この章では、デスクトップ設計レイアウトを使ってチャネルを管理およびカスタマイズする方法について説明します。
Instant Messenger チャネルを構成する場合は、http://wiki.java.net/bin/view/OpenPortal/ConfigureIMPortlet72 を参照できます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
作業領域で、移動するチャネルが配置されているタブを選択します。
「チャネル」タイトルバーで、次のものを選択します。
デスクトップ上でチャネルを上下に移動します。
デスクトップ上でチャネルを左右に移動します。狭いチャネルを広い列に、また広いチャネルを狭い列に移動することはできません。ただし、3 列レイアウト (狭い-広い-狭い) のデスクトップでは、右または左 (<) アイコンを使用して、狭い列のチャネルを左または右の狭い列に移動できます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
作業領域で、削除するチャネルが配置されているタブを選択します。
「チャネル」タイトルバーで、閉じる (x) アイコンを選択してチャネルをデスクトップから削除します。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
作業領域で、チャネルの追加先のタブを選択します。
追加するチャネルを右区画の「チャネルライブラリ」から選択します。
「デスクトップに追加」ボタンをクリックして、作業領域内でチャネルをデスクトップに追加します。
ライブラリ領域で選択したチャネルがライブラリチャネルの場合、表示されるポップアップウィンドウでチャネルの名前、タイトル、および幅を指定する必要があります。選択したチャネルが、現在のディスプレイプロファイルノードに位置するチャネルインスタンスの場合、現在選択中のタブにそのチャネルインスタンスが追加されます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
作業領域で、設定するチャネルが配置されているタブを選択します。
チャネル内の「チャネルの設定」リンクを選択します。
ポップアップ表示されたページでチャネルプロパティーを編集します。
変更を完了したあとで「閉じる」をクリックします。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
作業領域で、チャネルが配置されているタブを選択します。
「チャネル」ウィンドウ内の「ツールバープロパティーの設定」リンクを選択します。
チャネルツールバーのプロパティーを変更するためのページがポップアップ表示されます。このページでは、そのチャネルが配置されているタブに関して、チャネルツールバーおよび表示のプロパティー (最小化可能、最大化可能、移動可能、削除可能など) を変更できます。
「保存」をクリックして値を保存します。
「閉じる」をクリックしてポップアップウィンドウを閉じます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
作業領域で、チャネルが配置されているタブを選択します。
次の各リンクを選択します。
チャネルを表示不可に設定します。
ユーザーのデスクトップでチャネルを表示可能に設定します。
「タブ」リンク、「新しいタブ」リンクの順にクリックすることにより、ユーザーは各自のデスクトップに新しいタブを追加できます。ユーザーが完全に新規のタブを作成することを選択したときのコンテンツページに表示されるチャネル一覧は、JSPTabCustomTableContainer の「使用可能」リストから取得されます。
ポータル管理者は、プロバイダチャネルおよびポートレットチャネルを追加することによって、ポータルデスクトップにコンテンツを追加できます。次の各手順では、チャネルの作成、チャネルのプロパティーの変更、作成したチャネルのデスクトップへの追加、および、追加したチャネルの表示確認を行う方法について説明します。
(http://www.google.com などの) 外部 Web ページからのコンテンツを表示する、MyChannel という名前のチャネルを作成すると仮定します。次の手順では、URLScraper チャネルを作成する方法を示します。同じ手順に従うことで、プロバイダベースおよびポートレットベースのその他のチャネルを作成できます。
TBD
Portal Server 管理コンソールに管理者 (amadmin) としてログインします。
「ポータル」タブをクリックします。
「ポータル」リスト内の Portal-URI をクリックします。
「DN を選択」リストで「EnterpriseSample [組織]」を選択します。
「デスクトップレイアウトの設計」をクリックします。
新しいチャネルの作成先のタブを選択します。たとえば、「News」タブをクリックします。
「NewsContainer」ページで「新規チャネル」または「コンテナ」をクリックします。
「チャネルライブラリ」リストで「URLScraper」を選択します。
「チャネルライブラリ」で「デスクトップに追加」をクリックします。
ポップアップウィンドウが表示されます。次の情報を入力します。
「チャネルの追加」をクリックします。作業領域でチャネルが使用可能および表示状態になります。
refreshTime プロパティーは、チャネルのコンテンツが再読み込みされる頻度を制御します。コンテナの refreshTime を 0 (デフォルト) に設定すると、ブラウザの更新 (再読み込み) 時にページの再読み込みが行われ、すべてのチャネルに対して getContent() メソッドが再度呼び出されます。
次の記述は単一のチャネルに適用されます。
チャネルは HTML のテーブルのセルであるため、コンテナの内部で単一チャネルのコンテンツのみを更新することはできません。
PAPI の DesktopURL() メソッドを使用できます。プロバイダは getDesktopURL() を使用して、デスクトップサーブレットの URL を取得し、URL に引数を付加し、新しい URL (またはリンク) を生成することができます。
次の記述は、コンテナキャッシュの制御および設定に適用されます。
コンテナの refreshTime プロパティーは、コンテナ内部の個別チャネルの refreshTime とともに使用します。
コンテナの refreshTime が空の場合、その時間は、コンテナに含まれるチャネルのすべてに対して最小の時間になるように計算されます。その計算された時間をオーバーライドする場合、コンテナの refreshTime を設定すると、コンテナ全体のコンテンツがキャッシュされるようになります。
多数のチャネルがある場合は、キャッシュされたコンテンツをポータルページが使用できるように、refreshTime の値を大きく設定することによってプロバイダのキャッシュ処理を利用します。これは、チャネルのコンテンツのほとんどが静的な場合に効果を発揮します。refreshTime の効果に関しては、コンテナの refreshTime を設定した場合、コンテナではその時間が使用されます。refreshTime を空の文字列に設定した場合、コンテナに選択されたチャネルの refreshTime のうち最も小さいものを取得して使用することがコンテナで試みられます。
別のブラウザを起動するリンクを含むチャネルに関して、そのブラウザウィンドウを開く方法を制御できます。
windowPref プロパティーが含まれるようにディスプレイプロファイルを定義します。そのチャネルのみに対して変更を行うにはチャネルのディスプレイプロファイルを、そのプロバイダを使用するすべてのチャネルに対して変更を行うにはプロバイダのディスプレイプロファイルを定義します。
次に例を示します。
<Properties> ... <String name="windowPref" value="all_new"/> ... </Properties> |
value に設定する値は次のとおりです。
all_new (すべてのリンクに対して新規のウィンドウを開く)
one_new (すべてのリンクを同じ新規ウィンドウに開く)
same (デスクトップウィンドウ)
psadmin サブコマンドまたは Portal Server 管理コンソールを使用して、ディスプレイプロファイルを LDAP に読み込みます。
特定のチャネルに対する表示ロジックは JavaScript を利用して記述する必要があります。
Portal Server 管理コンソールにログインし、windowPref を変更する対象のユーザー、組織、またはロールを選択します。
「チャネルおよびコンテナを管理」を選択し、カスタマイズ対象のチャネルをクリックします。右フレームで、チャネルの windowPref プロパティーの値を変更します。
設定できる値は次のとおりです。
all_new (すべてのリンクに対して新規のウィンドウを開く)
one_new (すべてのリンクを同じ新規ウィンドウに開く)
same (デスクトップウィンドウ)
作業対象のコンテナを探します。サンプルポータルのいずれかに対して作業を行っている場合、最上位コンテナの一部である適切な「従属」コンテナを変更する必要があります。
削除するボタンについて、次の表に示す適切なプロパティーを、(<Properties></Properties> タグで囲んで) コンテナのディスプレイプロファイルに追加します。次の表には、最初の列にはボタン、2列目はボタンを非表示にするためのプロパティーがリストされています。
この表内でのボタンの順序は、チャネル内で左から右に向かってボタンが表示される順序 (「最小化」、「最大化」、「ヘルプ」、「編集」、「切離し」、および「削除」) に対応します。
ボタン |
ボタンを非表示にするためのプロパティー |
---|---|
最小化 |
<Boolean name="defaultChannelIsMinimizable" value="false"/> |
最大化 |
<Boolean name="defaultChannelIsMaximizable" value="false"/> |
ヘルプ |
<String name="helpURL" value=""/> |
編集 |
<Boolean name="isEditable" value="false"/> |
切離し |
<Boolean name="defaultChannelIsDetachable" value="false"/> |
削除 |
<Boolean name="defaultChannelIsRemovable" value="false"/> |
「ヘルプ」および「編集」ボタンについては、チャネルごとにそれぞれのプロパティーを挿入します。コンテナの <Properties></Properties> タグの内部にプロパティーを挿入することはできません。
コンテナで次のプロパティーが定義されていないことを確認します。
<Collection name="channelsIsRemovable">..</Collection> <Collection name="channelsIsMinimizable"/>..</Collection> <Collection name="channelsIsMaximizable"/>..</Collection> <Collection name="channelsIsDetachable"/>..</Collection> |
psadmin サブコマンドまたは Portal Server 管理コンソールを使用して、ディスプレイプロファイルを LDAP に読み込みます。
Portal Server 管理コンソールにログインし、コンテナが定義されているユーザー、組織、またはロールを選択します。
「チャネルおよびコンテナを管理」を選択し、対象のコンテナをクリックします。
DefaultChannelIsMinimizable、DefaultChannelIsMaximizable、helpURL、isEditable、DefaultChannelIsDetachable、および DefaultChannelsIsRemovable の各プロパティーを false に変更します。
「保存」を選択して新しい値を保存します。
ボタンを削除するチャネルについて、そのチャネルが含まれているコンテナの Collection タグに適切なプロパティーを追加します。削除するボタンについては、「ボタンの削除」を参照してください。次の表には、最初の列にはボタン、2列目はボタンを非表示にするためのプロパティーがリストされています。
この表内でのボタンの順序は、チャネル内で左から右に向かってボタンが表示される順序 (「最小化」、「最大化」、「ヘルプ」、「編集」、「切離し」、および「削除」) に対応します。
ボタン |
ボタンを非表示にするためのプロパティー |
---|---|
最小化 |
<Collection name="channelsIsMinimizable"> <Boolean name="channelname" value="false"/> </Collection> |
最大化 |
<Collection name="channelsIsMaximizable"> <Boolean name="channelname" value="false"/> </Collection> |
切離し |
<Collection name="channelsIsDetachable"> <Boolean name="channelname" value="false"/> </Collection> |
削除 |
<Collection name="channelsIsRemovable"> <Boolean name="channelname" value="false"/> </Collection> |
その中のボタンを削除するチャネルについて、そのチャネルを制御しているコンテナの「コレクション」タグに適切なプロパティーを追加します。
たとえば、そのコンテナが JSPTabContainer である JSP テーブルコンテナ MyFrontPageTabPanelContainer 内のサンプル JMS チャネルの「削除」ボタンを非表示にするには、次の XML を使用します。
<Container name="MyFrontPageFramePanelContainer" provider="JSPTableContainerProvider"> <Properties> ... <Collection name="channelsIsRemovable"> <Boolean name="SampleJSP” value="false”/> </Collection> </Properties> ... |
psadmin サブコマンドまたは Portal Server 管理コンソールを使用して、ディスプレイプロファイルを LDAP に読み込みます。
Portal Server 管理コンソールにログインし、コンテナが定義されているユーザー、組織、またはロールを選択します。
「チャネルおよびコンテナを管理」を選択し、対象のコンテナをクリックします。
channelsIsMinimizable、channelsIsMaximizable 、channelsIsDetachable、および channelsIsRemovable の各プロパティーを次のように変更します。
チャネルが配置されているテーブルコンテナのディスプレイプロファイルに、次の内容を追加します。
<Collection name="channelsHasFrame"> <Boolean name="channelname" value="false"/> </Collection> |
psadmin サブコマンドまたは Portal Server 管理コンソールを使用して、ディスプレイプロファイルを LDAP に読み込みます。
GlobalThemes コレクションの borderWidth プロパティーおよび borderColor プロパティーを変更できます。これにより、テーマについて、チャネル枠の幅および色がそれぞれ変更されます。ユーザーは変更後に「テーマ」ページからテーマを選択できます。
Portal Server 管理コンソールにログインし、「ポータル」、portal-URI、「EnterpriseSample」(「DN を選択」プルダウンメニューから)、および「チャネルとコンテナを管理」の順に選択します。
「表示」ドロップダウンメニューで「DP XML ツリー」を選択します。
「DP_Root」、「GlobalThemes」、および「SunTheme」を選択します。
borderWidth および borderColor の各設定を変更し、保存します。
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「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
「チャネルライブラリ」ツールバーから「新規ライブラリチャネル」アイコンを選択します。
新しいチャネルをライブラリに追加するためのページが表示されます。
通常のチャネルまたはライブラリチャネルのどちらを追加するかを選択します。
ライブラリチャネルを作成すると、名前に「__Library__」のプレフィックスが付き、チャネルはグローバルディスプレイプロファイルに保存されます。名前が「_」で始まるチャネルは、Portal Server 管理コンソールの「コンテナとチャネルを管理」リンクからは管理できません。ライブラリチャネルのプロパティーを変更するには、管理コンソール内の「デスクトップレイアウトの設計」リンクを使用します。
「チャネルタイプ」を指定します。
チャネルタイプはプロバイダベース、JSR 168 準拠ポートレット、または WSRP リモートポートレットチャネルから選択できます。
次の名前を指定します。
プロバイダベースのチャネルの場合。
JSR 168 または JSR 286 準拠ポートレットの場合。
WSRP リモートポートレットチャネルの場合。
チャネルの名前を指定します。
チャネル名は一意である必要があります。
設定内容を確認して「完了」をクリックします。
結果ページに、チャネルライブラリに対して新しいチャネルを作成した結果が表示されます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
「チャネルライブラリ」のチャネル一覧からチャネルを選択します。
「チャネルライブラリ」ツールバーから「編集」アイコンを選択します。
チャネルのプロパティーを編集するためのページが表示されます。
ページ内で変更を行って「閉じる」をクリックします。
チャネルのプロパティーが変更されます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
「チャネルライブラリ」のチャネル一覧からチャネルを選択します。
「チャネルライブラリ」ツールバーから「削除」アイコンを選択します。
削除の確認を求めるウィンドウが表示されます。
「了解」をクリックします。
「チャネルライブラリ」の一覧からチャネルが削除されます。
Portal Server 管理コンソールで、作成また編集するデスクトップに対する「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスします。
「デスクトップレイアウトの設計」ページにアクセスする方法については、「Portal Server 管理コンソールでデスクトップ設計ツールにアクセスする」の手順を参照してください。
「チャネルライブラリ」ツールバーから「ポートレットを配備」アイコンを選択します。
ポートレットを配備するためのページが表示されます。
「ポータルを選択」および「DN を選択」ドロップダウンリストから、ポートレットの配備先のポータルおよび DN を選択します。
適切なラジオボタンを選択して、ポートレットの WAR ファイルのパスとポートレットの配備情報を指定します。
ローカルマシンまたは Portal Server ホスト上の WAR ファイルを指定できます。ポートレットの WAR ファイルは必須です。ローカルマシンまたは Portal Server ホスト上のロールおよびユーザーファイルを指定できます。ロールマッピングファイルおよびユーザーマッピングファイルは省略可能です。
情報を確認して「完了」をクリックします。
結果ページに、ポートレットの配備結果が表示されます。