Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

URL を呼び出すダイナミックルール

このルールを使用することで、目的の接続先ホストを設定できるため、ネットレットを使用してさまざまなホストへの Telnet 接続を確立できます。

ルール名 

暗号化方式 

リモートアプリケーションの URL 

ダウンロードアプレットの有効化 

拡張セッションを有効 

ローカルポートと宛先サーバーポートのマップ 

myrule 

SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5

telnet://localhost:30000 

チェックボックスにチェックマークを付けない 

チェックボックスにチェックマークを付ける 

  • ローカルポート 30000

  • 接続先ホスト: TARGET

  • 接続先ポート: 23

各表記の意味は次のとおりです。

myrule はルール名です。

SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5 は、適用される暗号化方式を示します。

telnet://localhost:30000 はルールで呼び出される URL です。

false はアプレットがダウンロードされないことを示します。

true は、ネットレット接続がアクティブになっても、Portal Server がタイムアウトにならないことを示します。

30000 は、ネットレットがこのルールの接続要求を待機するクライアント上のポートです。

TARGET は、ユーザーがネットレットプロバイダを使用して接続先ホストを設定する必要があることを示します。

23 はネットレットで開かれる接続先ホストのポートです。この例では、既知の Telnet ポートです。

Procedureルールの追加後にネットレットを実行する

このルールを追加したあとに、ユーザーはネットレットを目的どおりに稼動させるためにいくつかの手順を実行しなければなりません。ユーザーはクライアント側で次の操作を実行する必要があります。

  1. 標準の Portal Server デスクトップのネットレットプロバイダセクションで、「編集」をクリックします。

    新しいネットレットルールが、「新しいターゲットの追加」セクションの「ルール名」に表示されます。

  2. ルール名を選択し、接続先ホスト名を入力します。

  3. 変更を保存します。

    デスクトップに戻ります。デスクトップのネットレットプロバイダセクションに新しいリンクが表示されます。

  4. 新しいリンクをクリックします。

    新しいブラウザが起動し、ネットレットルールで指定した URL が表示されます。


    注 –

    同じルールに複数の接続先ホストを追加する場合は、この手順を繰り返します。選択された最後のリンクのみがアクティブです。