Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

データベースのパーティションの作成

検索サーバーを使用すれば、複数のディスク、ファイルシステム、ディレクトリ、またはパーティションにまたがる検索データベースを構成する物理ファイルを配置できます。異なる物理デバイス、または論理デバイスにデータベースを拡張することで、単一のデバイスに使用するよりも大きなデータベースを作成することができます。

デフォルトでは、検索サーバーは 1 つのディレクトリだけを使用するデータベースを設定します。コマンド行インタフェースを使用すると、データベースパーティションに次の 2 種類の操作を実行できます。

検索サーバーは、各パーティションに空き領域があるかどうかを確認しません。データベースに適切な空き領域を確保するのは、ユーザーの作業です。

データベースのパーティションは、合計で最大 15 個追加できます。


注 –

一度パーティションの数を増やすと、あとでパーティションの数を減らすには、データベース全体を削除する必要があるので注意してください。

ただし、ディスク容量が十分にある場合に限り、パーティションの作成はお勧めしません。


データベースパーティションの物理的な場所を変更するには、新しい場所の名前を指定します。同様に、既存のパーティションの名前も変更できます。パーティションを操作するには rdmgr コマンドを使用します。psadmin コマンドの詳細については、『Sun Java System Portal Server 7.2 Command Line Reference』を参照してください。