管理対象サーバーを手動で、または OS ベースの検出で検出する場合、N1 System Manager で同じサーバーが複数回検出される場合があります。重複は、次の場合に発生します。
サーバーを手動で検出します。次に SP ベースの検出を使用して別のサーバーを検出しますが、2 番目のサーバーのプラットフォームの MAC アドレスの一つが、手動検出ファイル内の MAC アドレスと一致します。この場合、重複するサーバーが検出されます。
OS ベースの検出を使用してサーバーを検出しますが、サービスプロセッサが OS とは別のサブネットにあります。次に SP ベースの検出を使用して別のサーバーを検出しますが、サブネットの競合が原因で、SP ベースの検出コマンドで同じサーバーが検出されます。この場合、重複するサーバーが検出されます。
これらのケースが両方発生する場合があります。2 つの重複するサーバーが検出されると、同じサーバーが 3 回表示されます。
重複するサーバーの検出は、混乱の原因になるので推奨されません。また、同じ管理対象サーバーに OS をプロビジョニングする処理が同時に発生するか、サーバーへの OS のプロビジョニングとサーバーの電源切断の処理が同時に発生する可能性があります。
OS ベースの検出または手動検出でサーバーを検出した場合は、detectduplicates ユーティリティーを使用して重複するサーバーを特定します。
N1-ok> /opt/sun/n1gc/bin/detectduplicates 名前 ハードウェア Discovered At ネットワーク manual1 V20z - ファイル manual2 V20z - ファイル 192.168.79.2 V20z 192.168.79.2 管理 192.168.79.67 SF-T2000 192.168.79.67 管理 manual3 T2000 - ファイル |
detectduplicates ユーティリティーの出力では、重複が、空行で区切られたグループに分けられます。この例では、detectduplicates ユーティリティーで 2 グループの重複が検出されています。
detectduplicates ユーティリティーの出力には次の情報が表示されます。