N1 System Manager を使用したディスクレスクライアントの管理には、主に 2 つの作業があります。ディスクレスクライアントのアンインストールと、関連付けられた OS プロファイルに関する情報の表示です。
ディスクレスクライアントをアンインストールすると、クライアントとルートファイルシステムとの関連付けが削除されます。ディスクレスクライアントをアンインストールするには、unload server コマンドを使用します。ディスクレスクライアントのグループをアンインストールするには、unload group コマンドを使用します。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「unload server」および『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「unload group」を参照してください。
次の例では、Solaris のディスクレスクライアントをアンインストールしています。
N1-ok> unload server 10.1.10.11 |
定義されているディスクレスクライアントのプロファイルの一覧を表示するには、show os all コマンドを使用します。「形式」列で diskless を探します。特定のプロファイルに関する詳細情報を表示するには、show os os-name コマンドを使用します。
次の例では、ディスクレスクライアントの OS プロファイルに関する情報を表示する方法を示しています。最初のコマンドでは、管理サーバーのすべての OS プロファイルを表示しています。2 番目のコマンドでは、1 つのディスクレスクライアントの OS プロファイルに関する追加情報を表示しています。
N1-ok> show os all ID 名前 形式 種類 バージョン 1 RedHatAS3u5 diskful redhat redhat-as3 2 Solaris10x86 diskful solaris solaris10x86 3 SusePro93 diskful suse suse-pro93 6 nfs diskless redhat nfs 5 image diskless redhat image 4 WS2k3Ent diskful windows 2003EE 7 SolarisX86 diskless solaris nfs 8 SolarisSparc diskless solaris nfs N1-ok> show os image ID: 5 名前: image 形式: diskless 種類: redhat バージョン: image カーネル: diskless/dl_kernel_image ブートイメージ 1.: diskless/dl_initrd_image ブートイメージ 2: Tftp サーバー: |