Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

テンプレート記述子ファイル

各テンプレートには、そのテンプレートと関連付けられるメタデータを定義するリソースバンドルファイルが含まれます。リソースバンドルは、ローカライズ可能な記述子ファイルと呼ばれます。個々のテンプレート記述子ファイルでは、次のプロパティーを定義します (定義する必要がある)。

id

テンプレートの一意な ID を指定します。ID はテンプレートディレクトリ名と一致する必要があります。たとえば、サポートする 3 つのロールのすべてに対するロールテンプレート (XML ファイル) を持つ、Baseball という名前のテンプレートディレクトリの場合、ID は Baseball です。

name

ユーザーインタフェース (ポータルデスクトップ) でテンプレートを識別するために使用される、ユーザーにわかりやすい名前を指定します。値の例は「Baseball Template」です。

description

テンプレートが提供するサービスなど、テンプレートの詳細な説明。値の例は「Baseball-themed template containing the following services: Player Statistics, Game Discussions, TV Schedule, and Online Chat」です。

tokens

テンプレートロールファイルで使用されるトークンのリスト。これは情報提供のみを目的とし、必須ではありません。値の例は「 %COMUNITY_ID% %COMMUNITY_DESCRIPTION% %COMMUNITY_CONTAINER%」です。

previewImageURI

ポータルコンテキストの絶対または相対 URI を指定します。値の例は「http://images.domain.com/images/baseball.jpg」です。相対 URI は、ポータルの web-app コンテキストパスに対する相対アドレスである必要があります。


例 9–2 サンプルの記述子ファイル


id=Baseball
name=Baseball Template
description=Baseball-themed template containing the following services:
 Player Statistics, Game Discussions, TV Schedule, and Online Chat
tokens=%COMUNITY_ID% %COMMUNITY_DESCRIPTION% %COMMUNITY_CONTAINER%
previewImageURI=http://images.domain.com/images/baseball.jpg