この節では、Directory Server 7.0 のリリース時に判明していた既知の問題点の一覧を示します。
オンラインでのエクスポート、バックアップ、復元、またはインデックス生成の実行中にサーバーを停止したときに Directory Server がクラッシュする現象が確認されています。
stop-slapd コマンドを実行すると、Directory Server がハングアップします。
Directory Server で LDIF からエントリをインポートするときに、createTimeStamp および modifyTimeStamp 属性が生成されません。
LDIF インポートは高速化のために最適化されています。そのため、インポート処理ではこれらの属性を生成しません。この制限に対処するには、エントリをインポートする代わりに追加してください。インポートを実行する前に LDIF を前処理して属性を追加する対処策もあります。
Directory Server の一部のエラーメッセージで、実際には存在しないデータベースエラーガイドに言及しています。クリティカルなエラーメッセージの意味が理解できず、そのメッセージについての記述がドキュメントに存在しない場合は、Sun サポートまでお問い合わせください。
送信先サフィックスに対して SSL クライアント認証を使用するとき、dsconf accord-repl-agmt コマンドがレプリケーションアグリーメントの認証プロパティーを整合できません。
この問題点に対処するには、次の手順に従って、サプライヤの証明書をコンシューマ上の設定に格納します。ここで示すコマンド例は、2 つのインスタンスが同じホスト上にあることを前提としています。
証明書をファイルにエクスポートします。
次の例は、/local/supplier および /local/consumer に位置するサーバーを対象にエクスポートを実行する方法を示しています。
$ dsadm show-cert -F der -o /tmp/supplier-cert.txt \ /local/supplier defaultCert $ dsadm show-cert -F der -o /tmp/consumer-cert.txt \ /local/consumer defaultCert |
クライアントとサプライヤの証明書を交換します。
次の例は、/local/supplier および /local/consumer に位置するサーバーを対象に交換を実行する方法を示しています。
$ dsadm add-cert --ca /local/consumer supplierCert \ /tmp/supplier-cert.txt $ dsadm add-cert --ca /local/supplier consumerCert \ /tmp/consumer-cert.txt |
コンシューマ上で SSL クライアントエントリを追加します。usercertificate;binary 属性に supplierCert 証明書を指定し、適切な subjectDN を指定します。
コンシューマ上でレプリケーションマネージャー DN を追加します。
$ dsconf set-suffix-prop suffix-dn repl-manager-bind-dn:entryDN |
/local/consumer/alias/certmap.conf 内のルールを更新します。
dsadm start コマンドで両方のサーバーを再起動します。
Directory Service Control Center では、値を文字列としてソートします。そのため、Directory Service Control Center で数字をソートすると、それらの数字は文字列であるかのようにソートされます。
0、20、および 100 を昇順にソートすると、0、100、20 というリストが得られます。0、20、および 100 を降順にソートすると、20、100、0 というリストが得られます。
複数バイト文字を含む証明書名は、dsadm show-cert instance-path valid-multibyte-cert-name コマンドの出力ではドットとして示されます。
エスケープした引用符またはシングルエスケープしたコンマを含む ACI ターゲット DN を Directory Server が正しく解析しません。次の例に示す変更は構文エラーとなります。
dn:o=mary\"red\"doe,o=example.com changetype:modify add:aci aci:(target="ldap:///o=mary\"red\"doe,o=example.com") (targetattr="*")(version 3.0; acl "testQuotes"; allow (all) userdn ="ldap:///self";)
dn:o=Example Company\, Inc.,dc=example,dc=com changetype:modify add:aci aci:(target="ldap:///o=Example Company\, Inc.,dc=example,dc=com") (targetattr="*")(version 3.0; acl "testComma"; allow (all) userdn ="ldap:///self";)
ただし、エスケープしたコンマが 2 つ以上含まれる例は、正しく解析されることが確認されています。
dpconf コマンドを対話型モードで使用するときに、「「cn=Directory Manager」のパスワードを入力:」プロンプトが 2 回表示される現象が確認されています。
Windows で、SASL 認証が次の 2 つの理由で失敗します。
SASL 暗号化が使用されている。
SASL 暗号化によって生じる問題に対処するには、サーバーを停止し、dse.ldif を編集し、次のように SASL をリセットします。
dn: cn=SASL, cn=security, cn=config dssaslminssf: 0 dssaslmaxssf: 0 |
ネイティブパッケージを使用してインストールが実行された。
ネイティブパッケージのインストールによって生じる問題に対処するには、SASL_PATH を install-dir\share\lib に設定します。
Directory Service Control Center では、userCertificate バイナリ値が正しく表示されません。
ソースが削除記録 (tombstone) の場合、およびターゲットがエントリ (レプリケートされない DEL) の場合、dsrepair fix-entry が機能しません。
回避方法: dsrepair delete-entry コマンドを使用して、エントリを明示的に削除します。その後、dsrepair add-entry コマンドを使用して削除記録 (tombstone) を追加します。
設定属性 passwordRootdnMayBypassModsCheck を有効に設定したときに、別のユーザーのパスワードを変更するときのパスワード構文チェックをすべての管理者が回避できるようにサーバーの動作が変更されましたが、この属性の名前からはこのことがはっきりわかりません。
Windows では、dsadm および dpadm コマンドによる出力とヘルプメッセージが、簡体字中国語および繁体字中国語にローカライズされていません。
Directory Service Control Center では既存のサーバーの設定をコピーできますが、プラグイン設定をコピーすることはできません。
Windows システムで、LDIF ファイル名に 2 バイト文字が含まれる LDIF を dsconf コマンドでインポートしようとしたときに、インポートが失敗する現象が確認されています。
この問題点に対処するには、2 バイト文字が含まれないように LDIF ファイル名を変更します。
Directory Service Control Center と dsconf コマンドのどちらを使用しても、無効なプラグイン署名を Directory Server が処理する方法を設定できません。デフォルトの動作では、プラグインの署名の検証は行われますが、署名が有効であることは要求されません。署名が無効な場合、Directory Server は警告をログに記録します。
サーバーの動作を変更するには、cn=config 上で ds-require-valid-plugin-signature 属性と ds-verify-valid-plugin-signature 属性を調整します。どちらの属性も、値 on または off を設定できます。
Directory Service Control Center では、別のサフィックスにリフェラルを返すように設定されたサフィックスを参照できません。
Windows システムでのインストール後およびサーバーインスタンス作成後は、インストールおよびサーバーインスタンスのフォルダに対するファイルアクセス権により、すべてのユーザーにアクセスが許可されます。
この問題点に対処するには、インストールおよびサーバーインスタンスのフォルダのアクセス権を変更します。
HP-UX プラットフォームの場合、次のセクションの Directory Server Enterprise Edition マニュアルページに次のコマンド行からアクセスできません。
man5dpconf。
man5dsat。
man5dsconf。
man5dsoc。
man5dssd。
この問題を回避するには、『Sun Directory Server Enterprise Edition 7.0 Man Page Reference 』のマニュアルページにアクセスします。ここから、Directory Server Enterprise Edition のすべてのマニュアルページを PDF 形式でダウンロードできます。
不正な CoS テンプレートの入力を試みると、Directory Server 6 のバージョンでクラッシュの原因となります。
Internet Explorer 6 を使用して、Directory Service Control Center 上で Directory Server のリフェラルモードを有効にすると、リフェラルモードの確認ウィンドウが小さいために、テキストの一部が切れて表示されません。
この問題点に対処するには、Mozilla Web ブラウザなどの別のブラウザを使用します。
レプリカをアップグレードし、新しいシステムにサーバーを移動したあと、新しいホスト名を使用するレプリケーションアグリーメントを再作成する必要があります。Directory Service Control Center では、既存のレプリケーションアグリーメントを削除できますが、新規アグリーメントを作成することはできません。
Red Hat システムでは、dsadm autostart コマンドによって、ブート時に確実にサーバーインスタンスが起動されるとは限りません。
DSML を設定している場合、dsconf コマンドは、適切な dsSearchBaseDN 設定を要求しません。
Windows システムでは、インスタンスの basename が ds である場合、Directory Server が起動に失敗する現象が確認されています。
dsconf help-properties コマンドは、インスタンス作成後にのみ正しく機能するように設定されています。また、オンラインマニュアルで、dsml-client-auth-mode コマンドのデフォルト値が間違って記述されています。正しい値のリストは client-cert-first | http-basic-only | client-cert-only です。
ネイティブパッチ配布では、アクセスログのフィルタリング用の日付選択に使用するミニチュアカレンダが、繁体字中国語に正しくローカライズされていません。
カスタムスキーマのインデックスの作成中に、all-ids-threshold のサフィックスレベルの変更が DSCC によって完全に反映されません。
dsccmon、 dsccreg、dsccsetup、および dsccrepair コマンドによって表示される一部の出力がローカライズされていません。
システムのロケールを変更してから DSCC を起動しても、ポップアップウィンドウのメッセージが選択したロケールで表示されません。
Solaris 10 の英語および日本語ロケールで、DN に複数バイト文字を持つインスタンスの場合にパスワード確認が失敗します。
ns-slapd プロセスが rsh を使用してリモートで開始された場合、Java Enterprise System Monitoring Framework による Directory Server のインスタンスの検出に成功しません。
HP-UX システムでは gdb での調査のあと、NSPR ライブラリを使用したアプリケーションがクラッシュしてコアダンプします。この問題は、gdb を実行中の Directory Server インスタンスに接続したあと、gdb quit コマンドを使用した場合に発生します。
Internet Explorer を使用しているときに「DSCC オンラインヘルプの参照」をクリックしても、オンラインヘルプが表示されません。
Directory Server のプラグイン API には、slapi_value_init()()、slapi_value_init_string()()、および slapi_value_init_berval()() 関数が含まれています。
これらすべての関数が内部要素をリリースするためには「done」関数が必要になります。しかし、パブリック API に slapi_value_done() () 関数がありません。
Directory Service Control Center を使用してパスワードポリシーを変更しているときに、変更されていない属性が予期せずリセットされることがあります。
Directory Service Control Center を使用してデフォルトパスワードポリシーを管理すると、エラーは発生しません。しかし、Directory Service Control Center を使用して特別なパスワードポリシーを管理すると、変更されていない属性がリセットされる可能性があります。
Solaris 10 で Service Management Facility (SMF) を使用してサーバーインスタンスを有効にした場合、システムをリブートしてもインスタンスが起動しないことがあり、次のエラーを返します。
svcadm: Instance "svc:/instance_path" is in maintenance state. |
この問題を回避するには、ローカルユーザーを使用して Directory Server および Directory Proxy Server サービスを作成します。
HP-UX では、dsadm および dpadm コマンドで libicudata.sl.3 共有ライブラリが検出されない可能性があります。
この問題を回避するには、SHLIB_PATH 変数を設定します。
env SHLIB_PATH=${INSTALL_DIR}/dsee6/private/lib dsadm |
DSCC が Tomcat 5.5 および JDK 1.6 とともに使用されている場合、エラーが発生する可能性があります。
この問題を回避するには、代わりに JDK 1.5 を使用します。
dsadm autostart によって、システムのリブート時にネイティブの LDAP 認証が失敗することがあります。
この問題を回避するには、リブートスクリプトの順序を逆にします。デフォルトの順序は /etc/rc2.d/S71ldap.client および /etc/rc2.d/S72dsee_directory です。
Solaris 9 および Windows では、Web Archive (WAR) ファイルを使用して構成されたコンソールからオンラインヘルプにアクセスすると、エラーが表示されます。
レプリケートされたサフィックスのあるサーバーで DSCC を使用してポート番号を変更すると、サーバー間のレプリケーションアグリーメントを設定する場合に問題が発生します。
version 6.1 以降の dsadm コマンドと Directory Service Control Center は、version 6.0 の dsadm コマンドで作成された Directory Server インスタンスの組み込みの CA 証明書を表示しません。
この問題に対処するには、次を実行します。
modutil の 64 ビットバージョンとともに 64 ビットモジュールを追加します。
$ /usr/sfw/bin/64/modutil -add "Root Certs 64bit" \ -libfile /usr/lib/mps/64/libnssckbi.so -nocertdb \ -dbdir /instance-path/alias -dbprefix slapd- -secmod secmod.db |
dsadm show-*-log l コマンドの出力に正しい行が含まれていません。以前にローテーションされたログの最終行を含んでいる可能性があります。
ログのいくつかの行に 1024 文字以上の文字が含まれている場合、dsadm show-*-log コマンドの出力が正しくありません。
すべてのインスタンス (0.0.0.0) 上で待機していると DSCC で登録したサーバーに対して dsconf を使用してサーバーの待機アドレスを変更しようとすると、DSCC エラーが発生します。
SSL ポートのみとセキュリティー保護された待機アドレスを Directory Server Enterprise Edition 6.3 で設定するには、次の回避方法を実行します。
サーバーを DSCC から登録解除します。
dsccreg remove-server /local/myserver |
LDAP ポートを無効にします。
dsconf set-server-prop ldap-port:disabled |
セキュリティー保護された待機アドレスを設定します。
$ dsconf set-server-prop secure-listen-address:IPaddress |
$ dsadm restart /local/myserver |
DSCC を使用してサーバーを登録します。「サーバーの登録」ウィザードでサーバーの IP アドレスを指定します。この操作を元に戻すことはできません。
WAR ファイルの配備後、「トポロジの表示」ボタンが機能しない場合があります。org.apache.jsp.jsp.ReplicationTopology_jsp._jspService に基づいた Java の例外が起きることがあります。
Windows の韓国語ロケールで ns-slapd が開始に失敗すると、dsadm start コマンドが nsslapd エラーログを表示しません。
Directory Service Control Center で「インデックス」タブの「追加のインデックス」テーブルの属性を変更または削除すると、ブラウザが更新されるまで無効な情報が表示される可能性があります。
use-cert-subject-as-bind-dn を false に設定する試みが失敗したあとで表示されるエラーメッセージに、間違ったプロパティー名が表示されています。
Directory Proxy Server インスタンスに DSCC を通じて有効にされた、セキュリティー保護された待機ソケット/ポートのみがある場合で、サーバー証明書がデフォルトではない (たとえば、認証局によって署名された証明書など) 場合、DSCC を使用してインスタンスを管理できません。
この問題を回避するには、DPS インスタンスの登録を解除してからふたたび登録します。別の解決方法としては、サーバー証明書を使用する DSCC レジストリ内の DPS インスタンスの userCertificate 情報を更新することです。
UNIX システムで、dsconf set-log-prop または DSCC を使用してログファイルのパスを変更しようとする試みが、ログファイルの新しいパスがまだ存在していない場合に失敗します。
データベース名には ASCII (7 ビット) の英数字、ハイフン (-)、および下線 (_) のみを含むことができます。Directory Server は、データベース名、ファイル名、およびパス名の文字列に複数バイト文字 (中国語や日本語の文字セットなど) を受け付けません。複数バイトの文字を含む Directory Server サフィックスを作成する場合にこの問題を回避するには、複数バイト文字を含まないデータベース名を指定します。コマンド行でサフィックスを作成する場合は、たとえば、dsconf create-suffix コマンドの --db-name オプションを明示的に指定します。
$ dsconf create-suffix --db-name asciiDBName multibyteSuffixDN |
サフィックスのデフォルトデータベース名は使用しないでください。データベース名に複数バイト文字は使用しないでください。
Microsoft Windows のネットワークドライブの仕様が大文字と小文字を区別します。このため、たとえば C:/ と c:/ の両方を使うと、マスターの再起動後に DSEE 管理コマンドが原因でレプリケーションが失敗する場合があります。この問題を回避するには、「DSEE_HOME/ds6/bin/dsconf accord-repl-agmt」を使用してレプリケーションアグリーメントを修正します。
Microsoft Windows のネットワークドライブの仕様が大文字と小文字を区別します。このため、たとえば C:/ と c:/ の両方を使うと、DSEE 管理コマンドによって、次に示すようなさまざまなエラーメッセージが表示される場合があります。
WARNING<4227> - Plugins - conn=-1 op=-1 msgId=-1 - Detected plugin paths from another install, using current install |
この警告が表示されないようにするには、一貫して C:/ を使用します。
DSCC のオンラインヘルプから不明な Web ページにリンクされる場合があります。特に、一部のウィザードメニューで次のような記述があります。
For more information about data source configuration, see the "Sun Directory Server Enterprise Edition Reference." |
この DSEE リファレンスドキュメントへのリンクを選択すると、エラーメッセージが表示されます。
この問題を回避するには、3 番目のマウスボタンでこのリンクを選択して、ポップアップメニューから「Open Link in New Window」を選択します。選択したドキュメントが新しいブラウザウィンドウに表示されます。
5.2 コンシューマを含むマルチマスターレプリケーション設定で、version 7.0 のサーバーが最大 4 つサポートされます。
DSCC エージェントを Solaris 9 上の CACAO に登録できません。SUNWxcu4 パッケージがシステムに存在しない場合、「Failed to configure Cacao.」というエラーが表示されコマンド DSEE_HOME/dscc6/bin/dsccsetup cacao-reg が失敗します。
この問題を修正するには、不足していた SUNWxcu4 のパッケージをシステムにインストールします。
ldapcompare コマンドの -f オプションが正しく動作しません。
Windows で、CLI の表示が文字化けします。
DSCC がホストのシノニムをサポートしません。DSCC サフィックスをレプリケートする場合、レプリケーションアグリーメントのホスト名は DSCC レジストリ内のホスト名と一致する必要があります。
dsmig コマンドを実行しているユーザーが対象となるディレクトリサーバーインスタンスを保持していない場合、移行ファイルを生成しそのファイルにアクセスするのに必要なアクセス権がないためコマンドが失敗します。
対象となるディレクトリサーバーを保持し、少なくともソースディレクトリサーバーへの読み取りアクセス権を持っているユーザーが dsmig コマンドを実行した場合は成功します。こうした条件を満たせない場合、データベースをエクスポートしてから、新しいディレクトリサーバーにインポートすることで移行を実施してください。
hosts_access のマニュアルページに、IPv6 が Windows システムでサポートされていないという誤った記述があります。
インポート処理が始まった直後、いくつかのデバッグメッセージとエラー #20502 Serious failure during database checkpointing, err=2 (No such file or directory) が記録される場合があります。これらのメッセージは削除された古いサフィックスデータを参照しているため、無視しても構いません。
サーバーインスタンス上のアイドルタイムアウトを 2s などの非常に小さい値に設定した場合、DSCC に接続エラーが表示される場合があり、ログローテーションなどの時間のかかる操作ができなくなります。アイドルタイムアウトの値は 10s や 20s 以上に設定し、ネットワークレイテンシに合わせてタイムアウトを調整してください。
Windows 2008 で、共通エージェントフレームワークが Windows Service Manager からの起動を拒否する場合があります。
回避方法として、cacaoadm start コマンドを使用して手動で CACAO サービスを起動します。
Windows システムで dsccsetup dismantle コマンドを実行しても、CACAO Windows サービスは完全には削除されません。
回避方法: dsccsetup dismantle コマンドの実行後、Directory Server Enterprise Edition をアンインストールする前に cacaoadm prepare-uninstall コマンドを実行します。これで、CACAO Windows サービスが削除されます。