Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

付録 B ログファイル

次のファイルはデフォルトの /var/opt/SUNWportal/debug ディレクトリに格納されるログファイルで、デバック情報などの情報が記録されます。

ログファイルについて

表 B–1 情報ファイルとデバッグファイル

ファイル名 

内容 

次のログファイルは、デフォルトディレクトリ /etc/opt/SUNWam/debug/AMConfig-instance-name.properties ファイルのデバッグパラメータによって制御されます。Linux のパス名については、「Solaris と Linux のパス名の比較」を参照してください。

 

amconsole 

ネットファイル、ネットレット、および Gateway Admin ファイル 

srapNetFile 

ネットファイル情報ファイル 

srapNetlet 

ネットレット情報ファイル 

srapProxylet 

プロキシレットの情報ファイル 

次のログファイルは、デフォルトディレクトリ /etc/opt/SUNWportalplatform.conf.gateway-profile-name ファイルのデバッグパラメータ gateway.debug によって制御されます。Linux のパス名については「Solaris と Linux のパス名の比較」を参照してください。

 

srapGateway.gateway-profile-name 

ゲートウェイ情報 

Gateway_to_from_server.gateway-profile-name 

 

Gateway_to_from_browser.gateway-profile-name 

 

srapNetletProxy.gateway-profile-name 

 

srapRewriterProxy.gateway-profile-name 

 

rwproxy.log.rewriter-proxy-instance-name 

リライタプロキシの開始時刻と停止時刻 

nlproxy.log.netlet-proxy-instance-name 

ネットレットプロキシの開始時刻と停止時刻 

gateway.log.gateway.instance.name 

ゲートウェイの開始時刻と停止時刻 

次のリライタファイルは、デフォルトディレクトリ /var/opt/SUNWam/config/AMConfig-instance-name.properties ファイルのデバッグパラメータによって制御されます。詳細については、「デバッグログを使用したトラブルシューティング」を参照してください。

 

RuleSetInfo 

書き換えに使用されたすべてのルールは、このファイルに記録されます。 

Original Pages 

ページの URI、解決された URI (解決された URI がページ URI と異なる場合)、コンテンツの MIME、ページに適用されたルールセット、パーサー MIME、元のコンテンツが記録されます。 

このファイルには、解析に関連する具体的な error/warning/message も記録されます。 

message モードではすべての内容が記録され、warning モードと error モードでは書き換え時に発生した例外だけが記録されます。 

Rewritten Pages 

ページの URI、解決された URI (解決された URI がページ URI と異なる場合)、コンテンツの MIME、ページに適用されたルールセット、パーサー MIME、書き換えられたコンテンツが記録されます。 

この情報は、デバッグモードを message に設定した場合にだけ記録されます。 

Unaffected Pages 

このファイルには、変更されなかったページのリストが含まれます。 

URIInfo Pages 

このファイルには、検出され、変換された URL が含まれます。コンテンツが元のデータと同じ状態で残された、すべてのページの詳細が記録されます。 

記録される詳細情報はページの URI、MIME、符号化データ、書き換え時に適用されたルールセットの ID、およびパーサー MIME です。