Sun GlassFish Message Queue 4.4 Update 1 リリースノート

インストールに関する情報

この節では、Message Queue version 4.4 Update 1 のインストールに関連した問題について説明します。

製品レジストリと Java ES

メッセージキュー 4.4 は、メッセージキュー 4.2 および 4.1 と同様に、新しいインストーラでインストールされます。このインストーラでは、JDK、NSS、JavaHelp など、Message Queue に必要な Java Enterprise System (Java ES) 共有コンポーネントもインストールされます。

新しい Message Queue インストーラと、以前のバージョンの Message Queue で使用されていた古い Java ES インストーラは、同じ製品レジストリを共有しません。Java ES でインストールされた Message Queue を削除したあと、Message Queue インストーラで メッセージキュー 4.4 をインストールすると、Java ES 製品レジストリが矛盾した状態になる場合があります。その結果、Java ES アンインストーラを実行すると、Java ES でインストールしなかったとしても、メッセージキュー 4.4 とそれが依存する共有コンポーネントが意図せずに削除されることがあります。

Java ES インストーラでインストールした Message Queue ソフトウェアをアップグレードする最善の方法は、次のとおりです。

  1. Java ES アンインストーラを使用して、メッセージキュー とその共有コンポーネントを削除します。

  2. Message Queue インストーラを使用して、メッセージキュー 4.4 をインストールします。

すべてのプラットフォームでのインストール

次に示す問題は、すべてのプラットフォームでのインストールに影響します。

Windows でのインストール

Message Queue を Windows にインストールするときは、次の制限事項に注意してください。

Solaris でのインストール

Linux でのインストール

次に示す問題は、Linux プラットフォームでのインストールに影響します。

インストーラのバージョン表示の問題

インストーラには、メッセージキュー のバージョン情報が不明瞭な形式で表示されます。(バグ 6586507)

Solaris プラットフォーム

Solaris プラットフォームの場合は、次の表を参照して、インストーラに表示される メッセージキュー のバージョンを判別してください。

表 1–13 バージョン文字列の読み換え

Solaris OS でインストーラに表示されるバージョン 

対応する メッセージキュー のリリース 

4.4.1.0 

4.4 Update 1 

4.4.0.0 

4.4 

4.3.0.0 

4.3 

4.2.0.0 

4.2 

4.1.0.2 

4.1 Patch 2 

4.1.0.1 

4.1 Patch 1 

4.1.0.0 

4.1 

3.7.2.1 

3.7 UR2 Patch 1 

3.7.0.2 

3.7 UR2 

3.7.0.1 

3.7 UR1 

3.6.0.0 

3.6 

3.6.0.4 

3.6 SP4 

3.6.0.3 

3.6 SP3 

3.6.0.2 

3.6 SP2 

3.6.0.1 

3.6 SP1 


注 –

3.6 SP4 のパッチリリースの場合 (たとえば、3.6 SP4 Patch 1)、インストーラで表示されるリリース文字列は同じままです。厳密なバージョンを判別するには、コマンド imqbrokerd -version を実行する必要があります。


Linux プラットフォーム

Linux のプラットフォームの場合、インストーラで表示されるバージョン番号は次の形式になります。

majorReleaseNumber.minorReleaseNumber-someNumber

たとえば、3.7–22 のようになります。これにより、3.7 リリースの 1 つであることだけはわかりますが、どの特定のバージョンかはわかりません。インストールされている メッセージキュー のバージョンを判別するには、次のコマンドを実行します。

imqbrokerd -version.

ローカリゼーションの問題

次に示す問題は、ローカリゼーションの問題に関係しています。