Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.2 配備計画ガイド

再送信タイムアウト

一部のシステムでは、パケットの再送信間の初期時間間隔を設定できます。この設定は、確認応答のなかったパケットが再送信されるまでの待機時間に影響を与えます。設定値が大きすぎると、失われたパケットのためにクライアントが待たされる可能性があります。高速で信頼性の高いネットワーク上のイントラネット配備の場合、このパラメータの値を 500 ミリ秒に設定すれば、パフォーマンスの改善が期待できます。一方、往復時間が 250 ミリ秒を超えるようなネットワークでは、そうした小さな値を使用しないでください。

Solaris システムでこの時間間隔を設定するには、tcp_rexmit_interval_initial パラメータを使用します。