Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

データベースへのインポート

通常、検索データベースの項目はロボットから取得します。また、ほかの Portal Server 検索エンジン、iPlanet Web Server や NetscapeTM Enterprise Server、または別のソースから生成したデータベースから既存の項目のデータベースをインポートすることもできます。ロボットを使用して新規に作成する代わりに RD の既存データベースをインポートすると、ネットワークトラフィックが減少します。また、大量のインデックス作成作業を分割できるので、より高速にインデックスを作成できます。中央データベースがインデックスを作成するサーバーから物理的に遠くにある場合には、RD をローカルに生成して、中央データベースに各地点のリモートデータベースを定期的にインポートすると便利です。

検索サーバーは、インポートエージェントを使用して、別のサーバーやデータベースから RD をインポートします。「インポートエージェント」は、外部ソースから RD を検出して、ローカルデータベースに情報をマージするプロセスです。

データベースをインポートする前に、インポートエージェントを作成する必要があります。エージェントを作成したら、すぐにインポートプロセスを開始することも、インポートプロセスが定期的に実行されるようにスケジュールを設定することもできます。