qacct コマンドを使用すると、英数字のアカウンティング統計を生成できます。オプションを指定しないと、qacct により、完了したすべてのジョブによって生成され、クラスタアカウンティングファイル sge-root/cell/common/accounting に含まれている、クラスタのすべてのマシンに関する使用率集計情報が表示されます。この場合、qacct は秒単位で次の 3 つの時間を報告します。
キューあるいはユーザーなどに関するアカウンティング情報の報告に、いくつかのオプションを使用可能です。特に、qacct -l コマンドを使用すると、すでに完了していて、リソース要求指定に一致するすべてのジョブに関する情報を要求できます。
qacct -j [job-id | job-name] コマンドを使用すると、Grid Engine システムによって格納された、リソース使用率情報の全体に直接アクセスできます。 この情報には、getrusage システムコールにより提供された情報が含まれています。
-j オプションは、job-id または job-name を持つジョブのリソース使用率エントリを報告します。引数なしで実行された場合は、参照されたアカウンティングファイルに含まれるすべてのジョブが表示されます。ジョブ ID が指定され、複数のエントリが表示された場合は、次のいずれかが真になります。
ジョブ ID 番号が折り返される。ジョブ ID の範囲は 1 から 999999 です。
移動したチェックポイント設定ジョブが表示される。
詳細については、qacct(1) のマニュアルページを参照してください。