Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド

はじめに

『Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド』は、N1TM Grid Engine 6.1 ソフトウェアが稼働する、ネットワークコンピュータホストのシステム設定と管理の方法に関する基本的な情報について説明します。

対象読者

このガイドの内容説明と解説は、経験豊富なシステム管理者を対象としています。

内容の紹介

『Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド』は、次の章で構成されています。


注 –

このガイドの内容の一部は、もともとは Sun Grid Engine プロジェクトの Web サイトの「How-To」セクションに掲載されていたものです。頻繁に更新されるため、この Web サイトは Grid Engine システムの管理者にとって特別な価値があるため、アクセスする価値があります。


表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P–1 表記上の規則

字体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 

.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 

system% su

password:

AaBbCc123

変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 

ファイルを削除するには、rm filename と入力します。

『 』 

参照する書名を示します。 

『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 

「 」 

参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 

第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 

枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 

 


sun% grep `^#define \

  XV_VERSION_STRING'

コマンド例のシェルプロンプト

次の表に、C シェル、Bourne シェル、および Korn シェルのデフォルトの UNIX® システムプロンプト、およびスーパーユーザーのプロンプトを紹介します。

表 P–2 シェルプロンプト

シェル 

プロンプト 

C シェル 

machine_name%

C シェルのスーパーユーザー 

machine_name#

Bourne シェルおよび Korn シェル 

$

Bourne シェルおよび Korn シェルのスーパーユーザー 

#