Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

ネットレットサービス

「ネットレットサービス」は、ネットレットサービスの属性を示しています。

表 A–15 ネットレットサービスの属性

属性 

デフォルト値 

説明 

ネットレットルール 

 

ルールを追加するか削除するかを選択します。 

ルールを追加する場合は、次の 9 個の属性が必要です。 

   

-- ルール名 

 

一意のルール名を指定します。 

-- 暗号化方式 

 

適切な暗号化方式を指定します。 

-- URL 

 

呼び出すアプリケーションの URL を指定します。 

-- アプレットのダウンロード 

 

アプレットをダウンロードする必要があるかどうかを指定します。アプレットを使用する場合、関連する編集ボックスには次の構文で入力します。 

local-port:server-host:server-port 

-- 拡張セッション 

 

このルールに対応するネットレットセッションの実行中は Portal Server セッション時間が延長されるようにします。 

-- ローカルポートと宛先サーバーポートのマップ 

 

ローカルポート、ターゲットホスト、およびターゲットポートを指定します。これらの値 (この表の次の 3 項目) の入力後、「追加」をクリックすると、入力した値がリストに表示されます。 

-- ローカルポート 

 

ネットレットが待機するローカルポートを指定します。FTP ルールでは、ローカルポートは 30021 である必要があります。 

-- 接続先ホスト 

 

スタティックルールの場合は、ネットレット接続での宛先マシンのホスト名。 

ダイナミックルールの場合は、「TARGET」。 

-- 接続先ポート 

 

接続先ホスト上のポートを指定します。 

デフォルトのネイティブ VM 暗号化方式 

 

ネットレットルールのデフォルトの暗号化方式を指定します。これはルールの一部として暗号化方式が指定されていない既存のルールを使用する場合に便利です。 

デフォルトの Java プラグイン暗号化方式 

 

ネットレットルールのデフォルトの暗号化方式を指定します。これはルールの一部として暗号化方式が指定されていない既存のルールを使用する場合に便利です。 

デフォルトのループバックポート 

58000 

ネットレットを通じてアプレットがダウンロードされるときにクライアントで使用されるポートを指定します。デフォルト値は、ネットレットルール内で上書きできます。 

接続の再認証 

 

ネットレット接続を確立しようとするユーザーに、そのつどネットレットパスワードの入力を要求します。 

接続の警告ポップアップを表示 

選択 

ユーザーがネットレットでアプリケーションを実行する場合、または侵入者が待機ポートを通じてデスクトップにアクセスしようとしている場合に、メッセージを表示します。 

ポート警告ダイアログにチェックボックスを表示 

選択 

ネットレットがユーザーの標準ポータルデスクトップ上の接続先ホストに接続しようとしたときに、警告ダイアログポップアップの表示を抑制することができます。 

キープアライブ間隔 (分) 

クライアントが Web プロキシを通じてゲートウェイに接続している場合は、アイドル状態のネットレット接続はプロキシタイムアウトによって切断されます。切断されないようにするには、このパラメータにプロキシタイムアウトより小さい値を指定してください。 

ポータルのログアウト時にネットレットを終了 

選択 

ユーザーが Portal Server をログアウトしたときにすべての接続を終了するようにします。 

ネットレットルールにアクセス 

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定のネットレットルールへのアクセスを定義します。 

ネットレットルールの拒否 

 

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定のネットレットルールへのアクセスを拒否します。 

許可されるホスト 

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定のホストへのアクセスを定義します。 

拒否されるホスト 

 

組織内の特定のホストへのアクセスを拒否します。