Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

証明書の信頼属性

証明書の信頼属性が示す情報は、次のとおりです。

各証明書には 3 つの利用可能な信頼カテゴリがあり、SSL、電子メール、オブジェクト署名の順に表されています。ゲートウェイコンポーネントの場合、最初のカテゴリだけが使用されます。各カテゴリの位置に、信頼属性コードが設定されます (カテゴリにコードが設定されない場合もある)。

カテゴリの属性コードはコンマ (,) で区切られ、属性のセット全体は引用符 (") で囲まれます。たとえば、ゲートウェイのインストール時に生成、インストールされた自己署名証明書には、"u,u,u" が設定されます。これは、証明書がルート CA 証明書ではなくサーバー証明書 (ユーザー証明書) であることを示します。

「証明書の信頼属性」は、属性値のリストとそれぞれの意味を示しています。

表 10–2 証明書の信頼属性

属性 

説明 

有効なピア 

認証されたピア (p のサブセット) 

有効な CA 

クライアント証明書の発行が認証された CA (c のサブセット) 

サーバー証明書の発行が認証された CA (c のサブセット) (SSL のみ) 

認証または署名に証明書を使用できます。 

警告を送信 (ほかの属性とともに使用され、そのコンテキストでの証明書の使用について警告を追加する)