Sun GlassFish Message Queue 4.4 Update 1 リリースノート

メッセージキュー 4.4 Update 1 の新機能

メッセージキュー 4.4 Update 1 は、いくつかの機能拡張とバグ修正が施されたマイナーリリースです。この節では、このリリースに含まれる新しい機能を説明します。

新しいインストールプログラム

メッセージキュー 4.4 Update 1 では、pkg(5) システムに基づいた新しい複数プラットフォーム用のインストーラが提供されています。pkg システムは、IPS (Image Packaging System) とも呼ばれています。このインストーラについては、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Update 1 Installation Guide 』を参照してください。

クラスタのトランザクションログのサポート

メッセージキュー 4.4 Update 1 では、ブローカクラスタをサポートするファイルベースのデータストアに対して、トランザクションの持続メカニズムが追加されました。このメカニズムは、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Administration Guide』「Optimizing File-Based Transaction Persistence」で説明されているように、ほかの機能も提供します。

インプロセスブローカ

メッセージキュー 4.4 Update 1 は、Java クライアント内からのブローカの実行をサポートします。これらのブローカは「インプロセスブローカ」または「組み込みブローカ」と呼ばれ、ブローカを作成および起動した Java クライアントと同じ JVM で動作します。詳細は、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Developer’s Guide for Java Clients』の第 6 章「Embedding a Message Queue Broker in a Java Client」を参照してください。