Grid Engine ソフトウェアは、複数の方式でインストールできます。
対話型
対話型、セキュリティー強化
自動、inst_sge スクリプトと構成ファイルを利用
アップグレード
インストール方式は、次の点を考慮して決定します。
Grid Engine ソフトウェアがインストールされ、実行されているか
Grid Engine ソフトウェアがすでにインストールされ、実行されていれば、アップグレードを行う必要があるでしょう。アップグレード手順については、第 5 章「以前のリリースの N1 Grid Engine ソフトウェアからのアップグレード」を参照してください。
それ以外の場合、マスターホストを 1 回だけインストールします。マスターホストは通常、第 2 章「N1 Grid Engine ソフトウェアの対話型インストール」の説明に従って対話的にインストールします。
インストールする実行ホストの数が多いかどうか
それほど多くない場合は、第 2 章「N1 Grid Engine ソフトウェアの対話型インストール」の説明に従って対話的にインストールします。
インストールする実行ホストの数が非常に多いかどうか
非常に多い場合は、inst_sge スクリプトと構成ファイルを利用して、自動インストールを行います。具体的な手順は、「inst_sge ユーティリティーと構成テンプレートの使用」を参照してください。
グリッドで暗号化を使用する必要があるかどうか
使用する必要がある場合は、セキュリティーが強化された対話型インストールを実行します。具体的な手順は、第 4 章「拡張セキュリティー機能のインストール」を参照してください。