Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

Procedure処理権限を設定する

ユーザーがリモートホストから次のタスクを実行する権限を許可または拒否できます。

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、「ネットファイル」タブを選択します。

  3. 「DN を選択」リストからユーザーまたは組織の DN を選択するか、または DN を追加します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    ファイル名の変更 

    ユーザーがファイル名を変更できるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ファイル/フォルダの削除 

    ユーザーがファイルおよびディレクトリを削除できるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ファイルのアップロード 

    ユーザーがファイルをアップロードできるようにするには、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ファイル/フォルダのダウンロード 

    ユーザーがファイルまたはディレクトリをダウンロードできるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ファイル検索 

    ユーサーがファイル検索操作を実行できるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ファイルのメール送信 

    ユーザーがメールにアクセスできるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ファイルの圧縮 

    ユーザーが圧縮タイプを選択できるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ユーザー ID の変更 

    ユーザーが自分のユーザー ID を変更できるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。ユーザーは、ネットファイルを使用してホストに接続する場合に、異なる ID を使用できます。 

    大規模な組織では、ユーザーは複数のユーザー ID を持つ場合があります。ユーザーが単一のユーザー ID を使用するように制限する場合は、「ユーザー ID の変更を許可」オプションを無効にします。これにより、特定の組織のすべてのユーザーがユーザー ID を変更できなくなり、ネットファイルを使用してホストに接続するときに使用する ID が単一の ID (デスクトップログイン ID) に制限されます。また、ユーザーがマシンごとに異なるログイン ID を持つことがありますが、この場合、必要に応じてユーザーによる ID の変更を許可することができます。 

    Microsoft Windows ドメインの変更 

    ユーザーがデフォルトの Microsoft Windows ドメインホストを変更できるようにする場合は、「許可」チェックボックスにチェックマークを付けます。このオプションはデフォルトで選択されています。 

    ユーザーがドメイン名を指定するときは、そのドメインのユーザー名とパスワードも指定する必要があります。ホストのユーザー名とパスワードを使用する必要がある場合、ユーザーは「ユーザーのドメイン名」フィールドからドメインを削除しなければなりません。 


    注 –

    これらのオプションのいずれかの選択を解除した場合、ユーザーが Portal Server デスクトップに再度ログオンするまで変更は有効になりません。


  5. 「保存」をクリックして終了します。