「ホストの詳細」ページには、ジョブの実行を助け、キューのホストとして機能するホストシステムに関する詳細情報が表示されます。
「ホストの詳細」ページには、次の情報が表示されます。
ホスト名 – このホストに割り当てた名前です。
Arch – cod_execd にコンパイルされたアーキテクチャー文字列です。execd が対象とするオペレーティングシステムアーキテクチャーを示します。次に有効な値を示します。
sol-sparc – Sun Solaris (Sparc) 7 以降、32 ビットカーネル
sol-sparc64 – Sun Solaris (Sparc) 7 以降、64 ビットカーネル
sol-x86 – Sun Solaris (x86) 8 以降
x24-amd64 – Linux 2.4.x (AMD64) glibc 2.2+ ベース
lx24-x86 – Linux 2.4.x (x86) glibc 2.2+ ベース
win-x86 – MS-Windows NT
特定のアーキテクチャー用の sge_execd デーモンを複数の OS バージョンで実行することはできますが、アーキテクチャー文字列はこのレベルの詳細は示しません。
プロセッサ数 – 実行ホストのプロセッサ数です。この場合、ホストは単一のインターネットアドレスで定義されます。たとえば、ラック型多重ホストシステムは、1 台のマルチヘッドマシンではなく、クラスタとして数えられます。
負荷平均 – 「負荷 (中)」と同じです。
負荷 (小) – 短時間の平均 OS 実行キューの長さです。この値は、uptime コマンドで表示される 3 つの値のうち、最初の値です。多くの実装では、1 分間の平均が表示されます。
負荷 (中) – 中期の平均 OS 実行キューの長さです。この値は、uptime コマンドで表示される 3 つの値のうち、2 番目の値です。多くの実装では、5 分間の平均が表示されます。
負荷 (大) — 長時間の平均 OS 実行キューの長さです。この値は、uptime コマンドで表示される 3 つの値のうち、3 番目の値です。多くの実装では、10 または 15 分間の平均が表示されます。
NP 負荷平均 – 「負荷 (中)」と同じです。
NP 負荷 (小) – 「負荷 (小)」と同じですが、プロセッサ数で割ったものです。この値によって、シングルヘッドとマルチヘッドのホストの負荷を比較できます。
NP 負荷 (中) – 「負荷 (中)」と同じですが、プロセッサ数で割ったものです。この値によって、シングルヘッドとマルチヘッドのホストの負荷を比較できます。
NP 負荷 (大) – 「負荷 (大)」と同じですが、プロセッサ数で割ったものです。この値によって、シングルヘッドとマルチヘッドのホストの負荷を比較できます。
空きメモリー容量 – メモリーの空き容量です。
使用メモリー容量 – メモリーの使用容量です。
総メモリー容量 – メモリーの合計容量です (空き容量と使用容量の合計)。
スワップ空き容量 – スワップメモリーの空き容量です。
スワップ使用量 – スワップ空間の使用容量です。
総スワップ – スワップ空間の合計容量です (空き容量と使用容量の合計)。
空き仮想メモリー – 「空きメモリー容量」と「スワップ空き容量」の合計です。
使用仮想メモリー – 「使用メモリー容量」と「スワップ使用量」の合計です。
総仮想メモリー – 「総メモリー容量」と「総スワップ」の合計です。
CPU – データ収集時点での CPU に対する CPU ビジー時間の割合 (%) です。
日付/時刻 – データ収集時点のタイムスタンプです。
実行ホストのパラメータの設定については、docs.sun.com にある『N1 Grid Engine 管理ガイド』の「QMON を使用した実行ホストの構成」を参照してください。