N1 System Manager では、.tgz ファイル、 .tar ファイル、.Z ファイル、.zip ファイルなど、標準のパッチ、パッケージ、または RPM の更新コマンドを使用しない OS アップデートもインストールできます。たとえば、次のファイルをインストールできます。
完全なソフトウェアパッケージまたはライブラリ
カスタムの RPM ファイルや、N1 System Manager でサポートされていないさまざまな RPM のインストール
実行可能なイメージやスクリプト
.jpg ファイル、.gif ファイルなどの画像ファイル
テキストファイル
N1 System Manager を使用して標準の OS アップデートをコピーしてインストールする手順は、次の例外を除いてカスタムの OS アップデートでも同じです。
create update コマンドを使用してカスタムの OS アップデートを管理サーバーにコピーするときに、create update コマンドに osupdatetype=other 属性を指定する必要があり、またインストールスクリプトが必須です。
OS アップデートのメタデータはコピー中に自動的に展開されないので、description、vendor 、version の各属性の値を指定する必要があります。指定しないと、これらの値は空になります。
カスタムの OS アップデートをインストールするときは、ネイティブの OS アップデート機構は使用されません。その代わりにインストールスクリプトが使用されるので、スクリプトが正常に機能することを確認する必要があります。
unload update コマンドを使用してカスタムの OS アップデートをアンインストールすることはできません。OS アップデートをコピーするときにアンインストールスクリプトを指定するサポートはありません。
Solaris パッケージをインストールするときは、インストールスクリプト内の pkgadd コマンドで、インストールに使用する管理ファイルを明示的に指定する必要があります。管理ファイルの名前は source-filename .admin です。ここで source-filename は、create update コマンドで使用した実際のソースファイルの名前です。