第 3 章 プロキシホストを使用したグリッドの設定
ローカルネットワークに含まれるマスターホストではなく、プロキシホストを使用してグリッドを管理する必要がある場合があります。プロキシホストを使用するには、この章の説明に従ってください。
N1SM を使用しない作業
N1 Grid Engine ソフトウェアを使用してグリッドを設定してあることを前提とします。この作業は、N1SM の外で行います。
プロキシホストを定義する
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マスターホストに root ユーザーでログインしていない場合は、ログインします。
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設定スクリプトを入手します。使用するスクリプトは、使用するシェルによって異なります。設定は、/gridware/sge/default/common/settings.[sh|csh] にあります。これらの設定への実際のパスは、N1 Grid Engine のファイルのインストール先によって異なります。
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次のコマンドを実行します。
gconf -ah proxy_host_name
ここで proxy_host_name は、このグリッドのプロキシとして使用する N1SM の管理対象サーバーの名前です。proxy_host_name は、DNS または /etc/hosts ファイルを使用してマスターホストから認識できる必要があります。
N1SM を使用する手順
N1SM の CLI と N1GE モジュールの GUI を使用して次の手順に従います。
N1SM を使用してプロキシホストを検出する
グリッドに追加するホストを検出します。詳細は、 『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の第 4 章「管理可能なサーバーの検出」を参照してください。
プロキシホストを設定する
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ホストに OS をロードしていない場合はロードします。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』を参照してください。
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各ホストで /etc/hosts または DNS を設定し、マスターホストの場所を認識できるようにします。
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アプリケーション (「N1GE のバージョンを作成する」 を参照) とアプリケーションプロファイル (「N1GE のアプリケーションプロファイルの作成と管理」 を参照) を作成します。
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管理する必要があるホストに基本管理機能または OS 監視機能を追加します。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』を参照してください。
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アプリケーションプロファイルの設定を次のように設定します。
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proxyhost: プロキシとして使用する、N1SM の管理対象ホストです。
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nfsservername: 外部グリッドのマスターホストの名前です。
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nfsmountpoint: NFS サーバーで、N1GE の common ディレクトリがあるディレクトリです。
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instversion: 使用しているアプリケーションです。
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hosttype compute または hosttype submit を指定して load serverコマンドを実行し、ホストをプロキシとして設定します。
計算ホストと送信ホストを設定する
プロキシホストを設定したら、load server コマンドまたは load group コマンドを実行して、ほかの計算ホストまたは送信ホストをインストールします。
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