Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

プロキシレット属性の設定

ユーザーがログインしたときにプロキシレットが自動的に起動するようにプロキシレットを設定するには、「配備」オプションの「プロキシレットアプレットを自動的にダウンロード」チェックボックスにチェックマークを付けます。「プロキシレットアプレットを自動的にダウンロード」チェックボックスにチェックマークが付いていない場合には、標準のポータルデスクトップのプロキシレットチャネルの「プロキシレットの起動」をクリックすれば、必要に応じてプロキシレットを取得できます。

Procedureプロキシレットの属性を設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログインします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、「プロキシレット」タブを選択します。

  3. 「DN を選択」リストボックスから適切な DN を選択するか、または特定のユーザーまたは組織の既存の DN を追加します。

  4. 「プロキシレット」ページで、次の属性を設定します。

    属性名 

    説明 

    COS 優先順位 

    オプションのリストからプロキシレットトラフィックのサービスクラスを選択します。 

    プロキシレットアプレットを自動的にダウンロード 

    プロキシアプレットをクライアントマシンに自動的にダウンロードする場合は、「はい」をクリックします。プロキシレットアプレットをダウンロードするための基本的な要件は次のとおりです。 

     

    クライアントマシンでサーバーアプリケーションを実行できる 

     

    クライアントマシンの Java バージョンが 1.4 以降である 

     

    ブラウザが IE 6.0 SP2 または Firefox 2.0 である 

     

    正しいブラウザ権限 

    プロキシレット経由でポータルを更新 

    プロキシレットの起動後にポータルデスクトップを更新し、トラフィックがプロキシレットを経由するようにする場合は、「はい」をクリックします。「プロキシレットの起動後にポータルを更新」と「プロキシレットアプレットを自動的にダウンロード」の両方が有効になっている場合、「App Urls」は機能しません。 

    起動モード 

    「Java Web Start」または「アプレット」を選択します。 

    プロキシレットアプレットのデフォルトのバインド IP 

    プロキシレットがブラウザからの要求をバインドおよび待機する IP アドレスを入力します。 

    プロキシレットアプレットのデフォルトのポート 

    プロキシレットがブラウザからの要求を待機するポート番号を入力します。 

    自動プロキシ設定ファイルの位置 

    プロキシ自動設定 (PAC) ファイルから、またはプロキシ設定リストからのプロキシ設定が格納された設定ファイルの場所を入力します。 

  5. 「プロキシレットルール」オプションで、次の操作を行います。

    1. プロキシレットサービスから起動するアプリケーションのルールを指定します。

    2. 「追加」をクリックします。

    3. 「ドメイン」フィールドに、www.google.com のようなドメイン名を入力します。

    4. プロキシレットで処理するドメインのホストおよび対応するポート番号を入力します。これにより、プロキシレットで HTTP 要求を解決し、要求がゲートウェイを経由しないようにします。

  6. 「保存」をクリックして終了します。