qquota コマンドを使用して、現在の N1 Grid Engineリソース割り当てに関する情報を表示できます。qquota コマンドは、少なくとも 1 回使用されているか、静的制限を定義した各リソース割り当てを一覧表示します。qquota は、該当するリソース割り当てごとに次の情報を表示します。
リソース割り当て規則 – 規則セットの名前と規則の名前または個数
制限 – リソース名、およびそのリソースの使用可能数と使用数
フィルタ – 実効リソース割り当てセットフィルタ。「リソース割り当てセットについて」 で説明したフィルタスコープを適用することで決定されます。
qquota コマンドには、特定のホスト、クラスタキュー、プロジェクト、並列環境、リソースまたはユーザーに情報を絞り込むためのオプションがいくつかあります。オプションが使用されなかった場合、qquota は、コマンドの呼び出し元ユーザー名に該当するリソースセットの情報を表示します。詳細は、qquota(1) のマニュアルページを参照してください。
次の例は、ユーザー user1 に該当するリソース割り当てセットの情報を示しています。
$ qquota -u user1 resource quota limit filter -------------------------------------------------------------------------------- maxujobs/1 slots=5/20 - max_linux/1 slots=5/5 hosts @linux max_per_host/1 slots=1/2 users user1 hosts host2 |