Sun GlassFish Message Queue 4.4 Update 1 リリースノート

メッセージキュー 4.4 で修正されたバグ

次の表に、メッセージキュー 4.4 で修正されたバグを示します。

表 1–8 メッセージキュー 4.4 で修正されたバグ

バグ 

説明 

6242247 

2 つのブローカが同じマシン上にあり、同じ名前である場合、マスターブローカを持つ MQ クラスタが起動後にハングアップします。  

6760937 

再起動されたブローカが DB に再接続しません。  

6763252 

期限切れまたは削除されたメッセージを確認するときに、ブローカは NPE よりも意味のあるメッセージをログに記録するべきです。 

6765410 

マスターブローカがローカルの配信対象に 2 回送信を行うと、スレーブで「永続サブスクリプションがすでにアクティブである」という例外が発生します。 

6796506 

リモートの PREPARE 応答の受信中にタイムアウトが発生した場合、リモートの PREPARED メッセージがロールバック後に再配信されません。 

6807708 

マスターブローカが動作していない場合、TemporaryDestination.delete が失敗します。 

6812037 

RFE: MQMessageListenerFunc がエラーを返す場合は、MQ_CALLBACK_RUNTIME_ERROR を afterMessageDelivery に渡す。 

6812755 

before/afterMessageDelivery のコールバックがエラーを返す場合、FINE レベルのログメッセージは WARNING レベルであるべきです。 

6816023 

Message.setStringProperty() の例外が、無効な文字の例外でプロパティー名を表示しません。 

6819095 

RFE: クラスタは、入力と出力ストリームのバッファーサイズの設定と TcpNoDelay をサポートすべきです。 

6820585 

「imqcmd list txn」が、リモートブローカの完了を待機している COMMITTED クラスタトランザクションを表示しません。 

6820588 

ローカルとリモートの両方のメッセージを消費するクラスタトランザクションが、待機中の状態で COMMITTED のままになります。 

6821639 

MQRA-DIRECT モードで AS 回復中に、rollback/commitTransaction で NPE が発生します。 

6823364 

RFE: C-API コンパイラの Solaris 上の Sun Studio 12 へのアップグレード。 

6829113 

Tuxedo TM が負荷の高い状況でタイムアウトしたトランザクションをロールバックすると、ConcurrentModificationException が発生します。 

6832197 

クライアントが確認の確認を要求しなかった場合に、非トランザクションのリモート確認はリモートの応答を待つべきではありません。 

6834735 

Tuxedo TM が START 状態のトランザクションをタイムアウトするときに、混乱を招く「予期しないブローカ内部エラー」のログメッセージが記録されます。 

6836364 

トピックがサブスクライバより前に作成されている場合、ワイルドカードサブスクライバがリモートメッセージを受信しません。  

6836691 

HA(JCAPS): XA の受信側がメッセージをロールバックしてコミットしたあと、受信時に「メッセージがすでに削除されている」という例外が発生します。 

6836749 

HA(JCAPS): 永続サブスクリプションの 1 つでメッセージをロールバックしてコミットしたあと、受信時に「ストアに確認応答が存在する」という例外が発生します。 

6837671 

HA(JCAPS): コミットが成功したあと、XAResourceImpl.rollback の実行時にコミットしたメッセージが繰り返し配信されます。 

6839193 

RFE: C++ コンパイラの Visual Studio 2008 SP1 へのアップグレード。 

6845625 

リモートコンシューマの作成と終了を繰り返すと、ブローカが低メモリー状態になります。 

6852207 

リモートブローカにメッセージを送信したときの NPE により、メッセージパケットの読み取り時にリモートブローカがメッセージを処理できない状態になります。 

6853822 

FAILED トランザクションを終了するときの、「操作 END_TRANSACTION を実行できません」という例外のメッセージは混乱を招きます。 

6854142 

「クラスタ接続を待っています」、「クラスタ接続を終了しました」のメッセージが 3 分ごとにリモートブローカに送られます。 

6858121 

リモートトランザクションが存在する場合に、「imqcmd list txn」でブローカのログに記録される「不明なトランザクション」の警告は混乱を招きます。 

6858488 

リモート参加のブローカが COMMITTED トランザクションを削除した場合、その COMMITTED トランザクションはトランザクションのホームブローカから削除されません。 

6858905 

Consumer.destroyConsumer で ConcurrentModificationException が発生します。  

6861362 

RFE: JMSBridge: ターゲット送信先とソース Message.getJMSDestination の自動マップのサポート。 

6861528 

RFE: JMSBridge: MessageTransformer.transform() で、ターゲットにある別の送信先へのメッセージの分岐を許可する。 

6861653 

トランザクションの負荷が高い状態で、過度のクラスタトランザクション情報が COMMIT が完了していない停止中のリモートブローカに送信されます。 

6862413 

「mq://xxx.xxx.xx.xx:pppp/ ... に 60 秒以内に到達できます」のメッセージは混乱を招きます。 

6863867 

停止したリモートブローカからの保留中の COMMITTED がある場合、HA ブローカの再起動時に MissingResourceException が発生します。 

6867596 

ブローカの再起動後に回復した PREPARED トランザクションが、ブローカをもう一度再起動すると、再び PREPARED 状態に戻ります。 

6868525 

リンク確立時に一時送信先をリモートブローカに転送すると、NullPointerException が発生します。 

6868578 

ブロードキャストまたはユニキャストの一部は、リンクが確立されたことを確認しないため、リンクのハンドシェークに干渉してリンクが停止します。 

6871612 

HA:保留中のブローカが停止している場合、リモートメッセージを消費するときに、「トランザクションの完了を通知できません..」のメッセージが記録されます。 

6886391 

メッセージがすでに削除されている場合、メッセージの確認時に NullPointerException が発生します。