Sun Blade X6220 サーバーに Red Hat Linux をプロビジョニングするには、load コマンドの bootnetworkdevice 属性に eth0 または eth1 を指定します。
NEM0 インタフェースを利用して Red Hat Linux をプロビジョニングするには、次のコマンドを入力します。
N1-ok> load server ipaddress osprofile myprofile bootip=ipaddress networktype=static ip=ipaddress bootnetworkdevice=eth0 console=ttyS1 consolebaud=115200 |
NEM1 インタフェースを利用して Red Hat Linux をプロビジョニングするには、次のコマンドを入力します。
N1-ok> load server ipaddress osprofile myprofile bootip=ipaddress networktype=static ip=ipaddress bootnetworkdevice=eth1 console=ttyS1 consolebaud=115200 |
bootnetworkdevice が指定されなかった場合は、デフォルトで eth0 とみなされます。
Linux がインストールされている場合、NEM ポートに対応付けられる論理ネットワークインタフェース名は、シャーシ上に PEM モジュールが存在するかどうかによって異なります。現状では、Blade にインストールされている PEM モジュール数によって異なる論理インタフェース名を明示的に指定する必要があります。具体的には、次の表に示すように bootnetworkdevice および networkdevice オプションの両方を指定します。次の表に、2 つのポートを持つ PCI Express モジュールに対して有効な値を示します。
表 2–1 1 つの 2 ポート PEM
インタフェース |
bootnetworkdevice |
networkdevice |
---|---|---|
NEM0 |
eth0 |
eth2 |
NEM1 |
eth1 |
eth3 |
表 2–2 2 つの 2 ポート PEMs
インタフェース |
bootnetworkdevice |
networkdevice |
---|---|---|
NEM0 |
eth0 |
eth4 |
NEM1 |
eth1 |
eth5 |
PEM 構成が異なることがあるため、次の表に、一般的な式を示します。
インタフェース |
bootnetworkdevice |
networkdevice |
---|---|---|
NEM0 |
eth0 |
ethX (X = 0 + 1 枚目の PEM のポート数 + 2 枚目の PEM のポート数) |
NEM1 |
eth1 |
ethX (X = 1 + 1 枚目の PEM のポート数 + 2 枚目の PEM のポート数) |
load コマンドで bootip と ip を異なる設定にすることはできません。OS の配備が完了すると、インタフェースが 1 つだけ構成されます。
PEM が存在していて適切な networkdevice オプションが指定されなかった場合、Sun Blade X6220 サーバーへの Linux 配備は対話モードになります。