HTTP、FTP などの要求はプロキシレットサービスを経由します。管理者はプロキシレットルールにより、プロトコル、ホスト、またはドメインへのポートに基づいてマッピングを指定できます。プロキシレットルールにより、プロキシ自動設定 (PAC) ファイルのドメインとプロキシの設定値を指定できます。たとえば、すべての FTP トラフィックがネットレットを経由したり、すべての HTTP トラフィックがプロキシレットを経由するように経路ルールを作成することが可能です。プロキシレットサービスでレンダリングする必要がある定義済みアプリケーションを設定できます。これは、ユーザーまたは組織の設定に基づいて行うことができます。プロキシレットで処理するようにアプリケーションを追加すると、ユーザーデスクトップが管理しやすくなり、パフォーマンスも向上します。
「プロキシレット」オプションが有効になっていることを確認します。プロキシレットの有効化の詳細については、「ゲートウェイプロファイル」の章を参照してください。
Portal Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
「ポータル」タブを選択し、変更するポータルインスタンスを選択します。
「デスクトップ」ページが表示されます。
「DN を選択」リストボックスから適切な DN を選択するか、または特定のユーザーまたは組織の既存の DN を追加します。
「コンテナとチャネルを管理」リンクをクリックします。
「コンテナとチャネルを管理」ページが表示されます。
左の区画で、「プロキシレット」を選択します。
右の区画で、appurl リンクを選択します。
プロパティーウィザードで、アプリケーション名と値を入力します。必要に応じてアプリケーションのプロパティーを変更します。たとえば、アプリケーションの名前と、「http://www.example.com」を入力します。
「閉じる」をクリックして完了します。
これで、ユーザーまたは組織のレベルでポータルデスクトップにアプリケーションリンクを表示できるようになりました。