Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

パフォーマンスオプションの設定

タイムアウトおよび再試行の設定

Procedureタイムアウトおよび再試行を設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を変更するプロファイル名をクリックします。

  3. 「パフォーマンス」タブを選択します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    サーバーの再試行間隔 (秒) 

    Portal Server、リライタプロキシ、またはネットレットプロキシがクラッシュや停止などで使用できなくなった場合に開始の試行を要求する時間間隔を秒単位で指定します。 

    ゲートウェイタイムアウト (秒) 

    ゲートウェイとブラウザの接続がタイムアウトになるまでの時間間隔を秒単位で指定します。 

    「ゲートウェイタイムアウト」フィールドに、タイムアウトまでの間隔を秒単位で指定します。 

    キャッシュされたソケットのタイムアウト (秒) 

    ゲートウェイと Portal Server の接続がタイムアウトになるまでの時間間隔を秒単位で指定します。 

HTTP オプションの設定

ProcedureHTTP オプションを設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を変更するプロファイル名をクリックします。

  3. 「パフォーマンス」タブを選択します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    最大スレッドプールサイズ 

    適切なスレッド数を指定します。 

    ゲートウェイスレッドプールで事前に作成できる最大スレッド数を指定できます。 

    持続 HTTP 接続 

    「持続 HTTP 接続を有効」チェックボックスにチェックマークを付けて、持続的な HTTP 接続を有効にします。 

    ゲートウェイで HTTP の持続接続を有効にし、Web ページの (イメージやスタイルシートなどの) すべてのオブジェクトにソケットが開かれないように設定することができます。 

    持続接続ごとの最大要求数 

    最大要求数を入力します。 

    持続ソケット接続のタイムアウト (秒) 

    適切なタイムアウトを秒単位で入力します。 

    回復時間に必要な正常なタイムアウト (秒) 

    必要な猶予時間を秒単位で入力します。 

    これはクライアント (ブラウザ) とゲートウェイの間でのネットワークトラフィックの往復時間です。 

    • ブラウザが要求を送信してから要求がゲートウェイに到達するまでにかかる時間

    • ゲートウェイが応答を送信してからブラウザがその応答を実際に受信するまでの時間

    これは、ネットワーク状態やクライアントの接続速度などの要因によって決まります。 

    最大接続キュー 

    ゲートウェイが受け付ける最大同時接続数を指定します。 

    適切な接続数を指定します。 

Secure Remote Access のパフォーマンスの監視

管理者は Secure Remote Access の各種コンポーネントにアクセスしてパフォーマンスを監視できます。

ProcedureSecure Remote Access のパフォーマンスを監視する

  1. Portal Server 管理コンソールにログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、サブメニューの「監視」をクリックします。

  3. 「監視」ページで、ドロップダウンメニューからプロキシインスタンスを選択します。

  4. 「MBeans」テーブル内で、パフォーマンス値を表示する属性を選択します。