Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド

Windows OS のプロビジョニングに関する問題

Windows OS をプロビジョニングするときに問題が発生する場合があります。

問題:

管理サーバーの SSH エントリが古いために、基本管理機能のサポートのインストールに失敗することがあります。

対処方法:

add server feature コマンドが失敗し、セキュリティー違反がないことが確実な場合は、次のいずれかを削除します。

ファイルまたはファイルエントリを削除したら、add server feature コマンドを再実行します。

障害追跡に関する情報と最適な方法については、『Sun N1 System Manager 1.3 Troubleshooting Guide』「OS Distributions and Deployment」を参照してください。

問題:

Windows OS プロファイル内でプロダクトキーが定義されていないか、定義されているキーが間違っています。

対処方法:

プロダクトキーは Windows OS の各リリースに固有です。正しいプロダクトキーが適用されるようにするには、OS プロファイルを変更してプロダクトキーを訂正するか、load server コマンドの productkey 属性を使用します。

問題:

OS プロファイルのロード時に TFTP エラーが発生します。

対処方法:

GUID が間違っている可能性があります。システムの GUID を確認するには、PXE (Pre-Boot eXecution Environment) を使用してシステムを起動します。

問題:

インストール時にパーティションについて尋ねる Windows のメッセージが表示されます。

対処方法:

以前に Linux または Solaris が管理対象サーバーにインストールされていた場合は、システムに Windows を初めてインストールしようとしたときにパーティションについて尋ねるメッセージが表示されます。この問題を解決するには、Windows をインストールする前にコンソールでパーティションを削除するか、ディスクの最初の部分を消去します。

問題:

次のようなエラーメッセージで Windows OS のプロビジョニングに失敗します。


PXE-E55: ProxyDHCP service did not reply to request on port 4011
対処方法:

RIS サーバーに複数の IP アドレスがある場合は、最初の IP アドレスがプロビジョニングインタフェースであることを確認します。

インタフェースの順序を再設定するには、RIS サーバーで次の手順に従います。

  1. 「コントロールパネル」->「ネットワーク接続」を右クリックし、「ネットワーク接続」画面を開きます。

  2. 「ネットワーク接続」画面で、「詳細設定」->「詳細設定」をクリックします。

  3. 「詳細設定」画面で上下の矢印を使用してプロビジョニングインタフェースが一覧の先頭にあることを確認します。