Sun Management Center 4.0 インストールと構成ガイド

環境面からの編成

組織によっては、場所とリソースが重複していながら論理的な機能はそれぞれ独立しているという複数の論理環境を抱えている場合もあるでしょう。論理環境には、職務グループ (営業や技術など)、機能グループ (小売や大口など)、論理的なソフトウェア環境 (ユーザー承認や製造など) があります。

この 3 つのケースとも、各グループの要素を分離させる個別の Sun Management Center トポロジを生成することを検討してください。トポロジグループを分離させると、1 つのグループで問題が発生してもほかのグループで警告が出されるということがありません。この分離は、マルチドメインサーバーを抱えるシステムで Sun Management Center 環境を構成する場合にとりわけ重要となります。ドメインが異なると、それぞれまったく異なるグループまたは環境を対象として機能している可能性があります。単一のトポロジグループに複数のドメインを含めると、紛らわしい情報やアラーム通知が生成される可能性があります。