このルールは、クライアントマシンから 2 台のマシン sesta および siroe への Telnet 接続をサポートします。
各表記の意味は次のとおりです。
23 は接続先ホストの接続用ポート番号、つまり、Telnet の予約ポートです。
1111 は、ネットレットが最初の接続先ホスト siroe からの接続要求を待機するクライアント側のポートです。
1234 は、ネットレットが 2 番目の接続先ホスト siroe からの接続要求を待機するクライアント側のポートです。
このルールの最初の 6 つのフィールドは、「基本的なスタティックルール」と同じです。2 番目の接続先ホストを識別するためのフィールドが 3 つ追加されている点が異なります。
ルールにターゲットを追加するときは、新しい接続先ホストごとに、local port、destination host、destination port の 3 つのフィールドを追加する必要があります。
各接続先ホストへの接続を、3 つのフィールドのセットを使って記述することができます。2048 未満の待機ポート番号は、UNIX ベースのリモートクライアントでは使用できません。UNIX は下位数値のポートに制約され、root でリスナーを開始する必要があるためです。
このルールは前述のルールと同様に機能します。ネットレットプロバイダはリンクを表示しませんが、ネットレットは指定された 2 つのポート (1111 と 1234) で自動的に起動して待機します。ユーザーはクライアントソフトウェア、この場合は、ホストに接続するために localhost のポート 1111 に対して Telnet セッションを、2 番目のホストに接続するには、localhost のポート 1234 に対して Telnet セッションを開始する必要があります。