Sun Cluster Geographic Edition のインストール

アップグレードの概要

Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのアップグレードは、稼動中のクラスタに対し、稼動を中断することなく行えます。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのインストールプロセスでは Sun Cluster ソフトウェアを再起動する必要がないため、クラスタはサービスを実行したまま運用状態を持続します。また、稼動を中断することなく、アップグレードプロセスを使用して Sun Cluster Geographic Edition のパッチをインストールすることもできます。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの構成データは、アップグレードプロセスを経ても保持されます。


注 –

ソフトウェアのアップグレードを開始する前に、各クラスタのノードごとに、クラスタ構成に必要なパッチがすべてインストールされているか確認してください。

パッチの場所とインストール手順については、『Sun Cluster Geographic Edition 3.1 2006Q4 ご使用にあたって』「必要なパッチ」を参照してください。


Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのアップグレードは、アップグレードしようとするクラスタとパートナーシップを持っているすべてのクラスタのすべてのノードで行う必要があります。

Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのアップグレードプロセス中に Solaris OS をアップグレードする場合は、その前に Sun Cluster Geographic Edition パッケージを削除しておく必要があります。