Sun Data Integrator サービスエンジンに関する既知の課題を次に示します。
以前の Java CAPS リリースで作成して Java CAPS 6.2 に移行した、既存の eTL/Data Integrator プロジェクト (Modern) に互換性の課題があります。この課題を回避するには、プロジェクトごとに build-impl.xml ファイルを更新する必要があります。ファイルは、ProjectHome/nbproject にあります。プロジェクトごとに、次の 2 つのエントリを追加します。
include name="org-openide-io.jar"/ include name="org.openide-explorer.jar"/ |
CR 6681744
コマンド行を使用して eTL 5.1.x プロジェクトを Java CAPS 6 にインポートすると、例外が発生します。
5.1.x プロジェクトをインポートする場合は、NB_HOME、DB_DRIVERS_HOME、ETL_MIGRATION_CLASSPATH、および DB_DRIVER_PATH 変数を、次のように設定してください。eTL コラボレーションにデータベーステーブルが含まれる場合は、引き続き例外が発生します。フラットファイルを使用する場合は、課題は発生しません。データベーステーブルの課題を回避するには、リポジトリを再起動したあと、import コマンドを再実行します。または、NetBeans GUI を使用してプロジェクトをインポートします。
set NB_HOME=C:/JavaCAPS6/netbeans set DB_DRIVERS_HOME=C:/JavaCAPS6/.netbeans/caps/modules/ext set ETL_MIGRATION_CLASSPATH= %NB_HOME%/ide9/modules/org-netbeans-modules-project-ant.jar; %NB_HOME%/ide9/modules/org-netbeans-modules-projectuiapi.jar; %NB_HOME%/ide9/modules/org-netbeans-modules-projectapi.jar; %NB_HOME%/platform8\lib\org-openide-util.jar; %NB_HOME%/soa2/modules/org-netbeans-modules-etl-editor.jar; %NB_HOME%/soa2/modules/org-netbeans-modules-etl-project.jar; %NB_HOME%/platform8\modules\org-openide-dialogs.jar; %NB_HOME%/platform8\core\org-openide-filesystems.jar; %NB_HOME%/ide9/modules/org-netbeans-modules-db.jar; %NB_HOME%/platform8\modules\org-openide-nodes.jar; %NB_HOME%/platform8\modules\org-openide-text.jar; %NB_HOME%/xml2\modules\org-netbeans-modules-xml-validation.jar; %NB_HOME%/ide9\modules\org-netbeans-api-xml.jar; %NB_HOME%/soa2\modules\org-netbeans-modules-soa-ui.jar; %NB_HOME%/\platform8\modules\org-openide-loaders.jar; %NB_HOME%/platform8\modules\org-openide-windows.jar; %NB_HOME%/platform8\modules\org-openide-awt.jar; %NB_HOME%/xml2\modules\org-netbeans-modules-xml-xam-ui.jar; %NB_HOME%/platform8\modules\org-openide-options.jar; set DB_DRIVER_PATH=%DB_DRIVERS_HOME%/db2adapter/db2builder.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/stc/ewaycommon/com.stc.ewayrepositoryapi.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/../com-stc-bpms-common.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/../com-stc-log4j.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/otd/com.stc.otd.fwbuildapi.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/stc/ewaycommon/com.stc.ewayutils.jar; %DB_DRIVERS_HOME%\oracleadapter\oraclebuilder.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/sqlserveradapter/sqlserverbuilder.jar; %DB_DRIVERS_HOME%/sybaseadapter/sybasebuilder.jar; |
CR 6694617
テーブルが固定幅の eTL 5.1.x プロジェクトをインポートすると、実行時にエラーが発生します。実行時テストでは、java.sgl.SQLException が発生します。
この課題を回避するには、インポートした eTL プロジェクトの実行が java.sql.SQLException: LOADTYPE property required in organization clause の例外によって失敗するかどうかを確認します。実行に失敗する場合は、ETL コラボレーションファイルを開き、使用されているフラットファイルテーブルごとに ORGPROP_LOADTYPE 属性がリストされていることを確認します。ORGPROP_LOADTYPE 属性がない場合は、属性を手動で追加してコラボレーションを保存し、プロジェクトを再実行します。次に例を示します。
<attr name="ORGPROP_LOADTYPE" type="java.lang.String" value="FIXEDWIDTH" /> <attr name="ORGPROP_LOADTYPE" type="java.lang.String" value="DELIMITED" /> |
CR 6705843
eTL 移行ツールを使用してアップグレードし、JBI ブリッジを使用するように変更した 5.1.x eTL プロジェクトで、コマンド行のコードジェネレータが EAR ファイルの作成に失敗します。
この課題を回避するには、移行した Data Integrator プロジェクトを、NetBeans GUI を使用してビルドおよび配備します。
CR 6707522
ロガーのプロパティーで sun-etl-engine 設定を変更しても、サーバーログファイルのログレベルおよびメッセージレベルが変更されません。
CR 6669876
5.1.3 eTL プロジェクトを Java CAPS 6.x 環境にインポートして、ETL コラボレーションを変更したあと、プロジェクトを再インポートすると、ETL コラボレーションが更新されません。つまり、インポート処理によって上書きされているはずの、前に行なった変更がそのまま表示されます。
これを回避するには、次のいずれかの操作を行います。
NetBeans を再起動します。ETL コラボレーションを開くと、元のインポートしたバージョンになっています。
プロジェクトを再インポートする前に、「プロジェクト」ウィンドウから ETL モジュールを削除したあと、手動で JavaCAPSHome/.netbeans/caps/eTL/Imported Projects/ ProjectName ディレクトリを削除します。