Sun Cluster Geographic Edition EMC Symmetrix Remote Data Facility 向けデータ複製ガイド

ProcedureEMC Symmetrix Remote Data Facility 保護グループからアプリケーションリソースグループを削除する方法

アプリケーションリソースグループの状態や内容を変えずに、アプリケーションリソースグループを保護グループから削除できます。

始める前に

次の条件が満たされているか確認します。

  1. クラスタノードの 1 つにログインします。

    この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC についての詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。

  2. 保護グループからアプリケーションリソースグループを除去します。

    このコマンドは、ローカルクラスタ上の保護グループからアプリケーションリソースグループを除去します。このコマンドは次に、パートナークラスタに同じ名前の保護グループが含まれている場合、パートナークラスタ上の保護グループからアプリケーションリソースグループを除去します。


    # geopg remove-resource-group resourcegrouplist protectiongroup
    
    resourcegrouplist

    アプリケーションリソースグループの名前を指定します。

    リソースグループは、コンマで区切って複数指定できます。

    protectiongroup

    保護グループの名前を指定します。

    ローカルクラスタで除去操作が失敗した場合、保護グループの構成は変更されません。成功した場合、Configuration 状態はローカルクラスタで OK に設定されます。

    ローカルクラスタ上で Configuration 状態が OK になっていても、パートナークラスタ上で除去操作に失敗した場合、パートナークラスタ上の Configuration 状態が Error に設定されます。


例 2–10 保護グループからのアプリケーションリソースグループの削除

この例では、2 つのアプリケーショングループ apprg1 apprg2srdfpg から削除します。


# geopg remove-resource-group apprg1,apprg2 srdfpg