Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

HTML コンテンツのフォームルール

ユーザーが参照する HTML ページにはフォームが含まれていることがあります。一部のフォーム要素は、値として URL をとることがあります。

この節は、次の項目から構成されています。

フォームルールの構文

<Form name="form1" field="visit" [valuePatterns="" source="*"]/>

各表記の意味は次のとおりです。

name はフォーム名です (必須)。

field は値を書き換える必要があるフォームのフィールドです (必須)。

valuePatterns については、「ルールでのパターンマッチングの使用」を参照してください。

source は、このフォーム定義が存在するページの URL です (省略可能、デフォルト * は任意のページを意味する)。

フォームルールの例

ページのベース URL が次の URL であると仮定します。

http://test.siroe.com/testcases/html/form.html

ページコンテンツ

ページ URI が form.html で、サーバーの root ディレクトリに格納されていると仮定します。

<form name=form1  method=POST action=
"http://test.siroe.com/testcases/html/form.html">
<input type=hidden name=abc1 value="0|1234|/test.html">
</form>

form1 の一部である abc1 という隠しフィールドの値に含まれる /text.html を書き換えるとします。この場合、次のルールが必要です。

ルール

<Form source="*/form.html" name="form1" 
field="abc1" valuePatterns="0|1234|"/>
<Attribute name="action"/>

出力

<FORM name="form1" 
method="POST" action="gateway-URL/
http://test.siroe.com/testcases/html/form.html">
<input type=hidden name=abc1 
value="0|1234|gateway-URL/
http://test.siroe.com/test.html">
</FORM>

説明

action タグは定義済みのいくつかの HTML 属性ルールを使用して書き換えられます。

入力タグ属性値の value は、出力に示されるように書き換えられます。指定された valuePatterns が検索され、一致した valuePatterns に続くすべてのコンテンツは、先頭にゲートウェイ URL とページのベース URL を追加する方法で書き換えられます。「ルールでのパターンマッチングの使用」を参照してください。