Portal Server のメール、カレンダ、およびアドレス帳の通信チャネルは推奨されなくなり、将来のリリースではサポートされなくなります。推奨されなくなるコンポーネントは次のとおりです。
メールテンプレートベースのプロバイダ
メール JSP プロバイダ
カレンダテンプレートベースのプロバイダ
カレンダ JSP プロバイダ
アドレス帳テンプレートベースのプロバイダ
Lotus Notes メール/カレンダ/アドレス帳テンプレートプロバイダ
Lotus Notes メール/カレンダ/アドレス帳 JSP プロバイダ
Microsoft Exchange メール/カレンダ/アドレス帳テンプレートプロバイダ
Microsoft Exchange メール/カレンダ/アドレス帳 JSP プロバイダ
サンプルポータルでは、従来の Java ES リリースのようなそのまま使用できる通信チャネルの統合機能は提供されなくなります。
Sun Java System Portal Server には、モバイルデバイスに使用可能なソリューション開発をサポートしてきた長い歴史があります。今後の Portal Server リリースでのモバイルアクセスのサポートは、将来のモバイルポータルの実装に不可欠な機能中心になるように見直されます。この機能には、独自の抽象マークアップ言語 (AML) の知識を必要とせずに最新のデバイスで使用される特定のマークアップ言語をサポートする標準ポートレットを開発する機能、および標準 JSR-188 API 実装を使用して標準ポートレットから CC/PP 情報にアクセスする機能が含まれます。この目的に必要のないほかの機能は推奨されなくなり、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。各機能は以下のとおりです。
AML のサポート
メール、カレンダ、およびアドレス帳モバイルアプリケーションのサポート
組み込み型の音声マークアップファイル
メール、カレンダ、およびアドレス帳アプリケーションのサポートに使用されるタグライブラリ
Aligo 提供のデバイスデータベース
文書変換に使用する Stellent 社の OutideIn Html Export テクノロジ
WSRP 機能での Service Registry の使用はサポートされなくなりました。
Portal Server 7.0 で導入された、商用のポートレット間通信 (IPC) 方式 はサポートされなくなりました。Portal Server 7.2 では、JSR-286 の標準イベンティングメカニズムが利用できます。
Java 1 Secure Access ネットファイルは Portal Server 7.2 から削除されました。
Java 2 バージョンのネットファイルは Portal Server 7.2 から削除されていません。
Java SETM 1.4 サポートは、Java ES 6 のすべてまたは一部の製品から削除される可能性があります。
Display Profile の Locale タグは、Portal Server 7.2 ではロケール固有のプロパティーの定義には使用できません。代わりに locale タイプのある ConditionalProperties タグを使用してください。例として以下があります。
<Locale language="en" country="US"> <String name="title" value="Sample JSP Channel"/> <String name="description" value="This is the sample for the Jsp Provider"/> </Locale> |
上の Locale タグを次と置き換えます。
<ConditionalProperties condition="locale" value="en_US"> <String name="title" value="Sample JSP Channel"/> <String name="description" value="This is the sample for the Jsp Provider"/> </ConditionalProperties> |