この節では、ログの設定、および Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの監視に関して直面する可能性のある問題について説明します。
ログに記録するメッセージに応じて、ログファイル /etc/opt/SUNWcacao/logger.properties を次のように構成します。
WARNING および SEVERE の cmass メッセージだけを選択するには、ファイルの 1 行目を次のようにします。
com.sun.cluster.level=WARNING |
すべての geocontrol メッセージを有効にするには、ファイルの 2 行目を次のようにします。
com.sun.cluster.agent.geocontrol.level=ALL |
有効になったトレースが /var/opt/SUNWcacao/logs/cacao.0 ファイルにコピーされます。
gcr エージェントからの詳細メッセージがログファイル内で多くなり過ぎるのを避ける場合は、次のようなエントリをログファイル /etc/opt/SUNWcacao/logger.properties で使用します。
com.sun.cluster.level=WARNING com.sun.cluster.agent.geocontrol.gcr.level=INFO com.sun.cluster.agent.geocontrol.level=ALL |
このプロパティーファイルは、SUNWscmasa パッケージを再インストールするたびに更新されます。
jmx リモートトレースを避けるには、次の行を logger.properties ファイルの先頭に追加します。
javax.management.remote.level=OFF com.sun.jmx.remote.level=OFF java.io.level=OFF |