ユーザー用のデスクトップは、デスクトップ親コンテナを起動することで描画されます。親コンテナ属性は、すべての組織、ロール、およびユーザー DN でカスタマイズできます。特定の DN でのデスクトップのコンテンツは、デスクトップ親コンテナ内で表示するように選択した子コンテナとチャネルの反復によって生成されます。
通常、デスクトップ親コンテナには、少数のタブコンテナまたはテーブルコンテナが含まれます。親コンテナの選択済みノードのリストにあるタブコンテナごとに、1 つのタブがユーザーデスクトップ上に表示されます。タブの下に表示されるチャネルが、タブコンテナ内のチャネルです。
ポータル管理コンソールの「チャネルおよびコンテナ管理」の左下フレームには、次の 2 つのコンポーネントがあります。
「表示タイプ」メニュー
チャネルおよびコンテナツリー
「表示タイプ」メニューの項目およびツリーに表示されるノードは、マージされたディスプレイプロファイル XML のコンテンツに依存しています。
ツリーにはコンテナおよびチャネルノードが含まれます。コンテンツをデスクトップに配信するチャネルには、次の 3 つのタイプがあります。
プロバイダ (ネイティブ) チャネル
ポートレットチャネル
リモートポートレットチャネル
ツリー内のノードリンクをクリックして、右のフレームにプロパティーと操作を表示できます。
「表示タイプ」メニューの項目には、次の 2 つのタイプがあります。
DP XML ツリー
デスクトップ表示
「DP XML ツリーおよびデスクトップ表示を表示する」 を参照してください。
このツリーには、マージされたディスプレイプロファイル (DP) XML にあるチャネルとコンテナの完全なセットが表示されます。DP XML ツリーのルート要素は DP_ROOT で、ディスプレイプロファイルのすべてのチャネルおよびコンテナの親になります。チャネルは DP_ROOT の直下にも、DP_ROOT の下のコンテナ内にも作成することができます。
DP XML ツリーに一覧表示されているノードが常にデスクトップに表示されるとは限りません。ディスプレイプロファイル内には、デスクトップコンテナの階層で参照されたり、階層に含まれたりすることがまったくないノードもあります。
たとえば、デスクトップデフォルトコンテナ JSPTabContainer には 2 つのコンテナ、tab1 と tab2 があります。tab1 に ch1 と ch2 が含まれ、tab2 に ch3 と ch4 が含まれている場合、DP XML ツリーには 5 つのチャネルが定義されます。DP XML ツリーでは、コンテナ階層内の ch1 から ch4 が参照されますが、ch5 は参照されません。そのため、デスクトップに表示されるのは、ch1 から ch4 だけです。
デスクトップ表示は、マージされたディスプレイプロファイルで使用可能な最上位コンテナです。各デスクトップ表示は、DN にあるデスクトップの親コンテナとして設定できます。デスクトップ表示を選択すると、コンテンツをデスクトップに描画する役割を持つチャネルとコンテナの階層がツリーに表示されます。
デスクトップ表示で表示されるチャネルとコンテナには、次の 2 つの状態があります。
デスクトップで選択され表示可能
選択可能
この状態の場合、チャネルとコンテナのアイコンがグレーで表示されます。
右のフレームにあるタスクリンクをクリックして、デスクトップ表示内のチャネルおよびコンテナの状態を変更することができます。コンテナまたはチャネルアイコンの上にマウスを移動すると、状態のツールチップが表示されます。ツールチップでノードの完全修飾名も確認することができます。