Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 7.2 管理ガイド

Procedure基本オプションを設定する

  1. Portal Server 管理コンソールに管理者としてログオンします。

  2. 「Secure Remote Access」タブを選択し、「ネットファイル」タブを選択します。

  3. 「DN を選択」リストからユーザーまたは組織の DN を選択するか、または DN を追加します。

  4. 次の属性を変更します。

    属性名 

    説明 

    COS 優先順位 

    属性値を継承するかどうかの決定に使用される値を指定します。この属性の詳細については、『Sun Java System Directory Server 管理ガイド』を参照してください。

    ドメイン/ホストの設定 

    ネットファイルが許可されたホストにアクセスするために必要なデフォルトドメインを入力します。 

    このデフォルト値が適用されるのは、ユーザーがネットファイルを使用してホストを追加するときに、完全修飾ホスト名を指定していない場合です。 


    注 –

    「デフォルトドメイン」フィールドが空ではなく、有効なドメイン名が指定されていることを確認してください。


    デフォルトの WINS/DNS サーバー 

    Microsoft Windows ホストへのアクセスでネットファイルが使用する WINS/DNS サーバーホストアドレスを入力します。 


    注 –

    ユーザーはマシンを追加するときに別の値を指定し、この値を上書きできます。


    ホスト検出順序 

    「上に移動」ボタンと「下に移動」ボタンを使用して、ホストの検出順序を指定します。 

    共通ホスト 

    ホスト名または完全修飾名を入力して、「追加」をクリックします。 

    指定したホスト名がユーザーの設定したホスト名と一致する場合、両方の情報が統合され、指定した値がユーザーの指定した値に上書きされます。 

    ネットファイルを使用してすべてのリモートネットファイルユーザーが利用できるホストのリストを設定します。 


    注 –

    たとえば、共通の 4 つのホスト sestasiroeflorizon、および abc を設定しているとします。ユーザーはそのうち 2 つのホスト、sestasiroe を設定します。この場合、ユーザーが指定した値は管理者が指定した値よりも優先されます。ユーザーのネットファイルには、florizonabc もリストされ、ユーザーは 2 つのホストでさまざまな処理を実行できます。「拒否されたホスト」リストに florizon を指定している場合、ユーザーのネットファイルに florizon がリストされますが、florizon については処理が実行できません。

    ホストのタイプ: ユーザーが「共通ホスト」リスト内にあるマシンをすでに追加している場合、ユーザーの設定が優先されます。タイプが競合する場合、管理者が追加した共有はそのユーザーには追加されません。ユーザーと管理者が同じ共通を追加した場合、その共有は追加されますがユーザーが設定したパスワードが優先されます。


  5. 「保存」をクリックして終了します。