Sun Java Enterprise System 7 リリースノート

Sun Java System Message Queue 4.3

Message Queue 4.3 は一般的に、Message Queue バージョン (バージョン 3.6 まで) との互換性を備えていますが、若干の互換性の制約が伴います。ブローカ、クライアント、管理対象オブジェクト、および管理ツールの互換性の詳細については、『『Sun Java System Message Queue 4.3 Installation Guide』「Compatibility Issues」」を参照してください。

Message Queue 4.3 が提供する公開インタフェースの安定性については、『『Sun Java System Message Queue 4.3 Administration Guide』の付録 B「Stability of Message Queue Interfaces」」を参照してください。

Message Queue の場合、ほかの Java ES 製品に対する依存性は必須ではありませんが、必要に応じてほかの一部の Java ES 製品を使用することにより拡張機能の利用を可能にしています。このような Message Queue の依存性に関する追加情報については、各コンポーネント製品のドキュメントを参照してください。

表 2–6 Message Queue が依存する製品

製品 

拡張機能 

サポートされるバージョン 

DirectoryServer 

管理対象オブジェクトおよびユーザーデータを、ローカルにではなく LDAP ディレクトリに格納 

バージョン 6.0、および 6.0 との下位互換を持つ 6.0 以降のマイナーバージョン 

GlassFish Enterprise Server 

クライアントとブローカ間の HTTP メッセージングのサポート 

バージョン 2.1、および 2.1 との下位互換を持つ 2.1 以降のバージョン。 

Sun Java System Application Server 

クライアントとブローカ間の HTTP メッセージングのサポート 

バージョン 9.1、および 9.1 との下位互換を持つ 9.1 以降のバージョン。 

Solaris Cluster 

高可用性サポートの提供 

バージョン 3.2、および 3.2 との下位互換を持つ 3.2 以降のマイナーバージョン 

Web サーバー 

クライアントとブローカ間の HTTP メッセージングのサポート 

バージョン 7.0 Update 3、および 7.0 Update 3 との下位互換を持つ 7.0 Update 3 以降のアップデート 


注 –

GlassFish Enterprise Server 2.1.1 には、Message Queue 4.4 が付属しています。Sun OpenSSO Enterprise 8.0 Update 1 Patch 2 には、Message Queue 4.3 が付属しています (セッションフェイルオーバー機能付き)。