、スロット、ビル、地理的な場所などの物理的な位置情報
DNS ホスト名
OS プロファイルのインストール時に設定されたプロビジョニングパラメータおよびネットワーク構成情報
内部資産の追跡識別子
サーバーのコメントを追加するには、note サブコマンドを指定した set server コマンドを使用します。構文とパラメータについては、N1–ok コマンド行で help set server と入力するか、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「set server」を参照してください。
ここでは、コマンド行を使用して、サーバーのコメントを追加する手順を示します。この操作にブラウザインタフェースを使用するには、「表示の選択」メニューから「すべてのサーバー」を選択します。詳細は、Sun N1 System Manager 1.3 のオンラインヘルプを参照してください。
N1 System Manager にログインします。
set server コマンドを使用して、管理対象サーバーの既存のコメントを表示します。
N1-ok> show server |
出力に既存のコメントが表示されます。
note キーワードを指定した set server コマンドを使用して、管理対象サーバーのコメントを追加します。
N1-ok> set server server note="your note" |
サーバー情報にコメントが追加されます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「set server」を参照してください。