この節では、Directory Server Enterprise Edition コンポーネント製品のインストールに必要な特権および資格について説明します。
Solaris システムにネイティブパッケージベースの配布から Directory Server Enterprise Edition をインストールする場合、root 特権でインストールを行う必要があります。
ZIP 形式の配布パッケージから Directory Server Enterprise Edition をインストールする場合には、特別な特権は必要ありません。詳細は、『Sun Directory Server Enterprise Edition 7.0 Installation Guide 』を参照してください。
Identity Synchronization for Windows をインストールするには、次のコンポーネントに対する資格情報を用意する必要があります。
設定 Directory Server。
同期対象の Directory Server。
Active Directory。
詳細については、『Sun Java System Identity Synchronization for Windows 6.0 Installation and Configuration Guide』の第 3 章「Installing Core」を参照してください。
加えて、Identity Synchronization for Windows をインストールするには次の特権が必要です。
Solaris および Red Hat システムでは、root 特権でインストールを行う必要があります。
Windows システムでは、Administrator 特権でインストールを行う必要があります。
テキストベースのインストーラを使用してパスワードを入力するとき、パスワードはプログラムによって自動的にマスクされ、そのまま画面に表示されることはありません。テキストベースのインストーラは Solaris および Red Hat システムでのみサポートされています。
Identity Synchronization for Windows を新規インストールする前に、必ず『Sun Java System Identity Synchronization for Windows 6.0 Installation and Configuration Guide』の第 2 章「Preparing for Installation」をお読みください。
Windows Server 2003 では、デフォルトのパスワードポリシーで強力なパスワードが要求されますが、これは Windows 2000 におけるデフォルトのパスワードポリシーと異なります。