Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

複数ホストを選択するスタティックルール

このルールは、複数の代替ホストを指定する場合に使用します。ルールの最初のホストへの接続に失敗した場合、ネットレットは 2 番目に指定されたホストへの接続を試み、成功するまで指定の順に代替ホストへの接続を試みます。

ルール名 

暗号化方式 

リモートアプリケーションの URL 

ダウンロードアプレットの有効化 

拡張セッションを有効 

ローカルポートと宛先サーバーポートのマップ 

gojoe 

SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5

/gojoe.html 

  • クライアントポート: 8000

  • サーバーホスト: gojoeserver

  • サーバーポート: 8080

チェックボックスにチェックマークを付ける 

  • ローカルポート 10491

  • 接続先ホスト: siroe+sesta

  • 接続先ポート: 35+26+491-35+491

各表記の意味は次のとおりです。

10491 は、ネットレットが接続先ホストからの接続要求を待機するクライアント側のポートです。

ネットレットはポート 35、ポート 26、ポート 491 の順に使用可能なポートにアクセスし、siroe との接続を確立しようと試みます。

siroe との接続が確立できない場合、ネットレットはポート 35491 の順序で sesta への接続を試みます。

ホスト間のプラス (+) 記号は代替ホストを表します。

ポート番号間のプラス (+) 記号は、単一の接続先ホストに対する代替ポートを表します。

異なる接続先ホストのポート番号を区切るときは、区切り文字としてポート番号間にマイナス (-) 記号を挿入します。


注 –

指定された一連のホストへの接続が順次に試行されます。たとえば、siroe+sesta が指定されたルールの場合、最初に siroe への接続が試行されます。この接続に失敗すると、次に sesta への接続が試行されます。ルール内で最初にリストされたホストがアクティブネットワーク内で物理的に使用できない場合、ルール内の使用不能ホストの数が多いほど、次の使用可能ホストへの接続にかかる時間が長くなります。