Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

セキュリティーオプションの設定

PDC および非認証 URL の設定

ProcedurePDC および非認証 URL を設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を変更するプロファイル名をクリックします。

  3. 「セキュリティー」タブを選択します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    証明書が有効なゲートウェイホスト 

    1. 「証明書が有効なゲートウェイホスト」リストにゲートウェイ名が追加されます。

      host1.sesta.com の形式でゲートウェイを追加します。

    2. 「追加」をクリックします。

    非認証 URL 

    一部の URL で認証を不要にするように指定できます。通常は、イメージを含むディレクトリが該当します。 

    「非認証 URL」フィールドに、folder/subfolder の形式で適切なフォルダパスを入力します。

    URL が、/images など完全修飾名ではない場合、ポータル URL として処理されます。 

    非ポータル URL を追加するには、URL を完全修飾名にし、「追加」をクリックして、このエントリを「非認証 URL」リストに追加します。 

    信頼できる SSL ドメイン 

    「信頼できる SSL ドメイン」フィールドに、ドメイン名を入力して「追加」をクリックします。 

TLS および SSL オプションの設定

ProcedureTLS および SSL オプションを設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、属性を変更するプロファイル名をクリックします。

  3. 「セキュリティー」タブを選択します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    40 ビット暗号化 

    このオプションは、40 ビットの (弱い) SSL (Secure Sockets Layer) 接続を許可する場合に選択します。このオプションを選択していない場合、128 ビット接続だけがサポートされます。 

    このオプションを無効にするときは、ブラウザが必要な接続タイプをサポートするように設定されていることを確認する必要があります。 


    注 –

    Netscape Navigator 4.7x の場合は、次の処理が必要です。

    1. 「Communicator」メニューの「ツール」の「セキュリティー情報」を選択します。

    2. 左の区画で「Navigator」リンクをクリックします。

    3. 「詳細セキュリティー (SSL) 設定」の「SSL v2 の設定」または「SSL v3 の設定」をクリックします。

    4. 適切な暗号化方式を有効にします。


    Null 暗号化方式 

    「Null 暗号化方式を有効」チェックボックスにチェックマークを付けて、Null 暗号化方式を有効にします。 

    SSL 暗号化方式の選択 

    Secure Remote Access は、数多くの標準暗号化方式をサポートしています。パッケージ内のすべての暗号化方式をサポートするか、必要な暗号化方式を個別に選択するかを選択することができます。ゲートウェイインスタンスごとに、個別に SSL 暗号化方式を選択できます。選択した暗号化方式のいずれかがクライアントサイトに存在していれば、SSL ハンドシェークは正常に行われます。 

    SSL Version 2.0 

    「SSL Version 2.0 を有効」チェックボックスにチェックマークを付けて、Version 2.0 を有効にします。デフォルトでは、このオプションは有効に設定されています。 

    SSL version 2.0 を有効または無効にできます。SSL 2.0 を無効にすると、古い SSL 2.0 しかサポートしないブラウザは Secure Remote Access に対して認証ができません。これにより、セキュリティーのレベルが格段に向上します。 

    SSL2 暗号化方式 

    「SSL 暗号化方式の選択の有効化」チェックボックスにチェックマークを付けます。 

    SSL 暗号化方式のリストから、必要な暗号化方式を選択できます。 

    SSL Version 3.0 

    SSL version 3.0 を有効または無効にできます。SSL 3.0 を無効にすると、SSL 3.0 しかサポートしないブラウザは SRA ソフトウェアに対して認証ができません。これにより、セキュリティーのレベルが格段に向上します。 

    「SSL Version 3.0 を有効」チェックボックスにチェックマークを付けて、Version 3.0 を有効にします。 

    SSL3 暗号化方式 

    「SSL 暗号化方式の選択の有効化」チェックボックスにチェックマークを付けます。 

    SSL3 暗号化方式のリストから、必要な暗号化方式を選択できます。 

    TLS 暗号化方式 

    「SSL 暗号化方式の選択の有効化」チェックボックスにチェックマークを付けます。 

    TLS 暗号化方式のリストから、必要な暗号化方式を選択できます。